Daily Archives: May 6, 2010


    久しぶりに所用でスービックを訪問したが、今回はスービックの北、車で15分くらいのバリオ・バレトを探訪することにした。かつてスービックが米軍の基地だったころ、隣接するオロンガポではクラーク空軍基地の門前町、アンヘレスを凌ぐ歓楽街が栄えていたという。しかし、基地の返還後、これらの歓楽街は閉鎖され、イメージの刷新を図った。そして、このバリオ・バレトが細々と生き残ったそうだ。  スービックはサンフェルナンドまで NLEX(North Luzon Express Way)を進み、左折して1時間くらいだ。アンヘレスまで行って、SCTEX(Subic, Clark, Tarlac Express Way)を経由していくことも出来るが、このほうが距離は長いが快適で早い。何度も紹介しているが、NLEXの入り口付近はMRT環状線の接続工事が進行中だ。すでに全線の土木工事を終え、架線や駅の工事が進行中で開通も間近のようだ。 サンフェルナンドからスービックに向う国道でトイレタイムでバスが止まったが、そこにはビクトリア・ライナーのバスが10台ほど並んでいた。ちなみにこの日は5月1日はメイデーで3連休、この休みを利用して里帰りをする人でごった返していた。  スービックのポコアポコで退職者2名の方と面会した後、今回の目的地であるバリオ・バレトへ向った。余談だがポコアポコでは前回紹介したインターネットテレビの実演で盛り上がった。  まずバリオ・バレトの北にあるバロイ・ビーチのトレジャー・アイランド・リゾートに向った。この沖にフローティング・バー、ブードーがあると案内の本には書いてある。ブードーといえばアンヘレスの私のなじみの店の系列店だ。  メイデーのためか、ビーチは人で溢れていた。休みの名目とは関係なく祝日にレジャーを楽しむのはどこの国でも同じようだ。そして確かにフローティング・バーは沖で営業してはいるものの、肝心のホテルは満員。名物のフローティング・バーはあきらめざるを得なかった。 […]

スービックのバリオ・バレト訪問 2010年5月6日