Yearly Archives: 2007


最 近はアメリカ式のファーストフード店である、マクドナルド、ケンタッキーフライドチキン、ジョルビー、チョーキン等が全国制覇を果たした感があり、地方都 市でも一等地に大きな看板をかかげて、多くの客を集めている。しかしながら、フィリピンはもともとファーストフードの老舗で、フィリピーノ向けの食堂あ るいは屋台はほとんどがファーストフードなのだ。 トロトロの原型、道端の屋台、なべの中に作り置きの料理がある  ト ロトロといわれるこれらの店は、あらかじめ作り置きした惣菜を客がこれとこれ、と指差して、店の人がお皿に盛り付けて渡す。ご飯は別途ですがお代わり 自由の店もある。この指し示す行為をタガログ語でトロトロというのだ。日本や香港あるいは東南アジアの屋台といえば、注文に応じてその場で料理して 出してくれるのが普通だが、フィリピンではそのような店は見当たらない。 トロトロレストランが並ぶタガイタイのマホガニーマーケット  マ カティ市の中心地でもトラックの荷台を改造したトロトロに昼食をとるサラリーマンが殺到している。メニューは数種類から十数種類に限定されているのだ が、早い、そして安いので、ほとんどのフィリピン人の外食はトロトロということになる。安さの秘密は、その日のメニューにあわせて食材を調達し、それ を全部売り切ったら店じまい。だから、食材の無駄がまったくないのだ。 トロトロの典型 […]

豆辞典 庶民のレストラン トロトロ


フィリピン人女性と結婚している日本人男性の数は一口に10万人とも言われている。年の差を気にしないというフィリピン人女性の考え方、海外出稼ぎ労働者(OFW)で代表される海外へのあこがれ、そして貧困というバックグランドがフィリピン人女性を日本人との結婚に駆り立てるのだろう。フィリピン女性が日本へ嫁いだ場合、比較的うまくいっているとの話を耳にする。一方日本人がフィリピンに来た場合、10年もうまくやってきた仲なのに、一年足らずで破綻してしまった言う話を聞いたことがある。 世界でもまれな離婚制度の無いフィリピンでは教会でおごそかに式が執り行われ、牧師と立会人が婚姻を承認する 私 なりに原因を分析すると、日本で結婚生活をした場合は、フィリピン人奥さんが必死に日本の習慣になじもうと努力し、日本語も覚え、旦那は、今までどおりに 日本流を押しとうすことができる。奥さんは月々わずかの家族への仕送りを条件に「おしん」になるのだ。しかし、日本人の旦那がフィリピンにやってきた 場合は、英語もタガログ語もできない、フィリピンのことはなにもわからず、奥さん頼り。おまけに稼ぎも無い、いかにも頼りない旦那なのに怒ることだけは一 人前、家族の前でも平気で奥さんを馬鹿にして怒鳴る、時には暴力を振るう。これでは奥さんはたまらない。フィリピン人にとって人前で怒鳴られたり、はったおされたりすること は死ぬほど恥ずかしいことで、許すことはできないのだ。 そうなるともはや離婚しかなく、奥さん側は買ったばかりの家や車は、慰謝料として当然我が物にしようとするだろう。旦那の婚姻ビザ(13aビザ)を キャンセルして、フィリピン国外に追放しようとしたりもするだろう。一方、旦那は何がいけないのかわけわからずおろおろするばかりだ。さて、不幸にも 離婚となったとき、フィリピンでの離婚に関する法律はどうなっているのだろうか。フィリピンには離婚という制度はない。だから、フィリ ピン人はいったん結婚すると離婚することができないのだ。 し かし、旦那は日本人だから、離婚できるはずだ。正確に表現すると、日本人とフィリピン人のカップルが、日本に居住している限りは、日本の法律に従い、 離婚でき、フィリピンに居住している場合は、フィリピンの法律により、離婚できないのだ。だから、離婚するなら、日本へ行って離婚すればいいのだ。し […]

