Daily Archives: February 16, 2011


熱気気球見物にアンヘレスに入った際、常宿のアメリカホテルは満員で、いくつか当たった他のホテルも満員、仕方なくDAUバスターミナルのすぐ隣の SOGOに泊まった。しかし、ここも30分ほど待ってようやく泊まることが出来たが、12時間で819ペソと他のホテルに比べて格安だ。  この日はバレンタインデイの前々日の土曜と会って、昼間から満員の盛況だったそうだ。ガレージ付の部屋と一般の部屋があって、1階がガレージ付、4階建てで全部で125室もあるそうだ。入り口は駐車場に入るようで、一般のホテルに比べていかにもわびしいが、レセプションは普通の3流ホテルよりましだ。ただ、大きな待合室がいかにもモーテルらしい。バレンタインデイが近いとあってバラで作ったハートがいかにもと言った感じだ。 部屋は小ぶりだが、清潔でこじんまりしていて、寝るだけの目的には充分だ。ルームサービスも充実していて、格安のアメリカホテルが、1150ペソ、普通のホテルは1500ペソが相場だから、ここはその半額程度で一晩寝れるのだから超格安といえる。 料金表は金~日曜の価格だが、平日はもっと安いそうだ。予約は全く受け付けず、First Come First Serviceだが、少し待てば泊まれるので、問題ない。この日は旅行者風の韓国人も空きを待っていた。SOGOは首都圏を制圧し、パンパンガやセブに進出し、さらにバギオ、ダバオと全校制覇に野望を抱く、すでに23ヶ所のホテルを経営し、最も成功した日本人の一人と言えるだろう

ホテル・モーテルチェーンSOGOの大躍進(その2)2011年2月16日


 フィリピンのケーキ屋さんといえば、Goldilocks(ゴールディラックス)かRed Ribbon(レッド・リボン)が有名で、街のいたるところに出店している。特に誕生日パーティといえば750ペソで20~30人がたっぷり食べられる四角い巨大なケーキが買えるゴールディラックスと相場が決まっていた。誕生日があるたびに、一切れといっても普通の一切れの倍もあるようなのを配られて、甘いものが苦手の中年日本人はいつも往生したものだ。しかし、他のフィリピン人は、こんなに甘いケーキをおいしそうに全部平らげるにはいつも感心した。 ゴールディラックスとは一線を画し、少々高級路線を行くのがレッド・リボンだ。甘さも大きさも控えめで、10人くらいで食べられる中位のケーキが500~600ペソで少々高めだが、最近の若い子はレッド・リボンを好むようだ。しかし、誕生日のように不特定多数がやってくる場合は、やはりゴールディラックスで巨大なケーキを買う。質より量、そして甘いことがフィリピン庶民には肝心なのだ。  私の日課である散歩のコースのカマゴン・ストリートとセントポール・ストリートの交差点あたりにMelliza(メリサ)というチーズ・ケーキ・ハウスがある。質素なたたずまいで、いつも客も入っておらず、こんなところでケーキ屋さんをやって商売になるのだろうかといつもいぶかっていた。 ある日、相棒のジェーに聞いてい見ると、ここのチーズ・ケーキは有名で学生時代はいつも生唾を飲み込んで通り過ぎていたと聞かされた。ならばと早速店に行って買い求めたが、小さめの一切れが77ペソ、一箱5個で385ペソ、丸々買って10個分で770ペソだ。値段もレッドリボンの少々上を行く。色々な雑誌などでも紹介されているようで、グロリエッタなどにも出店しているが、すべてのケーキは店の発祥地のここで作って、卸しているそうだ。中を覗いて見ると、売り場の5倍くらいのスペースのケーキの工場があり、いかにも直売所といった按配だ。  糖尿病の気のある私としては、ケーキなどというものを長いこと食していない。ちょっと端っこを削り取って食べてみるとなかなかおいしかった。誕生ケーキの定番のゴールデラックスの甘いだけのケーキとは一味違う。でもそれ以上は食べさせてもらえなかった。  ジェーンはプレイン・チーズ・ケーキが一番好きだというが、そのほかにも色々飾り付けがある。しかし、ベースのケーキは皆一緒だ。だからプレインも同じ値段というのが解せない。さらに解せないのはシュガーレスというのがあって、それは一切れ88ペソだ。砂糖が無い分だけ安いと思うのだが、素人の浅知恵だろうか。  

