12月ともなると街はクリスマスの飾りで埋め尽くされる。すべての事務所、レストラン、ホテル、各家庭のロビーはクリスマスツリーが飾られる。
フィリピンで最高級ホテルの名をほしいままにしているシャングリラ・ホテルさぞかし豪勢であろうとわざわざ取材にでかけたが、案外平凡だった。
クリスマス・ツリーの他には、日本ではあまり見られないキリスト生誕の様子をモチーフにしたものが飾られる。そもそもクリスマスはイエス・キリストの生誕を祝うものだが、日本ではそんなことは気にかけないだろうが、クリスチャンの国フィリピンではちゃんと原則を守っている。
高級デパートで有名なルスタンのショーウインドーはクリスマスの装飾で飾られていた。さすがルスタンのやることはセンスがある。
さらに道路も装飾の対象だ。道路や広場に植えられたココナツの木などに電飾を施して、クリスマス気分を盛り上げている。
アンヘレスのゴーゴークラブ街もクリスマスを間近に控えて、お店の飾りつけが派手になってきている。しかし、客の入りは12月に入って減っているらしい。
アヤラアベニュー沿いにビル全体をクリスマス・ランタンに模した飾り付けを発見。ビルのオーナーのこだわりと伺える。
リトル東京の居酒屋ではウエイトレスにサンタの服を着せている。