アンヘレス行く途中、EDSA通りの高架鉄道(North Avenue~Monument間、約5km)の進捗を見るのを楽しみにしているが、3ヶ月ぶりに見ると、その工事の進捗の早さに驚いた。前回は柱しか建っていなかったものが、桁が半分以上乗っていた。この調子なら年末までには完成しそうだ。しかし、駅舎の他、MRT-North Avenueとの接続部分やノース・ルソン・エクスプレス・ウエイ(NLEX)との交差など、難工事が予測される部分の工事が着手されていないのが気にかかる。 ところで、この環状線が完成するとなると、次に期待されるのが放射線の着工だ。放射線が伸びるであろう、あるいは伸びて欲しいのは、 1.LRT1 -Monument駅から北、Malabon、Valenzuela方面、 2.MRT-North Avenue駅から北東Quezon City、North Caloocan方面、 3.環状線を横断するLRT2-Santolan駅から東、Marikina、Cainta方面、 4.LRT1-Baclaran駅から南、Paranaque、Laspinasを経由してカビテ県方面、 5.MRT-Magallanes駅から南、Taguig、Paranyaque、Muntinlupaを経由してラグナ県方面、 の都合、5本だ。 これらの建設には数千億円の巨費と10年あるいは20年の年月が必要であろうが、マニラ首都圏の交通は飛躍的に便利になり、都心に出入りするための地獄のような渋滞が緩和されるだろう。特に、ジープニーやバスに乗るしかない庶民には大変なメリットがある。先日ケソンの北方のNorth […]