Monthly Archives: February 2007


マニラの高級ホテルは一泊150~200ドル程度で泊まることができるが、40~50ドル程度で泊まれる中期滞在用の日本人向けホテルやキッチン付きの長期滞在型コンドテルも多数ある。フィリピーノ向けの30ドル程度で泊まれるホテルもあるので、予算に合わせて選択できる。 日本人に一番人気の五つ星ホテル、ドーシットホテル 高級ホテルでは外国人用とローカル用の値段との2本建てとなっているらしい。SRRV保持者はローカルだから、あくまでもローカル値段を適用するようリクエストしてほしい。場合によっては半分程度で泊まれるそうだ。 クリークサイドに近いアモーソロマンション、中長期滞在に最適 マカティアベニューには一泊1500~2500ペソ程度の宿が集中している   フィリピンにはバックパッカー用の格安ホテルがほとんど見当たらない。格安で泊まる方法としてはモーテルを利用する方法がある。モーテルは普通3時間単位だが、12時間泊まることもできて、525ペソ(11ドル程度、2007年7月現在、金土日の週末は倍額)という格安の値段になっている。夜チェックインして朝チェックアウトするということで寝ることだけを目的にするならば十分だ。一人でも二人でも値段は一緒。ソゴーというホテルがチェーン展開しているが、赤と黄色のビルで浮世絵の女性の顔をトレードマークにしていて目立つのでわかりやすい。そのほかにも同程度の価格で営業しているモーテルが下町には多数ある。清潔で広々していて、一泊30~40ドルの宿に十分匹敵する。 赤と黄色の外装が目を引くSOGO SOGOの週末の価格表 安値キャンペーン中のモーテル 一般のフィリピーノが利用している最安値の宿はベッドスペースと呼ばれている、相部屋のアパートだ。部屋一杯に2段ベッドを置いて、寝るためのスペースが確保されているだけだ。1500ペソ/月程度が相場です。もちろん日本人にはお勧めできない。 フィリピーノが利用するベッドスペースと呼ばれる宿泊所 女性専用のベッドスペースの宣伝 コンドミニアム、アパートの相場はワンルームで月々1万ペソ位から高級コンドミニアムの3LDKで10万ペソぐらいまで様々です。一般に入居時に敷金2ヶ月と一ヶ月前家賃で、3ヶ月分を支払う必要がある。高級コンドミニアムは一年間の前家賃で、14ヶ月分程度を支払う必要がある。しかも中途退出の返済金はありません。地方に行くとコンドミニアムは少なく、一戸建てかアパートになって5千ペソから2万ペソぐらいでまあまあのものが借りられる。 マカティサルセドのコンドミニアム群 […]

フィリピン生活 泊まる、住まう


フィリピンには実にたくさんの美容院あるいは床屋がある。美容院はパーラー、床屋はバーバーショップで主に男性客を扱う。パーラーでは髪のほか、スキンケアー、爪の手入れやマッサージもやってくれる。バーバーでもマッサージをやってくれるが、最近は特に美肌ブームで肌の手入れを行うパーラーがはやっているようだ。   美容院のマッサージ等の値段表 美肌サロンチェーンのレッツフェイスイット   ほくろやあざをとったりする行為はもはや美容院ではなく美容医療の範疇に入ってくるが、ベロに代表されるこの手のクリニックもモール等に見かけるようになった。ベロは、かの有名女優のクリスアキノ(コーリーアキノ元大統領の娘)のおなかの脂肪を取りセクシーなボディを作ったことで一躍有名になった。 ビューティクリニックもブームになっている 美白専門クリニック 内部はいかにもクリニックだ   男性のヘアーカットは大変安く50~100ペソ程度。また、美容師の半数以上はオカマで本物の女性と入り混じって仕事をしている。下手をすると髪を切りながら口説いてくることがあるそうなのでハンサムな人は女性を指名するようにしたほうがよいだろう。 床屋さんの雰囲気は日本と大差ないが値段は大差がある パーラーにはオカマがたくさん働いている

フィリピン生活 散髪、美容



マーサージパーラーと呼ばれるスパはフィリピンでも非常に盛んで、ホテル、ゴルフ場、リゾート、飛行場、そしてモールや繁華街のいたるところで見かける。ネットワールドホテルのSM健康サウナは日本式のお風呂も備えて日本人に人気がある。その名も“ ザ・スパ”はマニラの主要な地域にチェーン展開する高級スパだ。マカティ地区唯一のゴルフ練習場であるマカティ・ゴルフに付随するスパでは韓国式のあかすりもやってくれる。値段は店の構えにより様々だが、1時間2~3百ペソ~1000ペソ、500~2000円程度。これらはいずれもいかがわしいサービスをするところではないから、決しておかしな要求をしないよう心すること。 下町マラテの有名なスパ、リッツ マカティのジュピター通りに出現した岩盤浴 高級スパチェーンのザ・スパ(ジュピーター、マカティ) LRIデザイン・プラザ内のスパの受付

