Yearly Archives: 2011


退職ビザの申請では並々ならねお世話になっているBank of CommerceのBel-Air支店が引っ越した。引越し先は元の場所から歩いて数分の場所だが、マカティ・アベニューとブエンディア通りの角、 Petronの大きなガソリンスタンドの中だ。新住所は Bel-Air Petron Square, 363 Sen. Gil Puyat Avenue, Barangay Bel-Air, Makati City […]

Bank of Commerceが移転しました 2011年12月21日


  本年度のPRAクリスマスパーティは第3ターミナルの先、パラニャケにある、デューティ・フリー・ショップで行われた。ここは通常空港内にあるデューティ・フリー・ショップが空港とは別途に設けられているもので、フィリピンに入国してから数日以内であれば、パスポートを提示して買い物ができる。一昔前は空港のまん前のピラミッドのような建物(現在はカジノ・パラニャケが入っている)にあったのが、現在はここに移転されている。 何度か訪れたことはあるのだが、ここに催し物ができるような会場があったものかと訝った。しかし、入り口には確かにPRAの案内が出ているので間違いないようだ。クリスマスが近いとあって、ここにもキリストの生誕のモチーフが飾られている。         巨大なショッピングエリアの中央あたりにクリスマスパーティの会場はしつらえられていた。単に売り場をかたづけてスペースを作ったにすぎない。午後3時から6時までという時間設定から、食事もスナック程度だ。この節約志向はどうしたのだろう、PRAはよほど予算的にきついのだろうか。毎年多額の上納金を政府に献上しているPRAは、そんなはずは決してないのだが。前代のマネージメントのように職員をむやみに海外に派遣して無駄遣いしている様子もないのだが。 昨年と同様、出し物はハイスクールの音楽クラブにお願いして出演してもらっているようなもので、会場も、なんらかのコネでただで提供してもらっているのだろう。そういえば、ビザ発行の際、必ずここのパンフレットを渡されるが、きっとPRAのスポンサーとして強いつながりがあるのだろう。  顔なじみのPRAの幹部と記念撮影。左上がトップのアティエンサGM、左下が営業部長のノエルさん、右上が総務部長のルパさん。だ。 この日司会を務めた、唯一PRAがお金を払って呼んだであろうプロらしき女性に抱っこしてもらって、ご機嫌のKIAN。21ヶ月目にはいったKIANは美女がことのほか大好きだ。サンタから渡されるクリスマスプレゼントも皆が持ち寄ったものを交換しただけだ。当方も二つ提供したのでしっかり二つもらって帰った。  日も暮れたところでお開きとなって、しばしデューティ・フリー・ショップを見物することにした。フェルガモ、シャネルなど聞きなれたブランドや耳にしたことないブランド(もちろんブランド音痴の私が知らないだけの話だが)が、所狭しと並んでいる。価格はドル表示なので80倍して円換算すると安く感じる。しかし44倍してペソ換算すると高くてびっくりする。ブランド品に興味のある人は、コピー商品が氾濫する巷と違って安心して買い物ができるだろう。 階を下っておもちゃ売り場にでた。SMあたりのおもちゃ売り場とは比較にならない充実振りだ。特にLEGO売り場の商品の豊富さに圧倒された。もちろん値段にも圧倒されたが、KIANがもう少し大きくなったら日本へ行くたびに、ここによってLEGOを買い求めることになるかもしれない。 LEGO売り場にはサービスにたくさんのLEGOが置いてあって子供達がLEGO遊びをしている。何を思ったかKIANはLEGOの中に入ってLEGOを外にほうり始めた。このLEGOは子供の創造力を養う優れもののおもちゃで、私の子供達はLEGOとプラモデルで育ったようなもので、ファミコンやプレイステーションで育つ現在の子供達に比べて、とても創造力豊かに育っている(すでにもう皆、30代だが)。  デューティ・フリー・ショップにはスーパーマーケットもあって輸入食品を豊富においてある。輸入品が大好きなフィリピーノには格好のお土産となりそうだ。さらに大きなフードコートもあって、まさにショッピング・モールの様相を示している。買い物客もカート一杯に食品を買っていて、単に海外帰りのフィリピン人だけではなく、日常的にここで買い物をする客もいるのではないかというような気がする。

