Monthly Archives: August 2011


27日から30日は、4連休だ。連休中日(英雄の日)に田舎から出てきた二人の子供と、ビザ発行を待つ若い退職者(Tさん)を案内してタガイ タイを訪問した。連休の中日とあって、サンタロサの出口あたりからタガイタイに到着するまでほとんど渋滞続きだった。普段の休日なら1時間半でつくところ を3時間近くかかってしまった。途中、今日の休み(英雄の日)のいわれを同行したフィリピン人に聞いて見たが、納得の行く返事はなかった。 Tさんにマカティやボニファシオのビル群を見せようとスカイ・ウエイを走って見たが、スーカットにある既存の高速道路 とのジャンクションが半年遅れで完成していた。スカイ・ウエイはここで終わって下を走るSLEX(South Luzon Express Way) に接続し、その先に続く2車線の道路はアラバンへの出口になっていて、SLEXには戻れない。ここは幅が100m近くあり、出入りの料金所ができており、 空港の滑走路付近にあった料金所は取り払われていた。 ずいぶん金をかけたようだが、それに見合う交通量には程遠いようだ。 サンタ・ロサを出て、タガイタイに向かうと、新興団地が途切れたあたりで、ゆでたてのとうもろこしを売る店が数十軒並んでいる。100ペソ渡したら8本買ってきてくれたが、一本12.5ペソ(約25円)とは日本の10分の一の値段だ。ジャパニーズ・コーンと呼ばれるこのとうもろこしには、味にうるさいTさんも美味しいとほめていた。渋滞で昼近くになって腹ペコのKIANは、その熱さをもろともせず必死にかじりついていた。KIANは天天火鍋でゆでとうもろこしを食べて以来、大好物なのだ。 パイナップルがどんな風に実をつけるか知らない日本人が多いが、Tさんも気になっていると思っていたという。そこで途中で車を停めて パイナップル畑を観察。子供二人を連れてやってきていたママ・ジェーンの兄によると、昨年ビコールの農場に100本の苗をここで買って植えたうち、10本 くらいが実をつけているとのこと。たまにしか農場にいけない私は、いつも農場の果物にありつけないので、今回はパイナップルが熟したらまず、マニラに送り […]

スカイ・ウエイの完成とタアル・ビスタ・ホテル(タガイタイ)2011年8月30日


連休の最終日はペニンシュラ・ホテルでランチを取った。高級ホテルめぐりの第4弾だ。ペニンシュラ・ホテルといえば、香港では最高級ホテルの名をほしい ままにしている。しかし、ちょっと古いだけに、シャングリラ・ホテルなどに押されてはいるが、内装は荘厳でいまだに最高級ホテルの一角を占めている。ちな みにシャングリラ・ホテルは1970年代シンガポールでは最高級ホテルの一つだったが、よく格安の飲茶を食べに行ったものだ。  お出かけが大好きなKIANはロビーのレストランではしゃぎまわっている。飾りの小石をつかんではほうり投げるのでヤヤがあわてて拾い集めていた。  いつもの通り、パンシット・カントン、クラブハウス・サンドイッチ、スパゲッティと安めのメニューを注文して、狙いは只のパンだ。3品しか注文しなくても、大人5人と子供3人が満腹になれる。  これにビール一杯とコーヒー2杯でしめて2353ペソ、決して高いランチではない。それぞれのメニューは500ペソ前後と普通のレスト ランの2倍はするが、それだけに味は良い。特にスパゲッティは生のトマトで味付けしてあり、あのジョルビーの甘いスパゲッティとは一線を画する。  KIANはパンシット・カントンとパンをパクパクと食べて、お腹が一杯になると、ロビーの中を走り回ってママ・ジェーンが落ち着いていられない。   一階のプールに行ってみると、そこはまさに都会のオアシスだ。KIANは水をみるなり興奮して、服のまま水遊びをしようとする。カーネルはそれを制止するのに躍起だ。  プールサイドにはしゃれた庭園を持つレストランがあり、ここで食事を取ったほうがKAINも楽しめたろう。入り口には珍しくビーグルの爆弾探知犬がいた。小型だが、なかなか頭の良い犬で、以前、犬と猫が人間を支配する映画で主役を務めた犬だ。  

