「金無し...」の改訂版が出版社より当方のところに届いた。フィリピンに在住で、日本で本書を買うことができない方にお分けするつもりで、取り寄せたものだ。フィリピンでの税金、日本からの送料も含めて、1000ペソで提供する予定。フィリピン国内であれば郵送もするので、Eメールで届け先を連絡するとともに、本代と郵送料(LBCで160ペソ程度)は事前に振り込んでほしい。
イカロス出版社の方の話によると3.11の大震災以来、海外に居住するためのノウハウ本の出荷が急増し、「金無し、コネ無し、フィリピン暮らし」の在庫も底をついて、急遽、改訂版出版の運びとなった。初版出版から3年半が経過し、世の中の情勢も大分変わったので、記述を全面的に見直した。基本的な内容は同様だが、「フィリピンで死んでしまったら」、「子供の二重国籍」、「ペットのフィリピンへの持込」など初版では触れなかった話題を追加するとともに、「コンドミニアムの建設ラッシュ」、ファーストフードチェーン「INASALの躍進」などの最近の話題にも言及した。
さらに、表紙や各章の1ページ目を飾る写真や、この3年半に撮影したフィリピン人の生活振りの写真を大幅に入れ替えないし追加した。もちろん為替レートなどの最新データもアップデートし、年内にも出版される予定だが、書店に並ぶのは1月の中旬となる見込み。
今後、フィリピンにロングステイあるいは永住する方々が大幅に増えると思うが、本書が引き続きフィリピン生活のバイブルとしてお役に立てることを祈っている。