雑記帳 フィリピーナとの結婚は是か非か?


“ジャパ行きさん”効果というか、今、たくさんの日本人がフィリピーナと手を取り合って、フィリピンを訪れている。うら若いフィリピーナを伴って退職者ビザを申請にこられる日本人もいる。そして、当然の結果として、フィリピーナとの結婚という問題がおきてくる。すでに10万カップルが誕生しているそうだが、その一方で、9割が離婚するとも言われている。

“そもそも、フィリピーナとの結婚なんて止めたほうがいい。彼らは金だけが目当てで、家を建てたり、目的を達したらさっさと離婚して根こそぎ財産をもっていかれてしまう。”とアドバイスする人も多くいる。確かにフィリピンの法律では、結婚後に入手した財産は誰が金を出そうが夫婦共有で、離婚となれば折半になる。これが結婚前に手に入れたものにまで及ぶこともあるそうで、やらずぶったくり、合法的泥棒だ。

しかし、男女の仲は計算づくで計れるものではない。特に、フィリピーナは年の差なんて気にしない。10代の女性が60台の男性を本気で愛してしまうのだ。そこに打算がないわけではないだろうが、本当に本気なのだ。となれば、孤独だった日本人男性にとっての女神だ。だから彼女たちの結婚願望を満足させてやらないわけにはいかない。したがって私は結婚賛成派。どうぞ幸せになってくださいと手を合わせる。

しかしながら、フィリピンと日本の文化、慣習の隔たりは大きく、いたるところで摩擦を呼ぶであろうことは容易に想像できる。まがりなりにも国際結婚だ。幾多の難関を乗り越えてぜひその結婚を成就してほしいと思う。特にうまく彼女の家族とも良い人間関係を作り上げて老後を迎えたとき、きっと幸せな生涯を送ることができることと思う。それには、郷にいっては郷に従えという教訓を忘れないで、まず、フィリピン流に物事が考えられるように、自己改革が必要だ。

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