乾季のはずなのにやたらと雨や曇り空が多かった1月と2月だったが、ここのところ、ちょっと今までとは違う強烈な日差しで、日中外に出るのをためらうほどだ。気象庁は連日34度を越える暑さに、3月1日からドライシーズンあるいは夏に突入したと発表した。日本ではまだまだ寒さが厳しいと、日本から訪れたゲストが口々にフィリピンの日差しを喜ばれている。 ご承知の通り、フィリピンは乾季と雨季の2シーズンで、11月ごろから5月まで乾季、6月から10月が雨季とされる。しかし、10月から12月は台風が多く、今年は1月と2月も雨が多かったので、この 3月から5月が本当のドライシーズンと言うことになる。もうすぐ学校は夏休みに入るが、6月はじめの新学期を迎えるまで観光地、特にビーチリゾートは人であふれる。 このため、KIANはほとんど裸で一日を過ごす。2月24日はママの誕生日だが、まるで自分の誕生日と勘違いしており、手で音頭をとり「Happy Birthday to You」を皆で合唱することを要求する。そして、私の誕生日と同様ケーキに刺されたろうそくの火を一所懸命吹き消している。 水遊びが大好きなKIANは、プール遊びが解禁されて、午前中、プールに水をためて遊ぶのが日課になった。元々フィリピンは一年中夏のようなもので、何も3 月まで待つ必要はないし、普段から水でシャワーを浴びているのに、やはり水遊びは夏のシーズンに限ってやるものらしい。