封鎖が6ヶ月に差し掛かった9月はじめ、いよいよスマホ(ソニーエクスぺリア)使い物にならなくなってきた。私には物足りない、たった2年と9ヶ月の寿命だった。コロナ封鎖で外出ができない私は、息子に頼んで修理に出したのだが、「リセットしないとどうしようもない、リセットしたら、全てのデータは消失する」と言われて修理をあきらめた。参照ブログ「ついにスマホを買いました 2017年11月28日
主な不具合は①音声通話ができない(ラインやメッセンジャーでの通話はマイク付イヤホンで可能。電話嫌いの私には返って好都合なのだが、ロードできないのは不便だ)。②電池の消耗が激しくて夜間、スタンバイで使っていないのに30%くらい消費してしまう。③画面の端にあるAやPの文字の入力がきわめて難しい。④画面が頻繁にスタック/フリーズしてスタンバイ用On/Offを繰り返さなければ前に進めない。この④が決め手となって買い替えることにした。
因みにノキアの旧型携帯は、裏蓋がなくなったり、満身創痍ながらも健在で、スマホの通話機能が故障していることもあって音声通話用に使用中だ。こちらは、何の不具合もなく、スマホが故障したり、無くしたりしたとき、緊急用に維持しておく必要がある。フィリピン人とコンタクトをとるためにはなんら不自由もないし、小さくて軽いノキアは永久保存となるのだろう。
機種の選定については、使い慣れたソニーにしたいのだが、昨年、ソニーはフィリピン市場から撤退してしまって、市場に出回っていない。息子に相談したら、中国のショップから取り寄せることができて、価格も16000ペソで、前のスマホと同程度ということで即決した。機種が違うと、同じアンドロイドだとしてもデータの互換性や操作が異なって、簡単に使いこなすことが出来ないと踏んだのだ。
ソニー・エクスペリアのウエブ・サイトによると、すでに新しい機器が発売されていて、複数のレンズや防水機能付など、良いこと尽くめなのだが、私として、今使っているものと同じなのが一番だ。防水機能は良いとしても新しい機能は、私には猫に小判だ。
2週間ほどして到着したが、息子に頼んで、主要なアプリ、GoogleやYahoo、LINEやMessenger、銀行のオンラインバンキングを設定してもらった。スケジュール表のデータもシンクロしていて、旧スマホが、そのまま新スマホに入れ替わったごとくほとんど元の状態になった。さらにシムやSDを移設したら、そのまま使えて、もちろん旧スマホの故障はすべて解決した。
息子によると、裏蓋に隙間があって開けた気配がある。本体をいじくったら証拠が残るので、電池を代替品に交換したのではないか、そのせいか、こころなしか電池の消耗が早いと報告があった。仮にそうだとして、証拠を見つけてクレームしたとしても徒労に終わると思うし、電池は消耗品なので、泣き寝入りすることにした。中国となると、どうしてもそんな疑りを持ちたくなる。
因みに、旧スマホを修理に出すと、4~5千ペソかかってしまうということなので、取り止めて、後釜として予定していたママ・ジェーンの14歳の姪にはその修理代で新品を買ってやることにした。コロナの影響で行なわれるオンライン授業にどうしても必要なのだそうだ。なお、旧スマホは少なくともゲーム機としては使えそうなので、キアンのアドバイスに基づいて、将来末っ子のココがゲームに目覚めたら譲ることにした。