ペニンシュラ・ホテルでランチ 2011年8月30日



退職ビザを取得するためには健康診断を受けなければならないが、私がもっぱら利用しているのが日本人会クリニックだ。ここはマニラ日本人会が経営し、日 本人駐在員のためのクリニックだが、日本人の医師もいて相談にのってもらえる。場所はブエンディア通り、RCBCタワーのとなりのとなり、トライデントタ ワーの23階にある。ここはマニラ日本人会やマニラ日本人商工会議所の事務所があるところで、たとえ日本人会に加入していなくとも診察や健康診断はしても らえる。 この日本人会クリニックとの関わりは20年以上になる。私が企業の駐在員としてフィリピンにいたころ、私自身ばかりではなく、フィリピン人社員 の健康診断もここで受けるなど、クリニックの経営に少なからず貢献してきた。そのころ、日本人会クリニックでフィリピン人医師として働いていたのが、この ホクソン先生だ。現在は優に80歳はは超える年齢で、毎週土曜日、妊産婦の検診などをしているそうだ。腰は少々曲がっているものの、いまだ現役として働い ているのはすばらしい。   ホクソン先生と私の兄は奇しくも医療学会などで既知の仲であり、そのころ、カマヤン(フィリピン料理の老舗レストラン)などで一緒に食事をとったりした のを覚えている。そんな縁でホクソン先生には、会社のかかりつけ医師として、毎週1回、アラバンの事務所に来てもらっていた。  そんな縁の深いホクソン先生に15年振りに再開したのだが、先生はしっかりと私や兄のことを覚えていてくれた。そうしたら、クリニックの事務の 女性が私に向かって「あなたがTIC(日揮の子会社、現JGCフィリピン)の社長をしていたころ、この方が日本人会クリニックの先生だったのよ」と声をかけてきた。彼女達とは、現在も毎日のように接点はあるものの、あくまでも事務的なものだ。ところが、20年前からの私とクリニックとの関わりをちゃんと承 知していたのだ。 1989年以来、フィリピン在住は16年に達するが、このような古い出会いがあることはともてもうれしく思う。もちろん新しい出会いも大いに歓迎だが。 […]

ドクター・ホクソンとの再会 2011年8月28日


最近はゲストをもっぱらバクラランのAsianに案内しているが、先日ビザを取得した若干39歳の方は、「ステージで踊っている女の子達は、巷では見かけないような良い子が多いけれど、何故なんでしょう」と疑問を呈していた。確かに、こんな子達が事務所にいたとしたら、その争奪戦で男子社員は仕事に手がつかないだろう。そして、「そんな子が気に入れば3000ペソでちょんの間が楽しめてしまうなんて、とても信じがたい世界だ」と、ため息をもらす。 下の3枚の写真はカラオケのものだ。Asianでは写真撮影は許されておらず、あの過激なステージの様子はお見せすることができないが 残念だ。 カラオケは単に横に座っておしゃべりと歌のアシストをしてくれるだけで、決していかがわしいサービスはしてもらえないが、カラオケにしてもAsianのような春を売るような場所でも女の子のレベルは意外と似たりよったりだ。 女の子をテーブルに呼んで、ちょっと可愛い子に、ハイスクール時代はミス・ハイスクールだっただろうと聞くと、中には得意げにYESと答える子がいる。といってもまだ18歳で、ほんの1~2年 前のことだ。フィリピンではどのハイスクールでも美人コンテストがあって、毎年、学年ごとにミス・ハイスクールが決定される。たとえミス・ハイスクールで はないものの、ミューズだったとちょっと得意げに答える。ちなみにミューズとはミス・ハイスクールの候補で、準ミスといったところだ。 ミスター・ハイスクールというのもあって、ハンサムな男の子が選ばれる。ちなみにコンテストは生徒の投票によるが、選挙運動も盛んで、両親の財力がものをいうそうだ。ちなみにミスとミスターは見てくれだけだが、学業成績の優秀な子はプレジデント(クラス委員)に選ばれる。 次の3枚の写真はアンヘレス(クラーク)とバリオバレト(スービック)のゴーゴークラブの写真だが、ここにはミューズと呼べるいい子はめったにおらず、数と安さで勝負している。 ハイスクール時代を謳歌したこんな子達が、何故1~2年後には、はげ親父に媚を売ったり、体を売ったりする羽目になってしまうのだろうか。ちなみにフィリピンのハイスクールはプライマリー・スクール(小学校)を12歳で卒業して、16歳まで4年間通う。そのあとはカレッジ(大学)が4年~5年間だが、花街の子にも、たまにカレッジ在学中あるいは休学中の子がいる。ちなみに18歳といえばカレッジの2~3年生に相当する。 フィリピンでは、美人となると、皆がちやほやして宿題や試験の答えを教えてくれるので、勉強をしなくても好成績で学校を卒業できる。しかし世間に出たらそんなものは役に立たない。実力がものをいう世界だから、美人は雇うなというのがビジネスの鉄則で、彼女達の働き口は意外と少ない。しかも子供のころから男達にちやほやされ、執拗に愛を告げられるので、つい若いみそらで体を許してしまう。そして妊娠。堕胎が法律で禁止されているフィリピンでは生むしかなく、学校も追い出され、処女を奪ったハンサムで無責任な男はさっさととんずらしていない。そうなると16や17歳の若さで乳飲み子を抱えたこの可愛子ちゃん達は花街に身を落とすしかすべがないのだ。 たとえ乳飲み子を抱えていないとしても、18歳の解禁年齢になると大学新卒サラリーマンの倍や3倍は稼げる花街へ大量の可愛子ちゃんが、家族のために身を投じる。花街で売れるレベルに至らない子はメイドやウエイトレスになるが、収入は一桁違う。地方に行くとメイド・レベルの子達もかなり花街で働いてはいるが、エンターテイメントと名がつく職場で働く子はやはり美人であってほしい。 (注:18歳未満はマイナーあるいはアンダー・エイジと呼ばれ、花街等で働くことが厳格に禁止されている。かのMUが閉鎖されたのも多くのマイナーを働かせていたためだ。)

