Monthly Archives: August 2006


メトロマニラは首都圏のマニラ、マカティ、パサイ、ケソン、パラニャケ等17の市町村を総称したもので、東京23区のイメージだ。メトロマニラの人口は1000万人を超え、、東京に追いつくのは時間の問題だ。 メトロマニラの全体図 メ トロマニラの中心市街地の喧騒はひどいもので、マカティを除いたら暮らすにはとてもお勧めできない。マカティはフィリピン一の財閥アヤラ一族が開発した新 興都市で、世界に誇れる近代的国際都市であり、フィリピン経済の中心地となっている。ほとんどの企業はマカティに事務所をもち、ビジネスマンであふれて いる。退職庁の事務所もマカティの中心にある。また、ショッピング、食事、娯楽施設も豊富で、マニラといえばもはやマカティといえるほどだ。高級 コンドミニアム、高級ビレッジも豊富にあるが、値段もそれなり高級だ。   スカイウエイからマカティ市を望む マカティの中心、アヤラ通り マニラ市は下町でフィリピンの真髄を見る気がする。かつてマニラを象徴したゴーゴーバーが建ち並ぶデルピラ通りは姿を消したが、その喧騒と混沌は今でも健在だ。チャイナタウンやエルミタなどフィリピン通には魅力一杯の町だ。 歴史地区イントラムロスではスペイン風の街を馬車で回れる  ケソン市、パラニャーケ市等は山の手にあたり、住宅街が広がっている。パラニャーケに住む日本人も数多くおり、タウンハウスや一戸建てが手ごろな値段で手に入ります。 パラニャケのタウンハウス、イリジウムは日本人により開発された フィ […]

フィリピン案内 メトロマニラ


定年退職後の人生を海外ですごそうと考えた場合、永住ビザの取得の容易さ、生活費の安さ、日本からの距離など考えると、候補はタイ、マレーシア、フィリピンの3つの国に絞られてくる。その中で、私はフィリピンが一番と軍配をあげる。なぜなら 永住ビザの取得が容易で政府が退職者の受け入れに積極的 物価が日本の約5分の1 豊富で優秀な労働力、単純労働者の賃金は日本の10分の1から20分の1 外国人に対するホスピタリティーとお年寄りを大事にする国民性 英語が公用語であり、アメリカ、イギリスに続いて英語を話す国民が多い 韓国、台湾、中国を除き日本に一番近い外国 日本に強い親近感をもっている お年寄りにきびしい冬がなく、暑さもほどほど、花粉症、アトピーもない アメリカ仕込みの医療が充実している キリスト教国であり、食物に制限が無く豊富 デズニー漫画に出てきそうなジープニーがマニラを案内する し かしながら、これを是としない方も多いかと思う。それは、フィリピンは危険というイメージだ。フィリピンは凶悪犯罪や詐欺・汚職・売春のメッカとい う悪評がまかり通っている。これは、一面では事実かも知れないが、それが日本には何十倍にも増幅されて伝わっているような気がする。こちらにいる […]

フィリピン案内 概論



フィリピンあるいは世界の名峰マヨン火山の麓にあるのがビコール地方アルバイ県、私の農場のあるところだ。マヨン火山が噴火すると多くの観光客が集まるのだが、普段は静かな、どこにでもあるコール地方の一都市だ。マニラから飛行機で40分足らず、陸路でも行くことが出来る。アルバイ県には周辺には、スプリングリゾ-ト、ビーチリゾート、ジンベエザメウオッチングなどの観光資源が豊富にあり、まだ俗化されていない、リゾートの穴場だ。特にカグラライ島には手付かずの白砂のビーチがたくさんある。 レガスピ空港からマヨン火山を望む ビコール地方はルソン島の西側に位置するマニラと違い、明瞭な乾季がない。特に12月から1月に多く雨が降り、2月は比較的涼しく大変すごしやすいこ気候となる。しかし、台風が発生する区域に近く少なからず台風がやってくる。そのため、緑が濃く、国道がアカシアの並木トンネルなどになっているところが数多くあり、緑豊富な田園地帯だ。 2011年4月26日レガスピ空港にて撮影、朝日を受けて荒々しい斜面が際立っている 2011年4月18日飛行機より撮影、朝もやにかすむマヨン 2011年1月4日、飛行機より撮影 2010年12月27日レガスピ市にて 2010年9月5日サントドミンゴより撮影 2009年12月27日、噴火寸前のマヨン(タバコの農場より) 2009年12月25日、レガスピ空港より 2009年11月3日、農場より噴煙たなびくマヨン 2009年4月9日タバコ湾から撮影  タバコ湾からながめたマヨン火山の雄姿 現在も活発に活動するマヨン火山 マヨン火山レガスピ空港より […]

フィリピン案内 名峰マヨン火山百景