2014年1月31日追記 2014年1月22日(水)、空港で客を出迎えに行く折、スカイウエイを通ると、その終点にたくさんの椅子が並べられ、なにやら式典が行われる模様だった。翌日のマニラ新聞によると、アキノ大統領も出席して、南北ルソン高速道を結ぶ高架式のスカイウエイ第3期工事(14.8km)の起工式が行われ、2017年4月までに完成する予定だそうだ。総工費は266億ペソ、インドネシアの建設会社、国家建設公社(PNCC)およびサンミゲル社が設立した合弁会社、シトラ・セントラル・エクスプレスウエー社(CCEC)が事業主体となる。 もう一本の連結道、メトロ・エクスプレスウエー・リンクはすでに着工済みで2016年中にも完成する予定なので、この2本の高速道路ができたら、マニラを取り巻くカラバルソン(カビテ、ラグナ、バタンガス、リザール、ケソンの5州)の流通は飛躍的に改善されるだろう。 南ルソン高速道はかつてSouth Super Highwayと呼ばれていた。一方北ルソン高速道はNorth Luzon Express Way,、略してNLEXと呼ばれている メトロマニラの南北を環状に縦断する幹線道路EDSA(エドサ)通りは、朝夕の通勤ラッシュだけではなく、ほぼ一日中渋滞し、マカティからケソンまで10km程度の距離に1j時間以上かかってしまうという、マニラを象徴する悪魔の道路だ。 ここ十数年で、主要な交差点の立体化は完了したが、人口と経済の拡大による自動車の増加で、焼け石に水、高架鉄道のMRTも渋滞緩和に役に立っていない。特に最近整備が完了した、メトロマニラからの南へ走るSLEX(SOUTH LUZON EXPRESS WAY)と北に走るNLEX(NORTHLLUZON EXPRESS […]