花街には何故美人が多いのか2011年8月27日



若干37歳の若い退職者ビザ申請中の方を、マカティRCBCタワーの3階にあるフィットネスクラブ「FitnessFirst」に案内した。ブエンジア通りとアヤラ通りの交差点にあるRCBCタワーはあの独特の楕円形のビルが目立つ一級のオフィスビルだ。 このフィットネス・クラブにはママ・ジェーンが毎日汗を流しているところで、彼女は1日2~3時間をここで過ごしている。お産の時、70キロ以上の体重がどうにか60キロ程度に落ちてきたのもこのジムのお陰だが、あと10キロは落とさないとセクシー・ボディとは言いがたい。引き続き頑張ってほしい。 このフィットネス・クラブはメトロマニラとセブ、サンフェルナンドなどのSMモールを中心に19箇所を展開し、全世界では500箇所という大手フィットネスクラブだ。ここで会員になれば、すべてのクラブを利用できるそうだ。施設はかなり大型で、コンドミニアムの併設されているジムとはちょっとスケールが違う。健康機器が所狭しと並び、もちろんサウナ、スチーム・バス、プール、温水ジャグジと一通りの施設が整っている。 ちょっと広めの多目的ホールでは毎日、ヨガ、拳法、エアロビクスなどが時間を区切って練習できる。平日は早朝6時から夜の10時まで、土日は朝8時から夜の8~6時まで、と毎日いつでも利用できる。 プールは幅は狭いが25メートルくらいある。ジャグジは温めのお風呂といった感じだ。SPAもあるが、ちなみにマッサージ代は1時間800ペソ、巷のマッサージ・パーラーの倍くらいはするが、場所代といったところだろう(ちなみに出張マッサージは200ペソ程度からだ)。   もちろん会員制で、入会金はメンバーの紹介があると3000ペソ(通常は7千ペソ程度、かつては会員券が6万ペソしたそうだが)、その他に希望により1850ペソでコーチがつく。月々の会費はは4ヶ月契約で3800ペソ/月。1年契約なら10%程度割引になる。フィリピンの物価感覚からすると高いといえば高いが、カラオケ2回分と思うと安い気もする。健康のための投資と思えばリーゾナブルだろう。また、ここは高級社交場でもあり、レベルの高い人たちと知り合いになれる機会も多いそうだ。  ところでこの日は、クラブの創立記念日で、5時過ぎには色々な衣装をつけた人たちが中を歩き回っていた。皆、最近の映画の主人公だ。

