KIANのパパであるカーネル(大佐)ヤンさんの娘キンバリー(キム、15歳)がバギオに近いヌエベ・ビスカヤから夏休みを利用してやってきた。彼女のことは、いずれ詳しく紹介するが、今朝、大変貴重な情報を彼女がもたらしてくれた。 正月以来のことなので、私が掲載したブログを彼女に見せてやった。内容は分からなくても写真を見るだけでも楽しいだろうというわけだ。彼女が席を開けたの で、ちょっとパソコンをのぞいてみると、私が書いたはずのブログが英語になっているのだ。これは異なこと奇怪な、というわけで、聞いてみると、右上の Translateというボタンを押すだけで英語にでもタガログ語でもなんにでも翻訳されて現れるというのだ。 翻訳ソフトがあるというのは知ってはいた。しかし、それを使って作成したであろうPRAのパンフレットを見ても、なんとも使い物になるレベルには程遠かっ た。とてもとても恥ずかしくて人前に出せるものではない。だから、翻訳ソフトが実用に供するには後10年はかかると思っていた。 確かに、私のHPやブログの英訳を見ると、「人気者」や「苦節」などの漢字はそのままで、翻訳の精度については50点はあげられない。しかし、今まで写真 を見るしかないフィリピン人が、50%、場合によっては80%程度の 内容を理解できるとしたら、これは革命的なことだ。私のホームページやブログで退職者に多くの情報を発信しているが、私の同僚のフィリピーノは私がどんな 情報を発信しているか知るすべがないのだ。 […]