2011年PRAクリスマスパーティは節約志向 2011年12月18日



   モール・オブ・エイシアのクリスマスの飾り付けがすごいという話を聞いて、出かけていってみた。EDSA通りの突き当たりにあるモール・オブ・エイシアに向かう車は、日曜だというのに渋滞して、中々前に進まない。 モール・オブ・エイシアはマニラ湾の埋立地の辺鄙なところに建設されたため、自家用車で行くしかなかった。そのためSMはモールの前に巨大なターミナルを作って、近隣へ直行するジープニーやフィルキャブなどの交通網を作り上げた。私としては帰りのタクシーを心配したが、さほど待たずに乗ることができた。   巨大なモールはどこもかしこも人でうずまっている。レストランや休憩所も人で一杯だ。しかし、買い物袋を持って歩いている人はまれで、エアコンの効いた街を映画を見たり、食事をしたり、ウインドーショッピングをして楽しんでいるようだ。  広い通路にはクリスマス用の飾りやギフトを売る店が並んでいるが、それを買い求めている人は少ない。庶民はバクラランやデビソリアで、半値以下で買い求めているようだ。そのバクラランやデビソリアに様子を見に行きたいのだが、周囲のフィリピン人には、こんな時期にとんでもないと一蹴されたしまった。  中央入り口の広場にはユニークなクリスマスツリーに北欧風のサンタの家が建っている。女性コーラスは聞き覚えのあるクリスマスソングを歌っている。        たくさんの人が並んでいるので、家の中をのぞいてみると、そこにはサンタがいて記念撮影をしている。サンタと写真を撮るためだけに人が並んでいるのだ。はじめは人形かと思っていたが、よく見ると生きた人間で、いかにもサンタの雰囲気を持った西洋人だった。 海側の催し場ではSanta Vilaと名づけ、舞台でパーフォーマンスが行われている。ショーの時間にはまだ早すぎたようだ。お店の中にもそこそこ客はいるようだが、客の数より売りこの方が多いようだ。  海沿いの広場には巨大なクリスマス・ツリーが飾られている。夜にはイルミネーションがとてもきれいだろう。また、名前は忘れたが、回転式の展望台が建設中が建設中だったが、年内の開業には間に合いそうもない。 モール・オブ・エイシアの周囲には次々とユニークなビルが建ち始めている。モールの目の前にはSMDCの巨大なコンドミニアムも完成間近で、この付近の様相も一変しそうだ。

師走のモール・オブ・エイシアは人で一杯 2011年12月12日


 ここ3日ほど、朝から晩まで、しとしと雨が降り続いている。フィリピンを訪問された退職者は「この雨季はいつ終わるのですか」と質問される。そもそもフィリピンは11月から乾季で、12月ともなれば、ほとんど雨は降らない。1月と2月はさわやかな天気が続き、3月から熱くなって夏休みシーズン、そして学校が始まる6月から雨季に突入する。それなのに、このごろは台風が来ているわけでもないのに、毎日毎日雨なのだ。フィリピンの雨は熱帯特有のざっと降ってすぐに止んでしまうスコールが中心だが、まるで日本の梅雨のように一日中しつこく降り続いている。 乾季にしとしと雨は、植物にとっては恵みの雨だ。  この雨で直接被害を受けているのが、街やリゾートでアイスクリームやタバコを売り歩いているベンダーだ。25度くらいになるとフィリピンの人は寒く感じて、アイスクリームなどには手を出さないし、タバコはぬれてしまう。だから、この人たちは、クリスマスが近いというにほとんど収入がなくて、クリスマスに欠かせないフィエスタ・ハムの代わりにひもの一枚でクリスマスを祝うことになりそうだ。雨が頼りのお百姓さんや植物は返って喜んでいるかもしれないが、天気が頼りの建設労働者もたまったものではないだろう。 こんな異常気象をもたらしているのは、今まさに、南アフリカで京都議定書の改訂のために議論されている地球温暖化に他ならない。先進国であろうが後進国であろうが、排出される二酸化炭素にかわりはなく、議論をしている間にも地球温暖化は着々と進行し、世界の気候を変えている。世界各地を襲っている旱魃や洪水により、その日暮らしの貧しい人たちがまず被害を受けるのだ。しかし、この長雨には放射能が含まれている可能性はないとうことだけでも幸いではある。また、どういうわけか知らないが、私の農場のあるアルバイ地方では地球温暖化対策として竹を盛んに植えているそうだ。 フィリピンでは人差し指を上に向けて、「バハラカ」(勝手にしろ)と言って人を忠告をする。ヤンチャなKIANはいつも回りに「バハラカ」と注意されているので、その仕草をまねる。KIANは議定書をめぐって無用な議論を繰り返す政治家達に忠告しているのかもしれない。   原発事故で世界的に有名になったフクシマだが、ここから排出された放射能が大気に乗って拡散し、雨で地上に舞い降り、福島ばかりではなく、千葉や東京も汚染されているらしい。こんな状況では福島から遠くに住んでいたからといって安心はできず、特にお子さんを育てる親の不安は大きい。放射能に汚染された地域の不動産も暴落し、買い手がつかないそうだ。  さらに、日本の経済危機の到来がささやかれて久しいが、まさに大地震の再来や放射能汚染という三重苦をかかえた日本を脱出するという動きが加速されているようだ。最近、退職ビザを申請する方の目だった特長は女性が多いということだ。さらに皆さん現役で、子育て中のお母さんもいる。まさに若い女性が立ち上がって日本を見捨てる時代に突入しつつあると実感する。  現在私が、退職ビザをお世話している方の半分が女性ないし奥さんだ。従来のように旦那さんが前面に出るのはなく、奥さん主導でことが進められている。かつては、フィリピンといえば、女性はそっぽを向いてしまうのが普通だった。しかし、この方々は冷静な目でフィリピンを見直して永住先にと選択したのだ。いざと言うときに強いのが女性、特に母親なのだ。マーケットのねらい目は女性というが、フィリピン・ブランドも日本女性に評価されつつあるようだ。