豆辞典 フィリピン人配偶者との離婚は可能か



2月14日 のバレンタインディといえば、日本ではチョコレートと相場が決まっており、女の子達はその準備にいそがしく、男の子達は一体チョコレート何個もらえるかを楽しみにし ている。ところがフィリピンではバレンタインディにプレゼントをあげるのは男性だ。この日は有り金をはたいてバラの花束を買い求め、恋人あるいは妻を、どんなに愛してい るかを表現しなければならない。当然のことながら、その日はどこのレストランもカップルで満員。われわれ一人身は食事所にありつけなくて右往左往するこ とになる。 既婚者は奥さんにバラの花を送る。これを怠ったら、離婚ものだ(ただし、この国には離婚という制度はないが)。恋人だと思っていたのに、この日、何のかの言い訳を言ってデートしてくれなかったら、間違いなく本命は他にいるのだ。その恋は早めに切り上げたほうが良いだろう。 バレンタインディに赤いバラの花は欠かせない  日本式のバレンタインディになれたわれわれはすぐに、義理チョコならず、義理バラを職場の女性職員あるいは良くお世話になるカラオケのお姉さん方に配ろうと思い立ち、必死な思いでバラを調達する。このころはバラが暴騰としているから、一本200ペソとして20本で4000ペ ソと大きな出費になってしまう。そしてそれをなんと心の優しい男だろうと得意げに女性たちに配るわけだが、果たしてその真意を理解してもらっている のやら、はなはだ疑問だ。きっと、パロパロ(蝶、浮気もの)おじさんが、もてようとしてやたらバラを配りまくっている、と位にしかとられていないのだろう。

豆辞典 バレンタインは赤いバラ


フィリピンの夏は3月から5月だが、学校も3ヶ月におよぶ夏休みで、一斉に職場あるいは家族総出でアウティングに出かける。文字通り“外に出る”あるいは“出かける”という意味だが、大量の飲み物や食料を積んで、貸し切ったジプニーやFX(トヨタ タマラオFX、アジア版ユーティリティカー)で海やプールに向かう。そこでは、一日300~500ペソ程度で屋根付のテーブル(バハイ クボ)を借りる事ができて、一日中、泳いだり、食べたり、飲んだりして楽しめる。 現地に到着して、まずは一息 食事の支度は男の役目 フィリピーナは水着は着ないでTシャツのまま泳ぐ マ ニラッ子のアウティングの行き先は温泉プールのラグナ、さんご礁ビーチのバタンガス、近場カビテのビーチ、タアル湖のタガイタイ、ちょっと足を延ばしてミ ンドロのプエルトガレラなどです。この方面に向かう週末の道路は混雑を極め、帰りも何時にマニラにたどり着くか見当がつかないくらいです。 やはり食事が一番楽しい 皆、笑顔が絶えない 腹がくちくなったら、ゲーム、手前の禿が私 物まねをしてそれが誰のまねか当てるゲーム ご承知の通りフィリピンはレディファーストの国ですから、アウティングの主役は男性です。ビーチに寝そべる女性や子供に冷たい飲み物をせっせと運ぶのは皆男性です。女性が遠くから“ジュース”と叫ぶとあわてて飛んでいくのは彼氏か旦那、時には女性から“ブリサン モ(急いでっ)”と罵声が飛ぶ事さえあります。 […]

豆辞典 夏休み(3月~5月)は家族総出でアウティング(遠足)



