Monthly Archives: January 2008


最近、フィリピーナに結婚をせがまれているという日本人独身男性の話をよく耳にする。一方、日本では、フィリピンからタレントさんが入れなくなって、フィリピンパブがばたばたつぶれている。最近、フィリピンパブで働いているのはほとんど日本人と結婚しているフィリピーナだ、偽装結婚が多くて日本人の配偶者のビザ発行が滞っている、などなどの話もある。いろいろ聞いているうちに、これら二つの話が一つの糸で結ばれているのに気が付いた。要は日本で働きたいフィリピーナが、この際だれでもいいから独身日本人を見つけて結婚し、日本行きのビザを入手しようと必死なのだ。 一体結婚をなんと思っているのか、離婚がないという国で、このように結婚を仕事にありつく手段にするなんて不届き極まりないと怒る方も多いかと思う。こんな女にだまされるなよ、彼女はビザが欲しいだけでお前のことなんかちっとも愛していないんだよ、と忠告さえするだろう。しかし、逆に独身男性としては千歳一隅のチャンスではないだろうか。独身であるということが大きな武器になっているのだ。一旦ゲットしてしまえば、離婚という制度のないフィリピンでは生涯の伴侶となるわけですから、きっかけなど何でもいいではないですか。今、結婚というえさで釣り糸をたれたら、フィリピンでは入れ食いなのだ。 そもそも結婚にいたる出会いは、さまざまだ。お見合いという制度がまかり通っていたのだから、愛は後からでも二人で育んでいけるものなのだ。しかしながら、彼女たちが結婚する第一目的は日本で働くことだから、結婚の代償にしばらくの間は日本に居させてやらないと何のために結婚したのかと、彼女としては深く後悔する結果になってしまうだろう。その挙句に仲たがいが生じてしまうことになることは容易に想像できる。例え彼女がそう思わなくとも、周囲が彼女を責めたりそそのかしたりするだろう。せっかく日本人と結婚したのに日本にもいけないで、フィリピンでくすぶっていて、仕送りもしてくれない、などと。そうなると、日夜旦那に日本に行かせてくれとせがんで、一体お前はなんのために俺と結婚したんだと、失望してしまうのだ。日本へ行くために結婚したのよ、などとは言えないし、離婚して他の人と結婚というわけにも行かないし、亭主の顔を見るのもいやになってくるというわけだ。 中にはフィリピン人妻が日本に出稼ぎに行って、日本人の旦那がフィリピンに住んでいるというケースもあるそうだ。その点は相手の立場も考えて、うまく解決策を見つけて仲むつまじくやってほしいと思う。  

豆辞典 フィリピーナの結婚願望


敬虔なクリスチャンのフィリピーノにとってクリスマスは1年のもっとも重要なイベントだ。10月ともなると、街には早々とクリスマスソングが響き渡り、クリスマスの飾りつけが始まる。そして、もういくつ寝ると・・・・・とばかり、指折り数えてクリスマスを待つのだ。 SMモールオブエイシアの巨大なクリスマスツリー SMモールオブエイシアの木々を飾る電飾 SMモールオブエイシアの玄関内のかざりつけ 中庭のかざりつけ クリスマスを無事に過ごすために必要なものは、まずお金。そのため、法律ですべての従業員に13ヶ月目の給与を支払うことが義務付けられています。クリスマスの準備のために1か月分の給与が12月に余分に支払われるのだ。通常ボーナスは会社の業績によって支払われたり支払われなかったりするのだが、これは給与の一部として、業績にかかわらず支払わなければならないのだ。 12月 なると街はクリスマスの買い物でどこのデパートも人であふれかえる。日本のクリスマス商戦などの比ではない。このお金を貯めておこうなどという 不届きなことを考えるフィリピーノは、勿論一人もいない。宵越しの金は持たないというのがフィリピーノ心情なのだ。ありったけのお金を使ってしまうので、 来年の生活費はどうするのだろうか、などと考えるのは外国人だけだ。 ささやかながら事務所で行われたクリスマスパーティ、朝の6時までカラオケで盛り上がった 12月も半ばを過ぎると、クリスマスパーティで街はにぎわう。それぞれの会社、グループは盛大にクリスマスパーティを楽しむ。12月早々からはじめたクリスマスプレゼントの交換も佳境を向かえ、ラッフル(くじ引き)で当選した、持ちきれないくらいたくさんのプレゼントを抱え、人々は家路をいそぐ。 クリスマスの飾りつけの最重要アイテムはランタン、年末の道路にはランタン売りの屋台が並ぶ クリスマスイブともなると、多くの会社は年明けまで休みとなる。たとえ事務所を開いても社員が歯抜けなので効率が落ち、いっそ全休にしてしまうのだ。特に役所は、お偉いさんが来年まで長期休暇をとってしまうので、半月くらいは機能停止となってしまう。そして24日は家族でクリスマス、25日は教会へ行き、1年の無事を祈るのだ。 ゲームとくじ引きそして食事、その後は時間無制限のダンスとカラオケタイムで底なしに楽しむのがフィリピン流 […]

豆辞典 待望のクリスマスがやってきた



    ロ ハスボリバード沿いバクラランにあるシーサイドマーケットとその周辺のレストランは、マーケットで買った新鮮な魚介類をその場で料理してもらい、うまく て、安くて、ボリュームのある食事ができることで有名な人気スポットだ。ただ、いかにもごみごみしていて、ちょっと観光客には足を踏み入れがたい、穴場 といえば穴場のスポットだったた。しかしながら、最近その一部がSMモールオブエイシアの近くのマガパガル通りに移転して、より大規模で清潔な食事どころとして生まれ変わった。 シーサイドマーケットの表看板 シーサイドマーケットは中央に、果物、野菜、肉、魚、エビ、カニ、貝などを丸のまま売る小さな店が100軒程度並び、その両側には厨房と客席だけの大型のレストランが並んでいる。食材を買って店の入り口で重さを量り、料理の方法を指定する。必要は野菜、調味料、ライス、飲み物などは店で用意してくれる。           入り口には豊富な南国の果物を売っている マーケットの内部 レストランと食材売り場の間にはDVDの売り場が並んでおり、一枚100ペソ程度で最新の映画が売られているが、字幕がないのでよほど英会話に堪能でない限り、楽しめないと思う。また、XXX(トリプルエックス)と呼ばれるう日本製の無修正版AVも頼むと出してくれる。やはり1枚100ペソと格安だ。ビデオシステムの相違か、どうしても映らないものも多いので、無駄な投資になるかもしれない。 格安のDVDが並ぶ(もちろん海賊版) レストランの入り口では、どういうわけかオカマが呼び込みをやっている。内部は店によって色々だが、屋内と屋外の席があり、屋外では生バンドをやっているところもある。 呼び込みはなぜかオカマの役目、オカマ4人衆のそろい踏み レストランの内部、遠くに演奏中の生バンドが見える 食材のカニやエビそしてラプラプなどは、高級食材で、一般のマーケットで見かけることは少ないが、ここではそれらが主役だ。エビが1kg、350~500ペソ、カニが1kg、250~300ペソ、ラプラプは1kg、300ペソ位だ。から付の牡蠣は1kg、50ペソで15個位あるので日本と比べたらただみたいなもの。ロブスターも売っているが、活きたものだと1kg、2500ペソと極端な値段だ。ただこれほど大量の生鮮食品がその日のうちに果たして売れきれるものか、いつも心配になる。 […]

豆辞典 シーサイドマーケットレストランは評判の観光スポット