ナビマニラ(無料情報誌)でも紹介された、話題の電飾ハウス、マンダルヨン市、ポリカルピオ通りに見学に行ってきた。ほんの100Mほどの普通の民家で、そのうち3軒ほどがこった飾り付けをしているにすぎない。他の家々は何の飾りもなしに、突然の騒ぎを迷惑そうに静けかえっていた。しかし写真好きのフィリピーノを魅了してやまないようだ。
通りの入り口にはPOLICAPRIOのアーケードがあった
ナビマニラNo.28の表紙をかざった電飾ハウス、さすがではある
電飾ハウスの門で記念撮影、KIANはママ・ジェーンの言いつけどおり手を掲げて誇らしそう
2軒目の電飾ハウス、この方がちょっとセンスがあるようだ
最近はカメラを向けると思わずポーズをとるKIANだ
3軒目にはたくさんの屋台が出ていて、お祭りのよう、そうなるとKIANはバーベキューが食べたいと言い張る。一本たったの15ペソ、40円足らずだ
食い意地の張っているのはKIANばかりではなかった。参加者全員があれやこれやと買い食いをはじめた
クリスマスがせまる23日、イブの前日と会って、かなりたくさん(100名程度)の見物客が集まっていた。皆、食いしん坊だ、キリストの生誕のジオラマの下には屋台が並ぶ
屋台の売れ筋はバーベキュー(ポークの焼き鳥風)、フレンチフライ、ホットドックなどが本命だ
キリスト生誕のジオラマを前に、はいポーズ
帰り、マンダルヨン・シティ・ホールを通りかかると、たくさんの屋台が出ていて、大勢の人でにぎわっていた。まさに師走の喧騒がそこにあった。
電飾ハウスに 、通り全体が競いあって飾り付けをしていると期待していっただけに、たったの3軒だけだったので、ちょっと期待はずれだった。しかし、たったの3軒で20軒ほどの屋台と、これだけの人を集めることができるのだ。もし、これをわが農場でやったとしたら、ファームハウスを使って、もっとましな飾りつけは出来るし、毎日200人程度の人が集まったとして、一人50ペソ程度のお金を落としてくれるとしたら、そして一ヶ月くらい営業したら、どうなるのだろうと、頭が計算をはじめた。
200人x50ペソx 30日=30万ペソ、悪くない商売だ。もちろん農場の敷地内だから、屋台の運営は外部には許可しないで身内だけで営業する。50%の粗利がでるとしたら、一ヶ月で15万ペソ、飾り付けの費用に5万ペソかけたとしても10万ペソの利益だ。入場料をとったとしたら、さらに 200人x10ペソx30日=6万ペソ。合計16万ペソの利益となる。
さらに、サンタやポケモンを登場させるなどのアトラクションを加えたら、一日200人ではおさまらないだろう。タバコ市のあるアルバイ州全域から人が集まって、毎日500人程度期待できるかもしれない。そうなると、500人x(50ペソ+10ペソ)x30日=90万ペソ、50%の粗利とすると、なんと45万ペソの利益となる。これはやるしかない、ようやく、最小の投資で利益を得るビジネスモデルが見えてきた。