今年は4月18日の週がホリーウイーク(聖週間)で、21日(木)~24日(日)が4連休となり、その休みを利用して約1週間、ビコール、タバコの農場 に滞在した。今回は息子も一緒で、久しぶりにのんびりすることができた。その間、Good Fridayの行列に参加したり、KIANの誕生会、そしてカラモアン探訪など、盛りだくさんだった。
行きの飛行機からは久しぶりにマヨンがきれいに顔を出していた。地上からは雲に隠れて見えなくてもこのように雲の上に顔を出していることもある。以下農場を散歩した際に撮った風景写真だ。
日本ではなかなか見られない黄色い大輪のハイビスカス(ゴマメラ)とサボテンの一種。
闘鶏とアヒルの赤ちゃん、外に出すとアイスにやられてしまうのでしばらくはケージに入れて育てている。
バナナは1年中たわわになっている。まだ食べるには早すぎて、なかなか食する機会がない。
カラチュチの花が見ごろでたくさん咲いている。お猿さんは子供達の友達だが、犬とはやはり中が悪く、大人の背丈ほどの高いところに小屋がおいてある。
家を建ててから8年になるが、周囲に植えた果樹は実をつけ始めている。7~8mに育ったアボカドの木はたくさんの実をつけ、数ヵ月後が楽しみだ。
5匹いた子豚はKIANの誕生会に供されて、3匹になっている。ジャックフルーツ(ランカ)は家の周りに10本くらい植えてあって、大きな実をつけている。
水芭蕉のような花の芯には蜂の一種が蜜を吸いにとまっている。
タガイタイでパイナップルの苗を100本買って植えたが、実をつけ始めている。
草刈はダニー(農夫)の重要な日課で、草刈機で雑草を一網打尽にする。三角の屋根は闘鶏の個室だ。
テ ラピアノ養魚場にはもともと農夫が住んでいた小屋を残してある。養魚場にはアヒルが泳いでいて、いつもテラピアノえさを横取りしている。この池にすんでい るタニシはアヒルが食べてほとんどいなくなっていまったが、アヒルはタニシを食べて、頑丈な殻の卵を産んでくれる。これは私の大事なおかずとなるが、マニ ラで買って生食する卵に比べて格段においしい。
豚小屋の屋根は5年前の台風レミンで飛んでしまったので、低めの場所にアナハウで屋根を作ってある。椰子の一種のアナハウはもっぱら屋根材として使われるが、とても涼しい、かやぶき屋根のようなものだ。
8年前に100本ほど買って植えた椰子の木も大きく育ってたわわに実をつけている。全部の椰子の木が実をつけ始めたらなかなか食しきれないだろう。
闘鶏のオス同士が近づくとすぐに喧嘩を始めてしまうから、常に孤独だ。ゲートからファームハウスに向かう道路の両側にはナラの木が植えてあり、樹木のトンネルができるようにしてある。思惑通りのアーチを形成される日も近いようだ。
アヒルのほかにガチョウと七面鳥ののつがいがいるが、珍しくガチョウが悠々と泳いでいた。
普段はなかなか顔を出してくれないマヨンだが、この時はうっすらと全容を見せてくれた。
農場のゲート付近は果樹園(ピリナッツ50本の他スターアップル、マンゴなどが植えてある)、その奥が庭園(将来計画)、そしてファームハウス、その奥が農地となっているが、農地は米の他にカモテ(サツマイモ)やキャッサバなどが植えられている。
雲の切れ目に顔を出したマヨン。このときがこの休暇での見納めだった。