いよいよ12月、フィリピンはクリスマス一色といいたいところだが、街の飾り付けは、少々地味なようだ。サウス・スーパー・ハイウエイ沿いのクリスマス・ランタン売りのお店も数が少ない。
アヤラ通り沿いの電飾は去年は雪が降るような電球が連なって幻想的だったが、今年はいたって平凡だ。アラヤ・トライアングルの飾りつけも目に付かない。
SMマカティの工芸品売り場、民芸品でBALIKBAYANの向こうを張るKULTURAには、まさに売らんかなの商魂でクリスマスの飾り付けが所狭しと並んでいたが、客はほとんどいない。せいぜいKIANが走り回っているくらいだ。庶民は去年使ったものをまた使うから、新規に買う人はあまりないのかもしれない。これだけの商品が余ってしまったら、また来年売るのか、あるいは処分してしまうのか、気にかかるところだ。
今日、ここへ来た目的はKULTURAの店員が毎日4時からはじめるダンスだ。KIANがこれにあわせて踊るから私に是非見せたいというわけだ。しかしこの日のKIANはのりが今一だったようだ。
我が家にもサンタクロースの人形が3つほど飾ってあるが、しっかりもののマム・ジェーンはデビソリアで一体200ペソで買っているが、KURUTURAでは同じものが500ペソだそうだ。