Daily Archives: August 5, 2007


フィリピン人と付き合っていくための心構えを5つの “あ...ない” でまとめた人がいる。大変よくできているとは思うのだが、多少日本人の偏見に基づいた言い分でフィリピン人にしてみれば “とんでもない、5つのあ...ないが必要なのはこっちの方” と言うかも知れない。いってみれば、慣習文化の違う国民が一緒に暮らしたり仕事をしようとすると、よほどの忍耐が必要ということだろう。あなたもこの五つの戒めを常に頭においてフィリピン人と付き合ってほしい。意外と役にたつ。 あせらない あきらめない あたまにこない あてにしない あまやかさない

フィリピーノ気質 五つの¨あ……ない¨


フィリピンの国民の90%がキリスト教徒と言われているが、そのうちのほとんどはカ ソリックであり、日本の神社のように全国くまなく教会があり、それぞれの町のランドマーク的存在になっている。カソリック以外は10%程度で、モルモ ン、エホバの証人、プロテスタントなどがありますが、活発に活動しているのは、イグレッシア・ニ・クリストなどの新興宗教だ。イグレッシア・ニ。クリストは、 フィリピン全土いたるところに規模こそ違え、ほとんど同じデザインの教会を建て、活発に信者を集めている。その他、エルシャダイと言われる踊る宗教があるが、その名前から私はてっきり博多かどっかのお祭りの山車か何かとトンチンカンなことを考えていた。その他にボナゲンとか零細の宗教団体がたくさ んあるそうだ。     スペイン統治時代に立てられた由緒あるタバコ教会  フィリピン人はアジアに位置しながら、ほとんどが敬虔なクリスチャンであり毎週日曜の朝、教会周辺は、お祈りに来る車や人で一杯だ。これは地方に行くほど激しく、街中の人が教会へ行き、家は空っぽになってしまう。たとえカラオケなどで夜の勤めをしているGRO(ホステス)でも同じで、日曜の早朝、仕事が終わった後、3時~5時に教会へ行って、まず祈りを捧げてから家路につくのだ。特にホリーウイークやクリスマスの宗教行事には帰郷した人々が一時に繰り出して、メインストリートは人で埋め尽くされる。 教会の祈りを終えて家路に向かう人々(St.Paul教会、マカティ) タバコ 教会の内部 ホリーウイークの行列(タバコ市)、後方に教会の塔が見える   イグレッシア・ニ・クリストはマナロ神父を教祖として、全国展開を果たした新興宗教の雄で、その町の規模あるいは信者の数に応じて大きさのの違う教会を建てている。教会の前面には誇らしくIGLESIA NI CRISTOと掲げ、一目でそれとわかる。信者は、豚の血を食べてはいけない、教会では正装で行かなければならない、スカートはくるぶしまでのものを着なければならない、また、さらに収入の一部を寄付しなければならない、などの厳しい戒律があるそうだ。 カソリック系新興宗教の雄、イグレシア・ニ・クリストの総本山 […]

豆辞典 フィリピンの新興宗教



メトロマニラには3本の高架鉄道が営業されている。一番古いのはLRT(Light Railway Transit)と呼ばれ、北のカラオカンのモニュメント駅から南のバクララン駅までタフト通り、マニラ湾沿いに走る約14kmの路線。二本目はMRT(Metro Railway Transit)と呼ばれ、北のノースアベニュー駅から南のタフト駅まで、エドサ通り沿いに走る約16kmの路線。これらは残りの5kmが完成するとメトロマニラの環状線となる。これに対してLRT2は東のサントラン駅から西のレクト駅まで約12kmを結ぶ路線で、上記環状線のほぼ中央を横断し中央線的役割を果たしている。LRTとLRT2はドレトホセ/レクト駅で、MRTとLRT2はクバオで、MRTとLRTはエドサ/タフト駅で乗り換えることができる。  LRT・MRT路線図 路線図2 MRTブエンディア駅のプラットホームにて   将来、各路線はLRTの北がブラカン方面、南がカビテ方面、LRT2はアンチポロへ延長され、MRTにはパラニャケ、アラバン、ラグナ方面ならびにケソンシティ方面への放射状の路線が計画されている。これらが完成すれば、車にしか頼れなかったメトロマニラへの移動が容易になり、地獄的な交通渋滞が緩和されるものと期待される。 LRT2乗車口 エドサ通りの中央を走るMRT マ ニラ首都圏の主要道路の渋滞は、ご承知の通り、マニラッ子の遅刻の言い訳にも使われるくらい、目的地への到着が全く予測できないほどだ。どこにでも止ま る無数のジープニーもその渋滞に拍車をかけ、とうの昔に限界状態になっている。その解決策がカラーコーディングと呼ばれるプレート番号の末尾番号により […]

豆辞典 高架鉄道、LRTとMRTの乗り方