2007年5月14日(月)は、統一選挙のため休み。この連休はマニラに働きに来ている多くの人が故郷へ向かった。選挙の資格を得るためには6ヶ月以上その地に滞在し、かつ届け出ていることが必要で、特に住民登録という制度のないフィリピンでは故郷で投票する人が圧倒的に多い。それでも、投票率は75%と、日本に比べはるかに高率になっている。私も選挙連休に便乗して一ヶ月ぶりにビコールの我が家に帰り、選挙戦を見物してきた。 トライシクルやパジャックも総動員しての選挙戦 まさに統一選挙で、大統領を除くほとんどの分野で選挙が行われた。立候補者数は全部で16,180人。内訳は上院議員、12人、下院議員、275人、知事、81人、州議770人、市長、118人、市議、1322人、町長、1510人、町議12,092人という、政治に関わるほとんど全部の人たちがこの選挙で選ばれる。   歌や踊りでショーさながらの演説会(会場の外ではスクリーンで見せている) フィリピンの選挙はイメージ戦の様相が強く、いかに皆の気を引くか、やさしい父さんのイメージや悪を懲らしめる正義の味方、あるいは端的に美貌を強調する、いわば人気投票的要素が大きい。そのためポスターも女性候補なら美貌を強調するものが目立つ。人の迷惑も顧みず、主要道路を全面的にふさいでやっている立会演説会も演説というよりもまさにショーそのものだ。どこかの国でも最近は同じような傾向にあるようだが。 美人市長候補、現役下院議員の娘でもある フィリピンで選挙に勝つにはとてつもない金がかかるといわれている。ちなみに下院議員なら1億円程度、これはフィリピンでは大金だ。色々スポンサーがつくそうだが、勝てばそれに見合う見返りというものがあるのだろう。負ければ全くのパーだから、まるで博打だ。清き1票は500ペソ(1000円)程度で買えるともいわれている。当選に10万票ほど必要と言われているので、丸々必要数の票を買うとして1億円ほどで当選できることになる。 メインストリートには選挙ポスターが百花総覧 選挙の前日から酒が買えなくなる。また選挙当日は一切のレストランではお酒を出すことが禁止される。これは選挙に熱を上げる人たちが興奮して暴力沙汰を起こすことを防ぐためと言われている。これは私にとっては死活問題だが、私の行きつけの日本食店は冷蔵庫のストックを出してくれたので難を逃れることができた。  