フィリピン生活 癒す


 長年の退職者との書類のやりとりの経験から、結論としてフィリピンでは普通郵便を使うべきではない。届くか届かないか、あるいはいつ届くかは神頼みだ。日本から雑誌や新聞を送ると月単位の時間がかかる。もしお札などを忍ばせて置いたら、郵便物そのものまでなくなること必須だ。そこでもっぱら利用するのは日本―フィリピン間であればEMS(国際スピード郵便)、フィリピン国内であればLBCだ。これらはパソコンや手荷物も扱うので大変便利だ。 EMSでは3~4日程度で届く。もちろん地方に住んでいる場合は、もう少々時間がかかるだろう。パスポートなど大事なものも安全に送ることができる上、お金を忍ばせておいても決してなくならない。フィリピンへ少額のお金を送る場合、送金料が数千円するため、現実的ではない。その点、EMSならお札でさえあればわからないので大変便利だ。パスポート程度のもので800ペソ程度かかるので決して安い送料ではない。EMSの場合でも手荷物の場合は郵便局に受け取りに行かねばならないが、代理人に頼む場合は通知書にサインして、IDカードを持たせる必要がある。 EMSの封書   LBCはフィリピン国内の宅配便の大手だ。街のあちらこちらに大きな赤いLBCの文字が目立つ。LBCは全国翌日配達を標榜しており、日本人の感覚で物事が進む。パスポート程度であれば120ペソ程度で送れるが、重要なものは保険をかけさせられるので倍程度の金額になる。LBCではお金は現金書留として別途に送らなければならない。お金を入れておくと巧妙に抜き取れてしまうことがあり、しかもお金はいれいけないことになっているので文句を言えない。 LBCの大きな赤い看板はすぐにわかる LBCの封書

フィリピン生活 郵便



フィリピンでは洗濯屋(ローンドリー)が街のいたるところに開業しているので独身でも困らない。アイロンをかけてもらっても1kgあたり30~50ペソ。ただし、最低3kgよりなど。配達はしないのでお店にもって行く必要があるが、2~3日で仕上がる。ホテルに頼むと、下着などは新品を買うくらいの料金を取られてしまうので、めんどうでも洗濯屋に持っていったほうが安上がりだ。 街角のローンドリーショップ 私の住まいあるコンドミニアムにも洗濯屋さんがある   ローンドリーショップの中は洗濯物で一杯    

フィリピン生活 洗う


1. メトロマニラ マカティのオフィスが周辺に広がるウルダネッタ、マガリヤネス、フォルベスパーク等のビレッジと呼ばれる高級住宅街を是非見学してみてほしい。そこの住人かその訪問者でないと中へ入れないが、機会があったらその家並みを眺めてみたい。フィリピンに対するイメージが一変するはずだ。そこには田園調布うあ芦屋、顔負けの高級住宅が延々と続いている。 アヤラアラバンビリッジの豪邸 マカティビジネス街の中心にあるグロリエッタ・モールは周囲のデパート、SM、ランドマーク、ルスタンらとともに一大ショッピング天国を形成している。その隣のグリーンベルトは若者が集うモダンなレストラン街だ。 グロリエッタの中心の広場 都会のオアシス、グリーンベルトは若者でにぎわう 夜のブルゴス通りは妖しいネオンが輝く   マカティの北、フォートボニファシオに第2次世界大戦で戦死したアメリカ、フィリピン兵の墓地がある。墓地というより公園で大変美しいところだ。その周辺はボニファシオ・グローバル・シティとよばれ、超近代的な街並みがフィリピンには異質の国際都市を形成している。また、第3のと都心、オルティガスの先にはグリーンヒルというショッピングモールがあり、数千ものコピー商品や宝飾品を売る小さな店がひしめいている。 フォートボニファシオのアメリカ記念墓地 グリーンヒルのショッピング街 マニラ湾の埋立地にSMモールオブアジアという巨大なモールが営業している。その近代的で巨大なモールは街そのものが建物に収められたようで、一見の価値がある。 巨大なSMモールオブアジアの正面 マニラの下町には英雄ホセリザールを記念したリザール公園、大統領が住むマラカニアン宮殿、スペイン時代の街並みを残すイントラモロス、何もかもが安く買えるチャイナタウン、キアポ、デビソリアなどがあり、フィリピンの真髄を見る趣がある。また、南のバクラランも有名な庶民のショッピング天国だ。 英雄ホセリザールを記念した広大な公園 […]