フィットネスクラブ「FitnessFirst」の紹介 2011年8月25日


           1歳と4ヶ月にもなるとKIANの好奇心と行動力はとどまるところを知らず、ちょっと目を離すとどこかへ飛んで行ってしまう。そこでママ・ジェーンが買 い求めたのがジェケットに紐がついていて、赤ちゃんの行動をコントロールできる代物だ。ヤヤ(子守)にとってこんな都合の良いものはない。紐でKIANの 行動を縛り付けておけば、自分は座ってヤヤ友達とおしゃべりにふけっていられる。   これを見て大いに疑問を呈したのが私だ。犬猫でもあるまいし、紐でつないでおくなんて、たとえ赤ちゃんであろうとも人間としての尊厳を汚すものだと激しく抗議した。そしてさらに、こんなものは面倒を見るヤヤの手抜きであって、KIANの大いなる成長を妨げるだけのものだと。人間は自ら判断して行動をすることが重要で、失敗や成功を通して喜びや落胆があり、成長していく。大人の目から見れば、赤ちゃんが単に走り回って遊んでいるだけかも知れないが、当の赤ちゃんにとってしてみれば、いつもチャレンジの連続なのだ。だからこのような行動規制は本当に赤ちゃんの身に危険が迫った時に限定されるべきで、例えば下の写真の下り階段に設けられた開き戸のような場合とかだ。  最近のKIANはおもちゃよりも大人が使っているものを何でもほしがり、何でも大人と同じようにやって見ようとする。まさにチャレンジの連続だ。それを、汚すから、壊すから、危ないからと何かと行動を規制しようと、ママ・ジェーンは顔をしかめるが、それはせっかく赤ちゃんが成長しようとしているのを妨げているにすぎない。  だから、何でも自由にさせてもらえる私と一緒に食事を取ったり遊んだりするのがKIANは大好きだ。その代わりKIANの食事のあとはテーブルや椅子、そして床とそこいらじゅう食べかすだらけでびしょびしょだ。それを、「フィリピーノは、例え赤ちゃんでも食物を遊びに使うのは神を冒涜するものとしてきらう」、とママ・ジェーンは口やかましい。それでもガラスのコップはすぐ壊すので、プラスティックのコップを買ってきたりして、しぶしぶ 協力してくれてはいるが。  KIANが部屋を走り回って遊んでいると大人たちは頭を角にぶつけるのではないかとか、転んでしまわないかとか、先回りして保護したり、大きな 声でKIANを脅して制止する。私といえばただ黙って見ているだけだが、大人はどうしても色々な事が気になって、赤ちゃんの行動を一定の枠にはめようとする。それでは赤ちゃんを檻に入れているようなものではないか。 檻の中にいては赤ちゃんは何も覚えない。頭をぶつけて痛ければ次回は気をつけようとするだろうし、熱いものを触れば、危険を察知するようになる。何事もやらせて体験して覚えさせることだ。それを、何でも先回りして過保護に育てると、自分で危険を察知して回避する術を学べない。そして大きくなってから、何かひどい目に会うと、自分を事前に保護してくれなかった両親、あるいは他人に責任があると、いわゆる他責の人になるのだ。秋葉原の無差別殺人やむしゃくしゃして患者のつめをはいだりするなんて行為は、きっとこういう過保護人間がしでかすのだろう。 紐につながれて歩いたり、行く先々で大人が規制をかけて、言われなき罵声(行動を制止する大声)を与えられ続けたら、もはや自分の判 断で動くことができなくなるだろう。その結果自分の判断で物事を進められず、常に誰かのアドバイスがないと前に進めない、なんとも頼りにならない人間に 育ってしまう。しかし、「ただほっておいては、ものごとの善悪の判断もできなくなる。だから間違ったことをしたら叱るべきだ」とママ・ジェーンは反論す […]

