日本語判ホームページが英語版に大変身 2011年5月23日


 KIANのパパであるカーネル(大佐)ヤンさんの娘キンバリー(キム、15歳)がバギオに近いヌエベ・ビスカヤから夏休みを利用してやってきた。彼女のことは、いずれ詳しく紹介するが、今朝、大変貴重な情報を彼女がもたらしてくれた。

 

  正月以来のことなので、私が掲載したブログを彼女に見せてやった。内容は分からなくても写真を見るだけでも楽しいだろうというわけだ。彼女が席を開けたの で、ちょっとパソコンをのぞいてみると、私が書いたはずのブログが英語になっているのだ。これは異なこと奇怪な、というわけで、聞いてみると、右上の Translateというボタンを押すだけで英語にでもタガログ語でもなんにでも翻訳されて現れるというのだ。CIMG3872s-2

 

 翻訳ソフトがあるというのは知ってはいた。しかし、それを使って作成したであろうPRAのパンフレットを見ても、なんとも使い物になるレベルには程遠かっ た。とてもとても恥ずかしくて人前に出せるものではない。だから、翻訳ソフトが実用に供するには後10年はかかると思っていた。CIMG3873s-2

 

  確かに、私のHPやブログの英訳を見ると、「人気者」や「苦節」などの漢字はそのままで、翻訳の精度については50点はあげられない。しかし、今まで写真 を見るしかないフィリピン人が、50%、場合によっては80%程度の 内容を理解できるとしたら、これは革命的なことだ。私のホームページやブログで退職者に多くの情報を発信しているが、私の同僚のフィリピーノは私がどんな 情報を発信しているか知るすべがないのだ。CIMG3874s-2

 

 

 新しいページを開くとほとんど一瞬にして日本 語のページが英語になってしまう、まさに質より、量あるいはスピードだ。パンフレットや本、ホームページなどの公式な文書には使い物にならないとしても、 内容を把握するための助けとしては秀逸だ。これでフィリピン人の同僚たちとも大いに情報交換ができるというものだ。CIMG3875s-2

 

なぜ、インターネットを開いたとたんにこんな機能が使えるということを私は知らなかったのだろう。自分のパソコンを開いて見ると、どうしてもその機能が発 見できない。キムに使わせたパソコンだけが、Googleのサイトにつながっているので、どうもGoogleのサービスらしい。どうやればこうなるのか、 ヤンさんの弟のノンに聞いて見なければ分からないが、彼が気まぐれでそういう設定をしたらしい。どのようにすればGoogleのサービスを使えるのかいず れ確認して報告するつもりだが、そんなことは知っているという方がいたらぜひ教えてほしい。

ところで、Yahooのメールも自動翻訳ができたら、日本語のメールのCCをフィリピン人に読ませることもできる。日本人とフィリピン人の間で言語の障壁なしに会話ができてしまうという、これまた画期的なことだと思ってためしてみたら、ばっちりだった。CIMG3877s-2

 



  一方、これは両刃の刃(やいば)で、従来、日本語で話をしていれば、あるいはメールをしていれば、フィリピン人にはわからないから、内緒話には好都合だっ た。しかし、彼女か誰かに、知らぬ間にメールを開けられて、翻訳して読まれたとしたら、これはやばい。だからパソコンのメールは使うごとにログオフして、 フィリピン人の彼女や奥さんには暗証番号を教えないことが肝心だ。

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