Daily Archives: August 19, 2012


学校探しをしていたご家族がパラニャケ/ラスピニャスにまたがっているBFホームズにお住まいになることとに決めたので、住まいを探しに出かけた。奥さんは40~50平米程度の住まいが希望ということなので、コンドミニアムにならざるをえない。しかし、大き目の戸建の住宅が多いBFホームズではコンドミニアムを探すのは至難の技と予測された。しかし、この方はインターネットで学校の至近距離に建設中のコンドミニアムプロジェクトを見事に探し当てたのだ。 前回BFホームズに出かけていったときは、見事に飛行機が着陸する模様をスカイウエイから見ることができた。こんなことはめったにないのだが、ご主人は飛行機の眼前の通過に自信を持っていて、この日こそとカメラを構えて待っていたが、大分遠くだった。道路の延長上、高速道路の陸橋の下にかすかに見えるのがそれだ。     コンドミニアムを訪れる前に、最近、退職ビザを取得してラスピニャスにお住まいの退職者を訪問した。部屋が余っているので、誰か借りる人がいたら紹介して欲しいと頼まれていたものだ。延べ床面積が140m2程度で、3LDK、屋根裏部屋もあって、住み安そうな住まいだ。新築で460万ペソだったそうだが、まだ、仕上げをやっている最中だった。  学校のすぐ裏手にあったコンドミニアム(Pacific Coast Residence)はまだ未完成だが、3棟が建設中だった。1棟目は売り切れて、2、3棟目はまだ空きがあるという。最終的には2ヘクタール程度の敷地に11棟できる予定だそうだ。最終的な完成は2014年だという。  BFホームズの中にあるために、建築協定で高層ビルの建設が禁止されており、今時、珍しい3階建てで、落ち着いた感じがする。特に高所恐怖症の私いはとても好ましく思える。 スツジオタイプ26平米、150万ペソ、2ベッドルーム43平米、240万ペソ、3ベッドルーム57平米、320万ペソ程度と、平米5万6千ペソ程度、最近のコンドミニアムが平米10万ペソ程度だから半値程度だ。パーキングスロットは別途35万ペソで購入しなければならないが、まさに掘り出し物の感がある。  家具は別途だが、全体的に明るくて、レイアウトも使いやすそうで、訪問したご家族にはまさに理想的に思える。しかし、引渡しが、11~12月になるので、9月から完成まで仮の住まいが必要となる。その間、上記の退職者の家に間借りすることも考慮に入れているようだ。 この場所の欠点は、当分は建設工事が継続するので、騒音、誇り、ワーカーの出入りなど、落ち着かないことだ。周囲のがれきも目ぐさい。しかし、周囲は緑が多く、また主要道路から奥まったところにあるので、完成したら閑静な住宅街を形成するだろう。クラブハウスやプールも建設が開始されている。1年後ぐらいには使えそうだ。 コンドミニアムとして登録されているので、ユニットの40%までは外国人でも自分の名義で買える。購入者はフィリピン人が主体だそうだが、ドイツ人、韓国人、日本人、中国人など多国籍だそうだ。フィリピン人が多いと環境が悪化する恐れがあるが、その点は厳重に管理して、資産価値の低下を防ぐといっていた。

BFホームのコンドミニアムプロジェクト 2012年8月19日


   学校のあるBFホームズからちょっと足を延ばしてアラバン・タウン・センター付近まで行くとかなりのコンドミニアムがある。その一つ、OHANAというプロジェクトをのぞいてみた。これは建設業界大手のDMCIの子会社DMCI Homesが開発業者だ。不動産開発業界の大手、アヤラランド、メガワールド、フィルインベストと、SMDC(デパートチェーン、SMの子会社)などと共に肩を並べる存在になっているそうだ。DMCI Homesの詳細は http://www.dmcihomes.com/ 参照。賃貸売り物物件の詳細は http://www.sulit.com.ph/index.php/classifieds+directory/q/ohana+las+pinas+condo+for+rent 参照。 ここは、2010年に完成したそうで、ランドスケーピングも完成し、すばらしい景観を提供している。ユニットはすでに完売しているが20%は未入居で、転売ないし賃貸用となっているそうだ。ユニットは2LDK50平米が主体で、3~3.5百万ペソ、平米6万~7万ペソ程度。賃貸は2~3万ペソとのこと。モデルルームも未だにのこしてあり、内装の感じを把握することができる。        実際の建物を見に行ってびっくりしたのが、その規模と景観の見事さだ。どこかのリゾート・ホテルとも見間違うほどで、このような見事なコンドミニアムはフィリピンではお目にかかったことがない。  マカティやボニファシオのプレセールの物件で平米10万~12万ペソ、完成新築物件なら10万~15万ペソ程度することを考えたら、その半値でこんな環境が買えるなんて、すばらしいと思う。SMDCの物件がショッピングモールと一体になった至便さが売りだとしたら、ここはリゾートのような環境が売りと言えるだろう。5階建ての低層でこの環境と値段はやはり掘り出し物といえる。しかし、今すぐ売り物があるわけではないので、担当に売り物が出たら連絡してもらうという方法によるとのこと。 ところでDMCIといえば、1990年代の建設ラッシュの急成長した、もと建設大臣のコンスージが起こした会社で、その息子さんの会長とは縁があって何度か面会したことがある。気さくで、どこかの現場監督と見間違うような、建設業界では伝説の人だ。 クラブハウスやプールの作りもまさにリゾート風だ。ちなみにOHANAとはハワイ語で家族という意味だと博識の奥さんが教えてくれた。 建物の内部の空間。中央の廊下部分が吹き抜けになっていて、なんとも心地の良い空間を作っている。 DMCIはこのほかにも、同様のプロジェクトをいくつか手がけているそうだが、さすが建設業界の雄だけあってセンスがよく、また安い。DMCIのプロジェクトはねらい目といった感じがした。  帰りはアラバンからスカイウエイに入ったが、スーカットのジャンクションまでは一車線で、支線といった構造だ。 スーカットとビクータンのSMの脇には大型のコンドミニアムがSMDCによって建設中だ。 件のご主人が念力で飛行機を呼び寄せようとしたが、今一タイミングが合わなかった。 家に戻ってみると、どうもKIANの様子がおかしい。いつもなら私を見るとすぐに手を出して抱っこをねだるのだが、シカとして私を無視している。ここのところ、毎日、朝から夕方まで出かけっぱなしで、お相手をしてもらえないので、すっかり、すねているらしい。夕食を一緒にとるあたりから回復し始めたが、決め手はショップ・ワイズ(近所のスーパーマーケット)でアイスクリームを買いに行くことでご機嫌を直してもらった。下の写真はKIANが保育園で作成した絵。手のひらと指で絵の具を紙に押して作ったもの。KIANももうすぐ2歳と5ヶ月だ。

アラバンの高級コンドミニアム”OHANA” 2012年8月19日