雑記帳 統一選挙


2006年11月30日フィリピンのビコール地方を襲った超大型台風レミンはアルバイ県を中心に死者行方不明1000人を超えるという未曾有の被害をもたらした。アルバイ県のタバコ市にある私の農場に日本人退職者3名を案内しようと、この日、マニラ空港に向かったわれわれは、フライトキャンセルのため2日間マニラで足止めを食らった。3日目にレガスピ空港に降りたわれわれは、町中のほとんどの電柱と樹木がなぎたおされ、道路のいたるところが土砂に覆われるという惨状を目の当たりにした。レガスピ空港から約30kmのタバコへの国道は、途中、1kmほどが土石流に埋もれ、通行不能ということで、その日はレガスピに足止めされることになった。 農場に向う国道は土砂に埋もれて、歩くしかない 翌日、同行したフィリピーノに、先行してタバコの農場に様子を見に行ってもらい、今後の行動を決定することにした。午後になって戻ってきたフィリピーノは顔面蒼白で、農場が壊滅的被害を受け、家の屋根も吹き飛ばされ、とても泊まれる状況に無いという報告を受けた。さらに、川沿いのバラックは家ごと海に流され、数多くの人々が学校、教会あるいは被害を免れた知人の家に非難し、食べるものも無く悲惨な状況にあえいでいるということだった。 送電塔もお辞儀をしてしまった 同行した退職者3名のうち一名は是非状況を視察したいということになり、翌日、くだんのフィリピーノと3名でモータバイクの後ろに分乗し、冒険旅行に出かけた。途中、土石流に埋もれた道を1kmくらい歩き、思わぬピクニックをすることになった。また、土石流で埋もれた家を掘り起こす作業が行われており、多くに人が生き埋めになったそうだ。さらに山に生える木々はなぎ倒されるか、枝葉を落としており、普段は見えないはずの家や景色が見え、一種異様な景観だった。 土砂に埋もれた家、周囲の木々はすべてなぎ倒されていた 私の農場につくと、ほとんどのすべての樹木は倒れ、屋根の半分は吹き飛ばされ、家の中のものはすべてびしょぬれで、足の踏み場も無いほどで、生まれて初めて災害というものを目の前にすることになった。幸い、屋根の骨組みは無事で、金と時間さえかければ修復可能と判断し一安心した。 屋根は辛うじて骨組みを残していた しかし、政府の支援も中々届かないという状況で、周囲の惨状に目をつぶっているわけに行かず、個人的に支援活動に乗り出すことにした。フィリピンに在住する知り合いの退職者を中心にメールあるいは携帯で呼びかけ、合計、317,072ペソの義援金を集めることができた。これら資金により、2006年12月30日より2007年1月2日にかけて、タバコ市の特に被害の激しかったバランガイを中心に支援活動を実施した。 支援物資の袋詰め作業 支援物資の調達、配布は私とフィリピン人の友人で直接やった。義援金を関連する政府機関あるいは団体に預けると、それが被災者に届くかどうか、はなはだ疑わしいと考えたからだ。テント200枚、50kg袋入りの米を75袋、かんずめ2000個、乾ラーメン2000個、T-シャーツ800枚、その他古着を、私の自宅で約1300個の袋に詰めかえた。この作業は近所のボランティ、約30人の協力を得て行われた。事前にバランガイキャップテンより被災者のリストを受け取り、被災者の名前入りのクーポンと引き換えに被災者一人一人に食料入りの袋を手渡した。テントについては、別途バランガイごとに家あるいは家の屋根がなくなった被災者をリストアップし、直接手渡した。 支援物資の配布 今回、タバコ市内のスコーターエリア(貧しい人々が政府の土地を不法に占拠して居住している地区)に初めて足を踏み入れたが、その規模あるいは多数の住民に驚いた。普段は木々に隠れあまり目することもなかったスコーターだが、こんな田舎でもこんなに多くの人が貧しさにあえいでいるのかと、認識を新たにした。たった1千個そこそこの食料袋を配ったとしても、ほんの一部の人が正月の食料にありついただけかと思うと、焼け石に水の感をぬぐえない。 川沿いのスコーター スコーターは、ほとんど全部川沿いに広がっているが、これは河川敷が政府の土地であることに起因するそうだ。そして、今回の台風による大量の水、あるいは土砂で川沿いの貧しい住民達が壊滅的被害を受けてしまったのだ。一方、比較的高いところに住んでいる富裕な人たちは痛くも痒くもなかった様子だが、いまだに道路に倒れたままになっている電柱のおかげで、電気が復旧するのは半年後になると嘆いていた。 […]

雑記帳 ビコール地方を襲った台風レミンの被害



フィリピンの街を歩いていて横丁を覗くと、まさにうじゃうじゃと表現されるほど子供が遊んでいる。一方、日本では団地でも子供の姿を見るのはまれだ。なぜこんなに子供がいるのだろう。経済的には決して楽でないはずの人たちが、まるで見境もなく子作りに励んでいるようだ。 フィリピン人の子供を愛する様は尋常ではない。行儀が悪いからと、他人の子供を叱ったりすると、親に怒られる。子供だから何でも許されるのだ。フィリピンはまさに子供天国だ。女性の夢は子供を持つことで、子供たちに囲まれて、たとえその日食べるものがなくとも、幸せなのだ。一方、男性はひたすら女性を口説き、ものにしようとしている。その結果次々と子供ができるのだ。 子供ができると男性も観念して結婚するようだ(逃げてしまう男性も多いようだが)。したがって、子供を育てるのは女性の仕事だ。男に逃げられても、旦那が失業中でも、女性はたくましく子供を育てる。それが生きがいであり、使命なのだ。そして、フィリピン中いたるところに子供があふれることになる。しかし、彼らは親にとても愛されて幸せなのだ。フィリピンには、実の親による子殺しなど決してない。人間として本来のものが強く機能している気がする。 甥や姪に囲まれて幸せそうな私の相棒 フィリピン政府では、この子沢山の傾向を是正しようと必死だ。これは世界的傾向だが、堕胎が法律で禁止され、避妊でさえも嫌う傾向にあるフィリピン人に対しては無駄な抵抗とも思える。なにしろ子は宝、神からの授けものという意識が脈々と生きているのだ。その場合、フィリピンの将来はどうなってしまうのだろうか。 一方、日本では、団塊の世代が60歳を迎えつつあり、国民の老齢化は深刻な問題となっている。国民の大多数が老人になってしまったら、誰がこの老人を支えるのだろうか。いくら技術や機械があっても、それを使うのは人間だ。その人間がいなくなったら国は滅ぶ。 人口が増えるというのは国にとって大変な負担かもしれないが、人口が減っていくあるいは老齢化していくという現象に比べたらはるかにましだ。いつか日本の老人がフィリピンの若者に介護というだけでなく、経済的にも支えられる時が来るのではないかという気がする。

