こともあろうに1月1日、チト・アラン(マム・ジェーン一家の次兄)の5人目の子供(アリヤナ)の洗礼式(バプティスマル)が執り行われた(ちなみに赤ん坊の母親は3人目だ)。といっても、いわゆる集団洗礼式で、午前中、近所の教会(サンアントニオ教会)で、数十人の子供が参加して、一辺に済ませるものだ。一般庶民はこれが普通で、5年前のKIANの洗礼式は教会とレストランを貸切でやったが、これは特別だ。
息子は、ニノン(後見人)になるよう依頼され、式に出席した。ニノンになると、人生の節目節目で面倒を見る必要がある。したがってかのマルコスは数万人のニノンになったそうだ。
式のあと、両親双方の姻戚が集まって、披露宴が農場で行われた。当方は、当日までそのことを知らなかったが、母親は近所の農家の出で、13人兄弟だそうで、かなりの数の来客となった。
この日の披露宴の主役は、アリヤナ。KIANは案外おとなしく見守っていた。
食事の後は子供達をプールに招待。大人たちは酒盛りだ。
この日は残念ながらマヨンを拝むことは出来なかった。
以前、農場で暮らしていて私がお世話になった デビナも結婚して一児の母になっていた。2週間後にやはりサンアントニオ教会で洗礼式を行ったそうだ。息子とも親しかったのでお決まりのニノンの依頼があり、今後、一生の面倒を約束させられたようだ。