フィリピンも異常気象 2011年12月9日



 JALなどの外国航空会社が到着するターミナル1の出迎えの難しさは繰り返し紹介してきた。ターミナル1に着くのだったら出迎えを頼むよりも空港タクシーでホテルに向かったほうが間違いない。しかし、PALの到着するターミナル2は、はるかに出迎えがやさしいし、さらにCebu PacificやANAが到着するターミナル3は、全く問題がない。しかも、ターミナル3は、高速道路(SKYWAY)経由でマカティに10分程度で到着するので、そのためだけにでもANAを利用する価値があるほどだ。最近、ターミナル2と3で人を出迎える機会があったので、注意点などを紹介したい。  はじめにターミナル2だが、このターミナルはPAL(フィリピン航空)専用で、国際線と国内線が一緒になっており、真ん中で鍵型に折れている。ターミナル・ビルの外側から見て左が国際線、右が国内線だ。  出迎えの人はターミナル・ビルの中には入れないので、外の道路で待っている。ターミナル・ビルを出てちょっと進むとたくさんの人がいるのですぐに分かる。柱にはBAY17などと番号が振ってあるので、あらかじめBAY番号を決めておくと迷うことはない。  ターミナル・ビルの中央、国際線と国内線の分かれ目あたりにタクシー乗り場がある。そこに大きなクーポン・タクシーの料金表の看板が出ているので、そこでまず行き先の料金を確認してほしい。マカティなら330ないし440ペソ、マニラなら440ないし530ペソ程度だ。(画面をクリックして拡大して見てほしい)       道路を渡るとクーポン・タクシーがスタン・バイしているのですぐに分かる。係りの人に行き先を告げると料金が書かれたクーポンを渡されるので、降りるときに運転手に直接払う。行き先が2箇所だったり、途中でどこかに寄ったりすると追加料金を取られる。これはきっと運転手の臨時収入になるのだろう。空港の職員(らしき)に聞いたら、レンタカーを案内されて、倍以上吹っかけられたという人もいるので気をつけてほしい。きっとおのぼりさんと見られたのに違いない。  少し右側に進むとAIRPRT SHUTTLEバスがあって、別のタ-ミナルへ行ける。無料のはずだが、お金を取られたという話もあるのやはり注意が必要。 さらに右に向かうとイエロー・タクシーの乗り場があり、荷物が少ない場合はこれで十分だ。初乗りが70ペソで一般のタクシー(40ペソ)に対して倍近いが、マカティまでは250ペソ程度で行ける。         数年前イエロー・タクシーが走り始めたころは運転手のマナーも良く、お釣りもちゃんとよこして気持ちよく乗れたが、最近はほとんどの運転手がぼるといっても過言でないようだ。200ペソを200ドルと言ってみたり、2000ペソと0を一個余計につけてみたり、あの手この手で客を騙そうとする。もし、そのようなことがあったとしたら、喧嘩しないで払っておいて、そっとタクシー番号とプレート番号を控えておくことだ。領収書を請求するのも良い手だ。最近のタクシーは領収書を発行できるようになっているものもある。後でホテルでクレームしてもらおう。  ターミナル3は最新鋭のターミナルだが構造上の欠陥があるということで部分開業されから久しいが未だに全面開業の気配がない。現在は、ほとんどセブパシフィック専用だが、日本からは唯一ANAが乗り入れている。 このターミナルは、ターミナル1や2と違って、出迎えの人がターミナルビルの中に入れる。だから、手続きを終えて、そのまま進めば、出迎えの人にガラス越しに確認できるという、当たり前の構造なのだが、ターミナル1に比べると雲泥の差がある。 クーポンタクシーやイエロータクシーもターミナルビルを出て右に向かえば、自然にわかるようになっている。

