デング熱が大流行 2010年8月26日


ここのところ毎日のようにデング熱流行に関する記事が流れている。814日までに感染者は全国で5万人を突破したそうだ。

 蚊が媒体する病気としてはマラリヤが有名だが、これはジャングルに限られ、都会で感染することはなく、話題になることも無い。一方のデング熱はここ10年くらいの間に多くの人が感染するようになった。こっちは熱帯しま蚊が媒体し、都会で繁殖し、しかも昼間に活動するという厄介な蚊だ。政府や大使館も、蚊が生息できる環境、すなわちプールや池、古タイヤや缶などの水たまりを消毒あるいはなくすこと、など原始的な方法が有効と奨励している。

 デング熱にかかると、高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛さらに吐き気、血圧の上昇と低下などマラリヤ以上の苦しみで、死亡する場合もある。回復には数週間要するが、体験者によると死ぬほどの苦しみだという。現状ではデング熱に対する予防ワクチンもなく、蚊に刺されないことが唯一の予防法だそうだ。幸いにも人から人への感染はしないので、劇的な感染の広がりはありえない。

 昨夜、私の部屋のコンセントにおかしなものが装着されていた。相棒のはからいで電気蚊取り器をセットしたようだ。少し、変なにおいがしたが、この時期、我慢するしかない。

 

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