Daily Archives: April 17, 2011


昨年の11月以来、来月から、来月からとアナウンスされ続けてきたPRAの新ルールが、いよいよ5月5日(木)から適用された。なお、すでにビザをお持ちの方、あるいは、5月4日以前に定期預金開設に必要なドルを送金した方で旧ルールを選択した方は、今回のルール改正の影響は受けない。 新ルールは先に報告したものとは大分内容が変更されており、主に3つのプログラムが用意され選択できるようになっている。 1.SRRVクラッシック(既存のプログラムの改訂版) 2.SRRVスマイル(新規プログラム) 3.SRRVヒューマン・タッチ(治療あるいは療養のためのプログラム) 1.SRRVクラシック 35歳以上、50歳未満は5万ドルの定期預金をPRA指定の銀行に預けること、50歳以上は2万ドル、年金申請は1万ドルは従来と同様、ただし、年間360ドルの会費を前払いでPRAに支払う(3人以上の同伴者には一人100ドル追加)。ドル定期預金はコンドミニアムの購入や戸建住宅の長期リースのに転用することはできるが、それらの物件は入居可能な状態であること(プレセールのコンドミニアムや住宅の建設には使えない)。また、投資総額は5万ドル以上であること。この場合、あらたにビジトリアルフィーは発生しない。なお、ビザ申請に必要な書類は従来と同様。 2.SRRVスマイル  35歳以上一律、2万ドル。この2万ドルは投資に転用することはできず、将来必要となるであろう医療費や埋葬費用などに使用することを前提とする。年会費等については(1)と同様。 3.SRRVヒューマン・タッチ  35歳以上、一律1万ドル。その他の条件は(2)と同様。ただし、年金は月々1500ドル以上必要で、年金証書ならびにフィリピンで年金を受け取っている証拠、健康保険証書さらに療養あるいは介護が必要であるという診断書等を提出すること。同伴者は配偶者等1名のみ。  4.既存の退職ビザ保有者  既存の退職ビザ保有者は(2)のSRRVスマイルに乗り換えることができる。その場合、50歳未満で5万ドルあるいは7万5千ドルでビザを取った人は360ドルの年会費を支払うことにより、差額3万ドルあるいは5万5千ドルを引き出すことができる。さらに50 歳以上で5万ドルでビザを取得し、現在の2万ドルとの差額3万ドルを引き出した退職者(ハーモニゼーション)は、従来450ドルを支払っていたものが、 360ドルに減額される。あるいは、5万ドルをすべて投資に転用している人は2万ドルを再預金することにより、500ドルのビジトリアル・フィーが360 ドルに減額される。もちろん現状維持を選択することも可能だ。 (5月4日新ルール適用の前日に行われた新ルールの説明会の様子と自ら説明するGM)   ルールの細則 […]

PRA新ルールが5月5日から施行されました 2011年4月17日


 KIANの誕生日が年度末の3月31日。あれから1年、近所の黄色い藤のような花は満開となった(名前を聞いても誰も知らない)。1年中暖かいこの熱帯の地でどうやって季節を知るのか分からないが、この木は正確に時を知り、花を咲かせている。この木の下はトライシクルのターミナルになっているが、花の写真を撮っていたら、トライシクルのドライバー達がポーズを取って写真撮影をねだっていた。   ここのところ、歩行練習に余念のないKIANだったが、その運動のおかげで少々締まってきたような気がする。 部屋でKIANが歩いていると大声がかかり、行って見ると、KIANが数歩歩いている。カメラを向けるとなかなか歩いてくれない。1年と2週間目の出来事だった。後2~3週間もすれば家の中を自由に歩き回ることだろう。特に、ホリーウイークは田舎に帰るので、農場の大きな家の中を歩き回る姿が目に浮かぶ。  

速報、KIANがついに歩いた 2011年4月17日



最近フィリピンに二人の娘さんをつれてやってきた退職者が、新車でパスコの事務所を訪問された。どんな車を買おうかと迷っていたのだが、いすゞの SPORTIVEという7人乗りのSUVを購入したのだが、決め手はカーナビだった。運転手が道を良く知らなくて困っていたのだが、この車はカーナビが標 準装備されていたので、即決したそうだ。価格は120万ペソで決して安くは無いが、席が3列あって、洪水の多いマニラでは車高も十分だ。  フィリピンでカーナビのある車に乗るのは初めてだった。カーナビの器械は簡単に手に入るが問題はソフトだ。地図のソフトが無ければカーナビは何の役にも 立たない。フィリピンでは運転手を使うことが多く、彼らは道を良く知っている。だからカーナビの需要は少なくて、ソフトの作成に元が取れないと思ってい た。少なくともマニラないしカラバリソン(カビテ、ラグナ、バタンガス、リザール、ケソン)全域の詳細な地図が入っていなければどうしようもない。それだ けの地図を入力するのは容易なことではないだろうし、かなりの投資となる。   1990年代の初頭、私がフィリピンにやってきたばかりのころ、フィリピン人をたくさん雇って日夜、日本の地図を入力している会社があった。その後、日本 のカーナビが急速的に普及した。あのカーナビの地図は、実はフィリピンで入力されたものだったのだ。あれから20年、ついにフィリピンにもカーナビが上陸 したのだ。    ちなみに、フィリピンで地図を見ながら行き先を探す人はめったにいない。住所を頼りに人に聞きながら探す。 それでなんとか間に合ってしまうのだ。というよりか、彼らは地図が読めないのだ。彼らにとって立体的に地理を見るよりも、平面的に地理を捉えるほうが易し い。要は、マクドナルドのある交差点を右に曲がって、しばらく行ってカルテックスのガソリンスタンドを左に折れて...てな具合だ。したがってカーナビは フィリピン人にとって天の恵みか果たして無用の長物か興味のあるところだ。ちなみに件の運転手はどうしてもPRAへの案内をカーナビに入力することができ […]

フィリピンにカーナビ登場 2011年4月17日