初孫誕生2008年8月5日


 728日夜半、待望の初孫が誕生した。名前は結月(ユズキ)、女の子だ。体重は3240KG23日が予定日だったのでちょっと心配されたが、順調なお産だったそうだ。両親とも長身のせいか、足や指がすらっとした赤ちゃんとのこと。実は私が48歳の時、長男が結婚し、40台で孫ができるのではないかと期待されたが、それから10年以上音沙汰がない。嫁さんが仕事優先で子供を作るのを躊躇しているためだそうだ。先日119日に3男の結婚式に帰国したが、その時花嫁はすでに身重であることを知らされた。この少子化の時代に、でかしたと褒めてやったものだ。

 ちなみに私は5人兄弟の末っ子で団塊の世代の先頭を走る。兄弟が5人に配偶者を加えて10人から生まれた子供が丁度10人でなんとか人口を維持できた。そして孫の世代となると今度生まれた初孫が二人目だ。10人の子供の世代はすでに3040歳になっているが、結婚しているのがたったの3人だ。こんな状況では我が家系はどうなってしまうのだろうと心配される。さらにまた、日本の人口はどうなっていくのだろう。女性一人当たりの出産する赤ちゃんの数が 1.29人とかいう数字を聞いたことがあるが、10人の子供に配偶者がいるとして20人に2人の子供ということになり、女性一人当たりの出産率はなんと 0.2だ。

一方フィリピンでも少子化の波をむかえつつあるとはいえ巷には子供があふれ、今でも一夫婦に34人の子供は当たり前だ。今でも人口は急速に増加しつつあり、学校を出ても就職できない若者が大勢いる。日本では介護老人の増加と若者の減少で近未来に十数万人の介護士やヘルパーが不足するといわれている。大いなる需要と供給があるのに、ビザの問題が大きく立ちはだかっており状況が改善される見通しが立っていない。両国の首脳がこの問題を正しく認識してこのギャップを埋めることができたら、どんなにか両国に寄与するであろうという思いがつのる。


 話を戻して、いずれ近いうちに初孫の顔を見に日本へ久しぶりに帰ろうかと思う。孫は実の子より可愛いというが、おばあさん(私の妻)の孫について語る電話の声はまさにそれだ。

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