日本のお盆があけると、今度はフィリピンの休日シーズンに入った。今週末(8月20日、土)から3連休。そして来週(8月27日、土)は4連休だ。
8月20日(土)、21日(日)ニノイ・アキノ・ディで祝日、翌22日(月)は代休で3連休。
前アロヨ大統領は代休やブリッジ休みを乱発して、やたらと休日を作って国民の人気を得ようとしていたが、現アキノ大統領は、その点控えめだった。しかしながら、実の父の暗殺されたこの日は、アキノ大統領にとっては特別の日で、翌日の月曜は代休として、国民に父の冥福を祈ってほしい、ということのようだ。
8月27日(土)、28日(日)、29日(月)国民英雄の日、30日(火)ラマダン明けで4連休
このラマダン明けの発表があったのが、ほんの昨日19日(金)のことだった。大使館に行って見ると8月29日と30日は休館と張り紙がしてあって、初めてこの日がラマダン明けの休日ということを知った。フィリピンにはミンダナオ地方が中心にイスラム教徒が5%ほどいるが、90%以上がキリスト教徒のフィリピン人にとっては、単なるいつになるか分からない休日でしかない。この休日というマラカニヤンの発表でその存在を思い起こすだけだ。
次に年内の休日を参考に列挙する。
10月29日(土)、30日(日)、31日(月)ブリッジ休み(未定)、11月1日(火)All Saints Day(万聖節)で4連休
万聖節は皆ふるさとへ帰りお墓参りをして故人に再会する日だ。だからほとんどの人は田舎に帰り、マニラは空になる。日本のお盆と同様帰郷ラッシュはすさまじいものがある。10月31日は休日のブリッジだが例え祝日とマラカニヤンが決定しなくても、実質的には休みと思ったほうが間違いない。
11月30日(水)、ボニファシオ・ディ
革命組織KKK団を率いたフィリピンの英雄ボニファシオの生誕を祝う休日だ。
12月24日(土)クリスマスイブ、25日(日)クリスマスの祝日、26日(月)代休で3連休
12月30日(金)リザールディの祝日、12月31日(土)、New Year’s Eveの祝日、1月1日(日)新年の祝日、1月2日(月)新年の代休、で4連休
私企業では27日(火)~29日(木)の3日間も含めて、12月24日から1月2日まで10連休とするところが多い。日系企業あるいは大使館など、23日(金)は日本では天皇誕生日の祝日で、それにと三が日をあわせて、12月23日~1月3日まで12連休とする場合もあるだろう。