賢い赤ちゃんの育て方 パート2 2011年8月24日



待ちに待ったMU(Miss universal)が8月19日(金)、ついに復活した。例のASIANでその情報を得て、早速覗いてみたが、Miss Universalの大きなネオンは撤去されてはいたが、確かにオープンしている。入り口で見慣れたガードマンにカメラを預け、中に入ると初日だというのにかなり客が入っている。馴染みのマネージャーはいないが、見慣れたウエイトレスが親しげに微笑んでいる。皆、MUの復活を喜んでいるようだ。   ママさんに聞いて見ると、値段体系はかつてのMUとほぼ同じ(エントランス110ペソ、ビール95ペソ、レディズ・ドリンク500ペソ、お持ち帰りが 6000ペソ)だが、開店記念の3日間限定特別サービスがあるという。今日(金)から日曜日まで、エントランス無料、ビール3本まで無料、レディズ・ドリンク一杯無料、ただし、「オール・ザ・ウエイ(ヌード・ダンス)」、「お持ち帰り」、「VIPルームの使用」、はすべて無し。きわめて健康的な無料のショー・クラブだ。そのせいか、客はほとんど、あまり見かけることのないフィリピン人で占められている。  新しいMUの名称はMUカンポスらしいがあまり定かではない。新しいオーナーの名前はカンポスだそうだ。女の子と言えば、やはり見慣れない子が多い。しかし、控え室にはMUのベテランの KC(ケーシー)が初日からASIANから戻って来ていた。ベテランだけにMUには捨てきれないロイヤルティ(忠誠心)があるようだ。特別割引が終わり、「オール・ザ・ウエイ」や「お持ち帰り」が復活したら、前にいた女の子や助平でお金のある日本人や韓国人の客もも戻ってくることだろう。  私としてはせっかく開発したASIANも捨てがたいし、10年来の馴染みのMUも捨てがたく、悩ましいところだ。  

速報!MUが復活、今がチャンス 2011年8月20日


 日本のお盆があけると、今度はフィリピンの休日シーズンに入った。今週末(8月20日、土)から3連休。そして来週(8月27日、土)は4連休だ。 私の帽子をかぶってご機嫌のKIAN  8月20日(土)、21日(日)ニノイ・アキノ・ディで祝日、翌22日(月)は代休で3連休。  前アロヨ大統領は代休やブリッジ休みを乱発して、やたらと休日を作って国民の人気を得ようとしていたが、現アキノ大統領は、その点控えめだった。しかしながら、実の父の暗殺されたこの日は、アキノ大統領にとっては特別の日で、翌日の月曜は代休として、国民に父の冥福を祈ってほしい、ということのようだ。   8月27日(土)、28日(日)、29日(月)国民英雄の日、30日(火)ラマダン明けで4連休  このラマダン明けの発表があったのが、ほんの昨日19日(金)のことだった。大使館に行って見ると8月29日と30日は休館と張り紙がしてあって、初めてこの日がラマダン明けの休日ということを知った。フィリピンにはミンダナオ地方が中心にイスラム教徒が5%ほどいるが、90%以上がキリスト教徒のフィリピン人にとっては、単なるいつになるか分からない休日でしかない。この休日というマラカニヤンの発表でその存在を思い起こすだけだ。    次に年内の休日を参考に列挙する。 10月29日(土)、30日(日)、31日(月)ブリッジ休み(未定)、11月1日(火)All Saints Day(万聖節)で4連休  万聖節は皆ふるさとへ帰りお墓参りをして故人に再会する日だ。だからほとんどの人は田舎に帰り、マニラは空になる。日本のお盆と同様帰郷ラッシュはすさまじいものがある。10月31日は休日のブリッジだが例え祝日とマラカニヤンが決定しなくても、実質的には休みと思ったほうが間違いない。  11月30日(水)、ボニファシオ・ディ  革命組織KKK団を率いたフィリピンの英雄ボニファシオの生誕を祝う休日だ。   12月24日(土)クリスマスイブ、25日(日)クリスマスの祝日、26日(月)代休で3連休   […]