雑記帳 子沢山はフィリピンにとってマイナスか?


フィリピンでは会社設立はSEC(Security Exchange Commission)に会社の設立を申請する。通常はCPA(Certified Public Accountant)が経営する公認会計事務所あるいは弁護士事務所に申請手続きを依頼する。会社の規模にもよるが数万ペソで代行してくれる。SECの標準の書類を使用してエクスプレス・レイン(特急窓口)を利用すれば1週間で承認されることになっているが、書類の準備とその他の許可も含めると1ヶ月程度かかるようだ。SECの窓口は主要な地方都市にあるので地元で申請することができる。 しかし、会社設立だけで営業が開始できるわけではない。税務署(BIR、Bureau of Internal Revenue)、営業許可(Mayors Permit)あるいはSSS(厚生年金)、Philihealth(国民健康保険)、Pagibig Fund(住宅資金)などの登録も必要だ。ちなみにBIRの届出では、OR(Official Receipt)の様式の印刷などが必要で、毎月、四半期、通年の各種税金支払いの報告義務がある。Mayors Permitは毎年取得しなければならない。 SECにおいては毎年GIS(Gneneral Information Sheet)の提出が必要で、株式の移動、役員、オフィサーなど主要な会社情報を届け出しなければならない。 […]

暮らし 会社 会社設立申請 



 会社組織としては下記のようなものがあるが、ビジネスを行う場合、通常会社組織(Corporation)とする。 1.個人営業(Single Propiertorship) 個人で事業を行う場合で、DTI(Department Trade and Industries)に届け出るだけで商売ができる。サリサリストアなどが対象となるが、無限責任を負い、税金の上でも不利だ。 2.パートナーシップ(Partnership) サービス業(弁護士事務所、会計事務所等)などに多く摘要され、数人の個人がパートナーを組んで事業を行う場合。パートナーは無限責任を負い、税金上も不利となrう。 3.株式会社(Corporation) 5人以上の個人あるいは会社が株主となって事業を起こす場合に摘要される。ほとんどのビジネスは会社組織で行われる。 4.Assosiation 日本人会等、営利を目的としない親睦組織等に摘要される。 5.Foudation 恵まれない子供の支援等、ボランタリー活動に摘要される。  

暮らし 会社 会社形態 


土地は日本と同じように主に下記の3種類の土地がある。 宅地(Residential) 農地(Agricultural) 商業地(Commercial) 住宅が建てられるのは宅地と商業地です。手当てする前によく確認しなければならない。農地でも農家は住宅を建設できるようだが、それは、その農地を耕作する農家のための家という名目だ。 農地は宅地や商業地に比べて格安で(十分の一程度)、日本と違いフィリピン人なら誰でも購入することができる。ただし、農地を宅地等に転換することは容易でなく、気の遠くなるような手間と時間と金がかかる。値段だけの価値はあるということだ。 一方、山林原野においてはタイトル(権利書)がない土地が多く、代々の土地、あるいは税金は誰が支払っているかで、所有権が来ます。外国人においてはこれらの土地には手を出さない方が懸命だ。  

暮らし 住宅 土地の要件