フィリピンのケーキ事情 2011年2月16日



 このほど会社を受取人としてソニー・ライフの生命保険に加入した。(2013年現在ソニーライフはフィリピンから撤退して、すべての保険は別会社に移動して継続されています。) ことのきっかけは、今の事務所兼居住スペースのコンドミアムを買うために少々借金をしたことだ。5年もすれば悠々返せると思うが、もしその前に私が死んでしまうと、フィリピンとしてはそこそこ大きい借金が残ってしまう。今のところ営業的には一枚看板で、その後事業が継続できるかどうかは今後の後継者の育成ににかかっている。そんな状態で、周囲のフィリピーノに大きな借金を残して逝ってしまうのはいかにも無責任だ。しかし、長生きするために極端な節制をする気にもなれない。子供もとうに巣立って、いつ死んでも誰にも迷惑をかけることもない、と思っていたが、周囲のフィリピーノが私の事業で食っているとなると、そうおいそれと死ぬわけにも行かなくなった。そこで思いついたのが生命保険だ。そこでソニー・ライフの門をたたいて話をしてみると、事業の継続資金として会社のキーマンが生命保険に加入するのは極普通のことだという。その話を聞いて、私の今やっていることが事業と呼べるまでになってきたのだと、なにかこそばゆい感じがした。   (待望の押し車付3輪車を買ってもらってご機嫌のキアン。お勘定を払ったあとはパパに押してもらいながら悠々凱旋だ)  (この日は歯ブラシも買ってもらって生えかけの歯を自分で磨いて得意げだ) 借金が300万ペソなので、保険金は同等の額として、掛け金は1万~2万ペソが長続きできる範囲だ。それに基づいてソニー・ライフの担当者(中村さん、携帯0906-572-3408)が保険を設計してくれた。数日後メールが来て下記の提案があった。 1.毎月4万ペソの掛け金で5年払い、終身保障 2.毎月1万ペソの掛け金で5年払い、保障期間は5年間、掛け捨て 3.毎月2万ペソの掛け金で5年払い、3百万ペソの保障を5年間、その後は百万ペソの終身保障 今後5年くらいは頑張れるだろうと想定と、借金も5年もあれば返せるだろう、そして葬式代くらいは欲しいということで、(3)の案が最も適しているということで決心した。   52歳のときにA型肝炎をやって、生命保険の類には入れないと思っていたが、10年たった今はもう時効ということだ。さらに4年前、糖尿病で投薬を半年続けたが、その後、薬をやめて食事療法と運動で血糖値をコントロールしていることについては、健康診断の結果を見て決めるということだった。後日健康診断を実施して、その結果、コレステロール、血糖値、HbA1cが若干高めということで、月々8000ペソの割増金を取られてしまったが、これは1年後再検査してなくなることもあるそうだ。   (ベビーカーはもはや無用の長物になった。散歩は必ずこの3輪車で出かけるのが日課だ。) (小守やメイドにかしづかれ、そしてママに抱かれてまるで王子様のキアン) ちなみに保険金の受取人(Beneficiary)が親族でなくて赤の他人ということはもはや許されないことだそうだ。まあ、あれだけ保険金殺人がまかり通れば、保険会社もそんな犯罪を誘発する可能性のあるようなことはやれないだろう。しかし、会社が重要な地位の人間に保険をかけ、受取を会社とすることは可能とのこと。 […]

ソニー・ライフの生命保険に加入 2011年2月16日