7月18日から20日まで久しぶりにビコール地方タバコ市に戻った。我が家の目の前にそびえるマヨン火山は相変わらずその雄大な姿で私を出迎えてくれた。 農場には米が実り始めており、特に今年は豊作の見込み。この世界的な食糧危機の折、なんとも頼もしい限りだ。スーパーでは1kgあたり40ペソ(100 円)を超え数年前の倍近い価格となっており、貧困家庭では3度の飯にありつくのが困難なほどだ。マーケットに行くと政府が拠出しているはキロ23ペソの米を買おうと大勢の人が列をなすのが常態化している。 5年前、この土地を入手し家を建てた時に植えたランカの木に大きな実がなっていた。世界最大といわれるこの果物は英語ではジャック・フルーツといわれ、ほのかな芳香を漂わせるあっさりとした甘みで、果物のジャイアンツと言える。このほか農場にはパイナップル、バナナ、パパイヤ、ココナッツなどが実っていたが、いつか農場いっぱいに1年中フルーツが実って、米や野菜、そして家畜があふれる楽園にしたいと思っている。現在、犬は4匹飼っているが、今度も5匹の赤ちゃんを産んでいた。 世界一大きな果物ジャックフルーツ(ランカ) 今回の帰郷の目的の一つは友人夫婦の子供の洗礼式に出席することだった。クリスチャンにとっては人生最初の重要な儀式だ。洗礼式により赤ちゃんは世間に受け入れられ、多くの人に見守られて育って行く。前日我が家を訪れた友人夫婦には、洗礼式の後のパーティに供するために2匹の子豚をプレゼントした。哀れな子豚ちゃんと思う無かれ。これが彼らの宿命なのだ。パーティには不特定多数の知人が出席してご馳走を味わって帰る。我々も二人招待されただけだが、総勢11 人で出かけていった。人数制限のないのがフィリピーノ流招待だ。ちなみに出席者の一人、私の相棒であるフィリピ-ノの8歳になる姪はその美形に将来を嘱望されている。 将来が嘱望されるジェーンの美形の姪 最近はディスカウント航空券の普及でマニラ空港から最寄のレガスピ空港までたったの往復2000ペソ足らずで行けるようになった(ただし、十分余裕を持って予約しないと最大5000ペソ程度になってしまう)。バスだと約10時間もかかるうえ、一番高いバス料金が1800ペソだから、早めに安いチケットを確保するとバスとほとんど代わらない料金となる。ディスカウント航空券で最近急速にシェアを伸ばしているのがセブ・パシフィックだ。マニラ・ドメスティック空港にはセブパシフィックの新型飛行機が所狭しと並んでいた。各種トラブルで開港が6年越しで遅れていた最新鋭のマニラ空港(NAIA)第3ターミナルで7 月22日より部分的に運航を開始することになっている。 マニラ空港(NAIA)大3ターミナルにはセブパシフィックの機体が並ぶ