ターミナル2と3の出迎え 2011年12月9日


2011年も押し迫って、恒例のPRAクリスマスパーティが12月16日(金)に開催される。毎年開催場所を変えるのだが、今年は、空港第一ターミナルをパラニャケに向かって少し行ったところにあるDuty Free Philippines Fiesta Mallで3時から開催される。ちなみに去年は、なんとフィリピン国家警察の総本山キャンプ・クラミで行われた。 今年のプログラムの目玉は、退職者によるパーフォーマンスの披露だ。一組5分で何を披露しても良い。あらかじめ登録が必要で、携帯0917-985-3715 あるいはsocialdynamics pra@yahoo.comに名前、ビザ番号、出し物を連絡する。8組しか参加できないので早めに申し込んでほしいとPRAは案内している。賞品は全員に出るが、特に優秀な3組には特別賞が与えられる。  服装は赤か金色の帽子を被ってくること、それから交換用の500ペソ程度のギフトを持参してほしいとのこと。キャンプクラミで行われた昨年のパーティには多くの退職者が参加した。

PRAクリスマスパーティ(2011)のお知らせ 2011年12月8日



 「金無し...」の改訂版が出版社より当方のところに届いた。フィリピンに在住で、日本で本書を買うことができない方にお分けするつもりで、取り寄せたものだ。フィリピンでの税金、日本からの送料も含めて、1000ペソで提供する予定。フィリピン国内であれば郵送もするので、Eメールで届け先を連絡するとともに、本代と郵送料(LBCで160ペソ程度)は事前に振り込んでほしい。 イカロス出版社の方の話によると3.11の大震災以来、海外に居住するためのノウハウ本の出荷が急増し、「金無し、コネ無し、フィリピン暮らし」の在庫も底をついて、急遽、改訂版出版の運びとなった。初版出版から3年半が経過し、世の中の情勢も大分変わったので、記述を全面的に見直した。基本的な内容は同様だが、「フィリピンで死んでしまったら」、「子供の二重国籍」、「ペットのフィリピンへの持込」など初版では触れなかった話題を追加するとともに、「コンドミニアムの建設ラッシュ」、ファーストフードチェーン「INASALの躍進」などの最近の話題にも言及した。 さらに、表紙や各章の1ページ目を飾る写真や、この3年半に撮影したフィリピン人の生活振りの写真を大幅に入れ替えないし追加した。もちろん為替レートなどの最新データもアップデートし、年内にも出版される予定だが、書店に並ぶのは1月の中旬となる見込み。  今後、フィリピンにロングステイあるいは永住する方々が大幅に増えると思うが、本書が引き続きフィリピン生活のバイブルとしてお役に立てることを祈っている。  