フィリピン生活 旅する



マニラの中心マカティ地区はビジネスの中心というばかりでなく、買い物天国もある。ランドマーク、シューマート、ルスタン等のデパート、グロリエッタ等のショッピングセンター、あるいは各デパートの地下にあるスーパーマーケットで何でもそろう。また、マカティ以外でもマニラ首都圏のそれぞれの市にはロビンソン、シューマートなどのデパートを中心にショッピングセンターが多数ある。 SMマカティあたりで買い物をする限り日本と全く変わらない SMのスーパーはとても広々としていて清潔 ランドマークの靴売り場、客より売り子の方が多い ピンクの制服を着ているのが売り子 早くもクリスマスの飾り付けが売り出されている(10月8日SMマカティにて) フィリピンには、いまだ牛車で日用品を売り歩いている   街中いたるところにある、セブンイレブンやミニストップでは日本のコンビには遠く及ばないが、一応、日常の生活用品が買える。薬はSM系のマーキュリー・ドラッグストアのチェーン店が全国展開している。本や文具はナショナル・ブックストアが圧倒している。 フィリピンはセブンイレブンとミニストップの2大牙城 マーキュリードラッグストアはシェアを圧倒する 本と文具のナショナル・ブックストアー 日本式の百円ショップ日本城。55ペソあるいは88ペソ均一でいろいろ置いてあるが、日本の百円ショップと比べるとかなり品数が劣る。ロビンソン系のモールには日本の100円ショップの老舗、ダイソウーが本格的な100円ショップを展開している。 フィリピンの百円ショップ、日本城 電化製品はデパートやモールにANSON等の専門店が店を構えているが、マカティ市マカティアベニュー、シャングリラとランドマークの間にANSONが電化製品専門のデパートを開いている。 […]

フィリピン生活 買う


フィリピンの賃金は大雑把に言って日本の十分の一だ。しかし、これはエンジニア-や事務員等の給与であり、単純労働や運転手、メードはさらに低くなる。ちなみにメードは月々2000から5000ペソ程度、日本の20分の一から50分の一ぐらいだろうか。もちろん地方の方がマニラ地区よりはるかに安くなる。とりあえず賃金はペソ建てを20倍して日本の賃金と比較してみてほしい。仮に1万ペソの給与であれば、20万円と換算して日本の給与と比較するのだ。フィリピンで1万ペソの給与は大学卒の初任給で、当たらずとも遠からずと思う。 賃金には政府で定めた最低賃金があります。労働者は一日250ペソ+50ペソの生活手当て、家庭内の運転手やメードは対象外だ。また、現在ではメード等についてもSSS(国民年金)への加入が義務付けられている。地方へ行くとこれ以下で働く人がいくらでもいるので、必ずしも守られていないようだ。

フィリピンの賃金相場



フィリピンの物価は一口に言って、日本の約5分の一。もちろんマニラ近辺やスービック、あるいは有名リゾート地区は少々高めになる。それは日本でも同じことなので5分 の一の原則は通用すると思う。但し輸入品あるいは電化製品、コンピューター等は別物だ。日本で売られているものが東南アジアや中国から輸入されてい るものだから、日本とほとんど同じ。自動車はフィリピンで組み立てられているのだが、税金の関係でやはり、日本とほとんど同じ価格だ。工業製品 は地方にいくと若干高くなる。農産物はもちろん地方がずっと安くなる。人件費も地方はマニラ首都圏の半分くらいだ。 一方、1ペソは2円なので(2007年)、ものの値段を比較する際、まず2倍して円にして、さらに5倍して日本の価格と比較してほしい。もっと簡単に言うと、ペソの値段を10倍して日本の価格と比較する。言いかえると、100ペソ札は1000円札、500ペソ札は5千円札、1000ペソ札は1万円の使いでがあるということだ。1万円をペソに換えるとそのとたんに5千ペソ+5万円に化けるという、魔術みたいな話だ。

フィリピンの物価


SRRV保持者は雇用され働く事ができる。もちろん自営業もOKだ。但し、AEP(Alien Employment Permit)をDLOE(労働局)から取得する必要がある。フィリピンでの一般社員の給与の相場はせいぜい2万~5万ペソ、日本人で英語が堪能であれば、その倍の給与はもらえるだろう。フィリピンであれば、この金額で充分家族を養っていける。AEPなしに働くと不法就労になり、逮捕、国外退去となるので注意してほしい。 日系の就職斡旋会社、サガスコンサルティングという就職斡旋会社が活発に活動しています。 E-mail: jph@sagass.com URL: www.sagass.com Tel 02-893-8815, Fax 02-893-3944  

フィリピンで働くために