レガスピ市はビコール地方アルバイ県の州都だが、周辺のスルスゴン県、カトンドアネス島、マスバテ島も含めたこの地方の中心都市で、ビコール地方ではナ ガに続く地方都市で人口は20万人を超えるそうだ。ここには巨大なガイサノ・モール(写真右上ののオレンジ色のビル)とLCCデパートがあり、どちらもク リスマスとあって人であふれていた。写真の手前は滑走路。
レガスピ空港の滑走路の脇にリニョン・ヒルという展望台がある。そこからはマヨン火山やレガスピ市、そして飛行場が手に取るように見える。この日も滑走路 から飛び立つ飛行機の撮影に成功した。また、右の写真はマヨン火山の裾野を走る人間ロープウエイだ。一回350ペソもするそうで、ちょっと庶民には手が出 ない。この日は小雨模様にもかかわらず、クリスマス休暇でマニラから帰った人々でごった返していた。
レガスピの北の町、サント・ドミンゴはマヨン火山が一望できる海浜リゾート地帯だ。海岸線にはリゾートが立ち並ぶが水はさほどきれいでない。その一つパラ メーラ・リゾートでランチを取った。久しぶりに訪問したら、前面の海を10mほど埋め立ててプールと広場を作ってあった。ここは昼よりも夜のほうが恋人た ちでにぎわうそうだが、ここの料理の出て来るのが遅いのは相変わらずだった。
この日、夕方になってマヨン火山がはっきりと姿を見せた。レガスピの街の風景に溶け合って独特な雰囲気をかもし出している。
訪問客のお一人が最終日はレガスピに泊まりたいというので、ペッパーランド・ホテルに案内した。シングルが税金とサービス料、朝食込みで2240ペソとま あまあの値段だ。飛行場へは歩いていけるほどの距離だが、無料送迎車が出るそうだ。表からはわからなかったが意外と大きいホテルでインターネットをはじ め、ほとんどの必要設備がそろっている。部屋もゆったりして、きれいで、お勧めのホテルといえる。
ホテルのまん前には雰囲気のあるフィリピーノレストランがオープンしている。また、その裏は個人の家とは思えない青い豪邸がある。