「金無しコネ無しフィリピン暮らし」改訂版発行のお知らせ 2011年12月8日


  フィリピン人は野菜ぎらいということは衆知に事実だ。しかし、庶民はそれなりの工夫で野菜を取っている。フィリピン料理は肉と魚が中心で野菜料理というものは数えるほどしかない。しかし、肉料理に欠かさずついてくるのがATSARA(アッチャーラ)だ。これは未熟のパパイヤを細切りにして酢につけたものだが、これが大いに消化を助け、メタボを防ぐ効果があるそうだ。  フィエスタともなると肉・肉・魚・魚・肉料理で野菜料理は全くない。しかし、このアッチャーラだけはおいてあって、肉や魚料理で満腹になったらこれを食べてお腹をすっきりさせて、また食べるというのがフィリピン流だそうだ。 糖尿病、高血圧、動脈硬化などに良いとなると、梅干や漬物と伴に私の食卓を飾らないわけにはいかない。いわば、日本人にとっての梅干、韓国人にとってのキムチ、西洋人にとってのピクルスといえる存在なのだ。パパイヤはマンゴ、パイナップル、バナナに継ぐ果物の大関クラスだが、完熟したパパイヤにはパパイン酵素がほとんど含まれておらず、単なる甘い果物で、これらの効果はないそうだ。  未熟なパパイヤのもう一つの効用は美肌効果だ。古い角質を取り除き肌をきれいにする効果があるそうだ。殺菌効果もあり、パパイヤ石鹸として売り出されている。スーパーで一個たったの30~60ペソで売られている。先日、日本にお土産に買って帰ったら、妻や嫁に大いに感謝された。美肌はフィリピンでも日本でも女性の最大の関心事なのだ。 パパイヤは種さえまけばいくらでも育つ。地方へ行けば、未熟のパパイヤなど腐るほどあり、ほとんどただで手に入る。これが、メタボ、消化、美肌に役に立つというのだから、なんともありがたい話だ。 フィリピンではパパイヤのほかにもマンゴやランカ(ジャックフルーツ、世界一大きな果物)など、未熟の果物を野菜代わりに食べる。ランカの木が一本あればいつでも収穫できるので、なんともありがたい。このランカも大変栽培しやすい木で、田舎の家の庭先には必ずはえている。 パイナップルも高血圧や動脈硬化に効果がある。また、バナナは日本でもブームになっているくらいに有用な果物だ。こんな果物がいくらでも手に入るフィリピンでは、あえて、野菜野菜と騒ぐ必要がないのかもしれない。

未熟のパパイヤの効用 2011年12月6日



さきごろマラカニヤンの大統領府により、2012年のフィリピンの祝日・特別休日が発表された。アロヨ前大統領の人気取り作戦として行われてきた祝日の振り替えやブリッジ休みなどのばら撒きは影をひそめ、合計で18日が祝日・特別休日と指定された。なお、日本大使館は、このほかに日本の祝日も加味して休館日を決めるので要注意だ。 1月1日(日)New Year’s Day 元旦、2日(月)は代休とならないが三が日を休みとするところも多い 1月23日(月)Chinese New Year(旧正月) 2月25日(土)People’s Power Anniversary(エドサ革命記念日)  4月5日(木)Holly Week(聖週間) 4月6日(金)Holly Week(聖週間) 4月9日(月)Araw […]

2012年フィリピンの祝日と特別休日 2011年12月4日


  いよいよ12月、フィリピンはクリスマス一色といいたいところだが、街の飾り付けは、少々地味なようだ。サウス・スーパー・ハイウエイ沿いのクリスマス・ランタン売りのお店も数が少ない。 アヤラ通り沿いの電飾は去年は雪が降るような電球が連なって幻想的だったが、今年はいたって平凡だ。アラヤ・トライアングルの飾りつけも目に付かない。  SMマカティの工芸品売り場、民芸品でBALIKBAYANの向こうを張るKULTURAには、まさに売らんかなの商魂でクリスマスの飾り付けが所狭しと並んでいたが、客はほとんどいない。せいぜいKIANが走り回っているくらいだ。庶民は去年使ったものをまた使うから、新規に買う人はあまりないのかもしれない。これだけの商品が余ってしまったら、また来年売るのか、あるいは処分してしまうのか、気にかかるところだ。 今日、ここへ来た目的はKULTURAの店員が毎日4時からはじめるダンスだ。KIANがこれにあわせて踊るから私に是非見せたいというわけだ。しかしこの日のKIANはのりが今一だったようだ。 我が家にもサンタクロースの人形が3つほど飾ってあるが、しっかりもののマム・ジェーンはデビソリアで一体200ペソで買っているが、KURUTURAでは同じものが500ペソだそうだ。

もうすぐクリスマス 2011年12月1日