世界で一番長いクリスマスを楽しむといわれているフィリピンでは、10月に入るとすでにクリスマスの準備が始まる。毎年地味になるクリスマスだが、クリスチャンのフィリピン人にとってはクリスマスなくして年をこすわけにはいかない。下の写真は、マカティのアヤラアベニューで11月7日に撮ったもの。マカティの中心、アヤラ・アベニュー、マカティ・アベニュー、パセオ・デ・ロハスがかざられている。
パロルは決して安いものではない。30cmの小さいもので2000ペソ、70cmで3000ペソ近くする。だから庶民はシーズンがおわると大事にとっておいて、来年もまた使う。また、毎年同じ大型のパロルを飾っているビルもある。
クリスマスに欠かせないもう一つの飾りがクリスマスツリーだ。デパートやナショナルブックストアでは所狭しと飾り付けの材料を並べ、クリスマス気分をあおっている。