Daily Archives: November 19, 2010


新ルールの適用開始が遅れていますが、最新の情報によるとかなり大幅に手が加えられるようです。これは多方面から、色々な提案があるためで、下記の情報は、このような案で検討がなされているというように受け取めてください。ルールが確定次第詳細を報告します。 新しいGMが赴任して4 ヶ月、連日、PRAの幹部とミーティングを精力的にこなしていたが、その成果が出てきている。2011年1月25日、PRAで行なわれたマーケッター対象の説明会によると、下記の規則が決定し、細則を詰めているところだそうだ。 1. 退職ビザ取得に必要な定期預金は35歳以上、一律2万ドルとする 2. 退職ビザ保有者は毎年、500ドルの会費を支払う(配偶者と21歳未満の子供は100ドル、同伴する両親は一人につき500ドル) 3. 定期預金の投資への変換は一切停止する 4. 扶養している両親または配偶者の両親及び21歳未満の子供を同伴できる。ただし、同伴する子供が21歳に到達したら、一人につき会費500 ドルを支払わなければならない。また、子供が35歳に到達した時点では2万ドルの定期預金を行なわなければならない。(同伴者3名以上は一人につき 15000ドルの追加の定期預金が必要であること及び申請時に21歳以上の子供は同伴できないことは従来のルールと同様) なお、上記の規則は新規の申請者に適用され、すでにビザを保有している退職者は従来の規則が適用される。なお、希望する場合は既存の退職ビザ保有者も新規則に乗り換えることができる。新規則は1月28日の役員会の承認を経て2月中にも新ルールの適用が開始される予定。  今まで年齢や申請時期により定期預金の額が異なり、(1)50歳未満でビザを取得した退職者が50歳到達で差額の3万ドルは返還されるのか、(2)かつ て5万ドルでビザを取得した退職者が現状の2万ドルとの差額を引き出すときに支払っている管理料(450ドル)は引き続き支払わなければならないのか (3) 2万ドルてビザを取得したものが年金をもらい始めたら、1万ドルに減額されるのか、など、種々の退職者の疑問や悩みを生じてきた。今回、一律2万ドルとなったことにより、これらの疑問の発生する余地がなくなるものと期待される。  一方、投資については、(1)特定の投資対象にPRAが肩入れすることにより、賄賂でももらっているのではないかと、いらぬ疑いを受けたり、(2)投資により投資金を失い、ビザを維持する基本要件を失う、というような事態も避けることができる。しかし、先代のマネージメントは、この投資金を活用して、多くのデベロッパーに退職者向けの施設を建設することを奨励してきたため、デベロッパーは方針の変更により戸惑っているに違いない。  扶養している両親を同伴できるという規則は大きな改善だ。特に介護が必要なご両親を抱える退職者にとっては、フィリピンでご両親を介護するという理想的な状況を実現できることになる。500ドル/年という費用はかかるものの、日本での介護の費用を考えると大きな障害ではないだろう。このことにより退職ビザがブレークしてフィリピンが退職者が目指すメッカになるかもしれない。 […]

退職ビザ取得要件の変更 2010年11月19日


11月13日、東京ビッグサイトで恒例のロングステイ&移住フェア2010が開催された。私は、ロングステイヤーをサポートするためにロングス テイ財団から公認されている海外サロン(マカティサロン)の代表として招待され、相談コーナーを用意してもらい、フィリピンにロングステイあるいは移住に 興味のある方の相談を行なった。 来場者総数は8350人、10時から5時までの7時間、絶え間なく人が訪れ、昼食も取る暇なく、あっという間に時間が過ぎてしまった。フェアは海外ばかり でなく、国内の地方への退職者の誘致もあって、沖縄など各県の観光関係の役所の人たちが地方の良さをアピールしていた。 オーストラリア、ハワイ、マレーシアなど人気の地域にはさすがに人の集まりが良い。ロングステイ人気ランキング7位のフィリピンもフィリピン観光省を初めとする6つのブースが設けられ、相談者の対応に追われていた。 フィリピン移住のメッカ、フィリピン退職庁は本年度より観光省の配下に入り、フィリピンからの参加が期待された。しかし、諸般の事情より、フィリピンから の参加は見送られたものの、現在広島大学に留学中の元ビザ発行部門の責任者のフィリップさんに、個人の資格で参加してもらった。フィリップさんは日本に留 学している2年間の間に日本の市場を勉強し、フィリピンにいては出来ないマーケッティングを展開したいと希望している。そのために今回のフェアは格好の機 会であり、移住を計画している方々と直接話をすることができて、大変喜んでいた。 この日は、横浜でAPECが開催されており、アキノ大統領が訪日していた。そのため、フィリピン大使館のスタッフは全員、そっちに出向いており、この フェアに参加できたのはフィリピン観光省に勤めている横山さんだけだった。また、退職庁が通産省(DTI)から観光省(DOT)の配下になったため、今 後、退職ビザの案内は横山さんが行なうことになったそうだ。したがって、短期の観光旅行から永住まですべて横山さんが窓口になるとのこと。 観光省のほかには、クラークのフレンドシップ、ナンクル、英会話のEIEN、カビテに退職者施設を運営するMAKISONなど、私にとっておなじみの 方々がブースを出しており、お互いに相談者を紹介しあうなど協調しあっていた。私のところには、例の「金なし、コネなし、フィリピン暮らし」を持って来て […]

ロングステイ&移住フェア2010、開催される 2010年11月19日