Daily Archives: December 27, 2012


   ビコール地方は、年末年始のころは、まだ雨季で雨が多い。それが、この地方が緑豊かな理由なのだが、時折の晴間にはママ・ジェーンとジョギングで体重調整を図るKIAN。ママ・ジェーンは毎日、ジムに通っているが、農場にいると運動不足になる。早朝のヨガ教室で教わったママ・ジェーンのポーズにKIANがじゃれる。 最近は女性の間でもボクシングが盛んだが、やはりジムでトレーニングをしていると見えて、ママ・ジェーンのボクシングスタイルはどうに入っている。KIANは従兄弟たちを良く殴るが、どうもママが教えているらしい。農場には牛が3頭いるが、KIANが「モー」と声をかけても素知らぬ顔だ。 普段は家事で忙しいビアンカも25日のクリスマスは、リラックスして、他の子供たちとX‐BOXのダンスゲームを楽しんでいる。 KIANの姉のキムはキャノンの大きなカメラでKIANの写真を撮る。仕事でまだマニラにいるパパ・カーネルの指示で撮っているに違いない。普段見掛けないおおきなカメラに興味津々のKIAN。 カメラのフードを取り外して、カメラに見立てるKIAN。KIANにとっては何もかもがものめずらしい。今度は従姉のバネサがカメラを構える。KIANは写真を撮られるのが大好きだ。 ママ・ジェーンのスマートフォンを借りてゲームに夢中のKIAN。彼はすでにゲームのやり方を覚えて楽しんでおり、ママ・ジェーンによると相当な腕前だそうだ。ハイスクールのいとこ同士は、狭いメイド部屋にこもってテレビに見入る。狭いところで、寄り添っているのが大好きだ。 クリスマスの夜は、全員が集まってカラオケとダンス大会。この日訪れたプロ歌手のチェムチェム(ジェーンの従姉の子供、17歳)の歌声に合わせて、KIANがダンスを披露して、観客の大喝さいをあびる。インターネットが遅くて動画がアップロードできないので、モーションプリントをアップロードした。以前、紹介したが、チェムチェムは職業柄、この年で酒は行けるし、なかなかの悪だそうだ。 養鶏場の様子を見にKIANを連れていったら、強い雨が降って来た、KIANは大喜びで雨の中をはしゃぎまわる。KIANにとってはなんでもが楽しいようだ。 クリスマスイブに街に見物にでかけてみた。市庁舎の脇に道路には20軒近い花火屋が店を出していた。KIANが喜ぶと思い、大晦日用の花火を買い求めた。 市庁舎前の広場には電飾が全面的に施され、大勢の市民が憩っていた。 この時とばかりに小銭をせがむ子供達には、少々、うんざり。恒例のトライシクルの電飾は今年も健在だ。

子供達は農場で元気いっぱい(その2)2012年12月27日


韓国のガンナム・スタイルが世界的に流行している。ちょっと変わったダンスだが、子供たちが皆、夢中になって踊っている。フィリピンでも今、もっともはやっていると言えるだろう。韓国の大統領選でも、与野党の両候補がガンナム・スタイルを踊って、公衆に親しみやすさを訴えた。  12月20日に来比して、モール・オブ・エイシアで公演が行われることになっていたが、ガンナム・スタイルを踊っているサイ(Psy)本人が2012年12月21日は、マヤの予言する世界終末の日とあって、恐れをなして公演を中止したとのこと。マヤは彼の出現をホース・ダンスと称し、予測していたという(結局12月21日には何も起きなかったが)。  しばらく前に、オチョ・オチョと子供がお尻を突き出して踊る姿が街中を席巻した。2~3年前には、やはり韓国の歌で、「ノバディ・ノバディ・バット・ユー」のくだりで指で相手を指すしぐさがはやった。そして、現在は、このガンナムスタイルが圧倒している。KIANも負けずに、このガンナムスタイルが大好きだ。動画がアップロードできないのがまことに残念だ。 親バカ(あるいは爺バカ)といわれるかもしれないが、私はKIANをテレビに出演させようと思って、その筋に打診している。彼が踊り始めると、聴衆(家族や客)は大喜びで、テレビでもバカ受けすることは間違いない。  たったの2歳で、誰も教えないのに、曲がかかると自然に体が動いてしまうようで、この動きは尋常ではない。KIANは、まだ恥ずかしいと意識がないので、どこへ出してもきっと期待のパーフォーマンすを発揮してくれるだろう。ママ・ジェーンとしては、彼がこれをきっかけに将来、芸能人になったとしても、決してやぶさかではないとコメントしている。

KIANのガンナムスタイル 2012年12月27日