2月24日キアンが入院した。22日は下の写真のように極めて元気で、手製のベビーチェアーに座らせられて、ご機嫌にはしゃいでいたのだが。 ところが、24日、奇しくもママ、ジェーンの誕生日に右目の下が腫れ始めた。ただ、体調は良好で、ママの誕生ケーキをわしづかみにして遊んでいた。ジェーンが医者に電話したが、医者のアドバイスはしばらく様子を見ようということだった。 ところが午後になって、腫れはひどくなり、このままではやばいと判断して、ジェーンが病院へ連れて行った。マンダルヨンのボニーにあるVictor R. Potenciano Medical Centerというキアンが生まれた二流病院だ。ただ、医者や設備は一流で、Makati Medical Center等に比べて規模が小さく、値段も安いというだけだ。かかり付けの医師によると、ウイルス感染で、目にも近いので慎重に対処しないといけないと のアドバイス。そこで、そのまま入院。もちろん、ママとヤヤが付き添って、3泊4日、皆で病院で過すことになった。 翌25日、私が見舞いに行くと、すでに腫れは引き始めているが、足に点滴をしていて、行動が制限されて入る。キアンは、私を見ると「僕、可哀想」とばか り泣き始めてしまった。確かにかわいそうだが、ママやヤヤに付き添われて私立病院の個室に入院なんて、庶民になかなか出来る相談ではない。普通は、医者に 見てもらって薬を処方されるだけでもラッキーといわざるを得ないのがフィリピンの現実だ。しかし、こんな状態でもキアンは相変わらず元気にはしゃいでい た。 4日目の朝、キアンはもう我慢できないとばかり、自分で点滴をはずしてしまった。医者は必死に取り付けようとするが、小太りのキアンの血管を見つけること […]