Monthly Archives: August 2007


フィ リピンは群島国家であり、船の便が各都市を結んで便利に旅ができる。しかしルソン島などそれぞれの地域では中長距離の旅をする場合はバスか車に限定される。鉄道はマニラとレガスピを結んでいるが、遅く、汚く、安全でないということから、一般の人は使わない。一方他の島には全く鉄道がない。バ スの便にはフェリーを乗りついでダバオまで2日がかりで行くものもあるが、船のほうがはるかに快適だ。ルソン島内のもっとも遠いところ、北のラワグ、南のレガスピ、それぞれ500km程度の距離で、10時間程度で結ばれている。夜の7時~8時ごろに出発して早朝到着するので時間の無駄がない(昼間の便もあるが時間がかかる)。値段はバスのグレードによるが、片道で500~1000ペソ程度だ。疲労ということを考えると一番高いバスを選んだほうが無難だ。それ以上の遠距離は船か飛行機ということになる。 アラネタセンターバスターミナルは南へ向かうバスの総合ターミナル 同ターミナルでバスを待つ乗客 同ターミナルのバス会社ごとのチケット売り場 バスターミナルはマニラ市内にあちらこちらに分散され、バス会社毎あるいは行き先毎に異なる。最大のターミナルはEDSA通 り沿い、アラネタコロシウムのあるケソン市クバオにあり、南北行きのたくさんの会社のバスが発着し、一大ショッピングセンターともなっている。マニラの 南の県であるカビテ方面のバスはバクララン、ラグナ、バタンガス方面はアラバン、さらにフィルトランコをはじめとするバス会社各社のバスターミナルはパサ イ市に集中している。大変わかりにくいので、初めてのときは是非、フィリピーノと同行してほしい。 フィルトランコのバスは清潔で運転も確か(パサイ市エドサ通り) JAMのバスターミナル(タフト、パサイ市) BBLのバスターミナル(タフト、パサイ市) バギオ/ダグパン行きバス(クバオ、ケソン市) バ […]

豆辞典 バスの旅