フィリピンの休日のお知らせ 2011年8月20日



チャイナタウンのデビソリアが庶民の買い物どころの北の横綱とすれば、バクラランは南の横綱でパラニャケ、カビテ方面、南へのの玄関口でもある。このあたり一体は数千軒の大小の問屋、小売店がひしめく、フィリピン有数の一大ショッピング・エリアだ。  エドサ通りを過ぎてロハスブルバードの沿い、バクララン協会の横の通りが一番にぎやかな通りだ。今回はゲストがエドサ沿い、ヘリテージ・ホテルのすぐそばのコパカバーナ・ホテルとソゴーの間の道を入ったところにあるTシャツ専門店で買い物をしたいということで、かすかな記憶を頼りに探し回った。ちなみにヘリテージの目の前はエドサ・インターナショナル・エンターテイメント・コンプレックス(通称エドコン)という長い名前のゴーゴー・クラブが8軒入居したビルで、ヘリテージのカジノとあわせて日本でも有名なところだ。      ヘリテージホテル              エドコン    コパカバーナ・ホテル           ソゴー(モーテル)  ソゴーを過ぎると早速、靴の問屋が並んでいる。しばらく行くとTシャツやさんがあったが、残念ながらこれではないという。道路沿いはそこそこの数の店だが、この一体は道路沿いのビル全体が靴、カバン、衣類などの店で埋まっているのだ。   ビルの中の店を通り過ぎるとバクラランLRT駅に出たが、ここもバクラランのメインストリートで、日曜とあって、多くの人と屋台がひしめいていた。   ゲストの話によると、一目遠くから眺めただけでその質が分かるそうで、なかなかお目当てTシャツ屋さんは見当たらない。   以前、Tシャツを買った店はあきらめて、どこでもいいからTシャツの専門店で買うことにした。そこで見つけたのがバクララン協会に近い、間口が1間ほどの細長い店だ。   両隣はカバン屋さんだが、中には大量のTシャツが陳列されている。店の子も愛想がよい。一枚270ペソをそのゲストは20枚まとめ買いするので、170 ペソにまけさせたというつわものだ。東日本大震災の被災地に送るそうだが、ここで買ったTシャツは縫製がしっかりしていて、4~5年使ってもなんともないという。ただし、2枚で150ペソとかいう安物はすぐにだめになるそうだが、ただ、デザインが派手派手なのが玉に傷と言っていた。   実を言うとTシャツを買いに行ったのは平日だったが、写真を撮り損ねたので、今日、日曜日に写真をとるために再度バクラランを訪問して、前に歩いた道筋をたどって見た。しかし、日曜とあって、メインストリートの人出と出店は半端ではない。自分のポシェットのチャックの調子が悪いので探してみたら、Addidasのマークのしゃれたのが見つかった。それがトリプルAの優れものだから、600ペソだという。半値原則の300ペソといっても相手にされない。ある程度粘ったのだが、500ペソにすることもできずにしぶしぶ支払ったが、件のゲストがいたら300~400ペソくらいになぎってくれただろうと口惜しかった。 道路の半分以上は屋台で埋め尽くされ、辛うじて2車線程度が車両用となっている。そこを例の派手派手のジープニーが人をかき分け走っているだが、この熱気はどこから来るのだろう。確かに今日は天気が良くて暑かったが、それ以上の熱帯にみなぎる熱気を感じた。 

今、アジアが熱い(その2)2011年8月14日


ミス・ユニバーサル(MU)が再開されるとのうわさを耳にして,、8月1日早速様子を見に行った。しかし、相変わらずネオンは寂しく消えていた。そしてさらに8月5日に再開されるといううわさを聞いて、今度こそと、ゲストを連れて行ったが、やはり同様だった。しかし、この日はゲスト同伴なのでそのまま引き下がるわけには行かないので、ASIAN Entertaiment Network MANILA‐Club Theatre & KTVという長ったらしい名前の店に向かった。  ASIANについては、今まであまりよく書かなかったが、その後、何度か足を運んで見直しつつあったのだ。それはマネージャーのJay Rが約束どおりディスカウントをしてくれて、1時間女の子を指名して、ビール2杯で900ペソ前後とバジェット内におさまったのだ。女の子の数も増えていて、質もなかなか高くて粒ぞろいだ(迷惑メールによく入ってくる、まさに「ブス・デブは一切いません」の世界だ)。それに舞台の踊りもMUに負けず劣らず過激だ。そして何よりも、席に着いた女の子もなかなか大胆で、ゲストの失礼なタッチも、ものともしない。 MUの女の子は、VIPルームに入ると大胆になるものの、客席ではおしとやかなのだが、ここでは始めからVIP並だ。MUから10人以上の女の子が移籍しているが彼女達もこの店のポリシーに従って初めから大胆だ。  ASIANはロハス・ブルバード沿いバクララン・チャーチのちょっと先、シーサイド・マーケットのとなりにある。この界隈にはこの手のショー・クラブが 5~6軒並んでいてショー・クラブのメッカとも言える。ASIANの他にBinibini、Dynasty、Flamingo、Coastal Bayなどがあるが、ちょっと先のWhite Birdは女性客専用のショー・クラブ。もちろんホステスならぬホストの世界で、踊りも男性ヌードなど、ちょっと薄気味が悪いところだ(女性にとってみれば、女のヌードを見せるところの方がもっと薄気味悪いかもしれないが)。   […]

今、アジアが熱い 2011年8月9日