Daily Archives: March 27, 2013


先日、とある退職者の方から、「助けてください」題して、以下の内容のメールが舞い込んだ。  {出会い系サイトで知り合ったフィリピーナからの借金の申し入れを断ったところ、「レイプで訴えてやる、そうしたら、あなたは一生刑務所から出れない。訴えられたくなかったら500 万ペソのお金をよこせ」、と脅迫された。大使館に相談したところ、「すぐに日本に帰ったほうが良い」とアドバイスされたので、翌日、日本に帰った。そうしたら、さらに、E-メールで、「警察に告訴して、警官と一緒にコンドミニアムに行ったが、本人がいないので、さらに大使館に行って、日本の居所を突き止めた」と言ってきた。さらにその後、女は方針を転換して「警官に嘘の告発をしたと脅されている。10万ペソを払わないと、自分が刑務所にへ入れられるから、なんとか助けて欲しい」と。送られてきたE-メールは数日の内に数十通に及び、一体何が本当で、嘘なのか、ほっておいて告訴されたら、一体自分はどうなってしまうのだろうか。}  第3者から見ると、これはすべて女の狂言で金をせしめるための作り事であることは、十中八九間違いない。しかし、件の男性は、女の狂言よりも、もしも悪徳警官の存在が本当であるならばどうしようと、心配でならない。  当方のアドバイスは下記の通りだ。 ① 日本にいる限り、たとえ告訴されたとしても、被告がフィリピンに存在しないので、裁判が成り立たない。だから安心していてよい ② 例えでっち上げでも、告訴してきた女を、警察が脅してお金を取るようなことはありえない ③ 女からのメールに対しては、絶対に返事をしてはいけない。無しのつぶてが一番の作戦だ 無垢なフィリピンーナをゲットしたいというのは男の夢かも知れないが、そこにはおおきな落とし穴が待っている  そして、当方としては下記の作戦で臨むことにした。女、そして悪徳警官(がもしいるとしたら)の双方を同時に封じ込める作戦だ。 ① 警官の脅迫から女を守ると連絡をとり、女の本音あるいは出方を探る ② 警察に出向いて、告訴の事実と、件の警官の存在を確認する ③ 告訴も警官も存在しないのであれば、その証明書を警察からもらう ④ 女に証明書を突きつけ、狂言をやめないと、逆に脅迫罪で告訴すると警告する  女は、当方からの探りが入ったあたりから、すでに男性のへのコンタクトを絶った。こんなことを企むような悪知恵の働く女だから、やばい助っ人が現れたと直感したのだろう。一方、予測どおり、警察は、告訴の事実も、件の悪徳警官の存在も否定し、無事に証明書を入手することができた。 […]

ある退職者の災難の教訓(その5)出会い系サイトの落とし穴 2013年3月27日


 福岡で不動産業を営む浅田さんの招待で、バギオのガーデン・ビラ・ホテルを訪問した。場所はバギオの中心地からちょっと外れる、グリーン・バレーにあり、ゆるい斜面の住宅街に位置する瀟洒なコンドテルだ。詳細は下記のHPを参照されたいが、もしリンクができなかったら、「年金、移住、バギオ」で検索すると、一番に現れる。http://アクセスリサーチ.com/baguio/move.php ここはホテルとしても運営されているために、事前に予約を入れれば、受付で告げれば、利用できる。日本からの体験ステイも受け付けているが、滞在だけだったら、一泊2000ペソ、一週間の滞在で、一泊1500ペソ、月単位なら一泊1000ペソと格安だ。 新築のコンドテルなので、清潔感が漂う。また、急斜面の多いバギオにしては、周囲はゆるやかな傾斜地で安心感がある。レストランも整っており、永住のための準備やバギオ体験ステイなど短中期の滞在に最適だ。 ユニットのベランダでくつろぐ浅田さん。 ユニットにはベランダがあり、バギオ特有の雄大な景色を満喫できる。この日は雲が山々を覆い始め、幻想的な景色が広がっていた。 ユニットは50㎡程度のワンベッドルームで、キッチン、ダイニング、リビングが使いやすくレイアウトされている。キッチンには、すぐに生活できるように食器類も完備されている。ダイニングもこじんまりとして使いやすい。 リビングはベランダに面しており、明るい。寝室はツインベッド。ベッドルームからも眺望が楽しめる。寝室には鏡台も準備され女性に重宝だ。 トイレも清潔だ。バスタブもあり、日本人仕様にできている。   この付近はゆるやかな斜面で瀟洒なコンドミニアムが立ち並ぶ。ちょっと奥にはCLUBというホテルがあり、そこには日本人経営の英語学校が営業している(別途ブログで紹介の予定)。

バギオのゲストハウスの紹介 2013年3月27日



  正月を終えてマニラにもどると、多忙な日が続いてブログの更新がほとんどできなかった。ホリーウイークで農場に滞在しているが、ポケットWIFIでは日によってインターネットが使えたり使えなかったりだが、今日はたたみかけてブログの更新に心がけている。今回紹介するのは正月の写真で、大分古い話題になってしまうが、眺めてみると捨てがたい写真が多いので、掲載することにした。  黒豚と地鶏の放牧場が完成し、いよいよ本格的に黒豚2匹とカビールという地鶏20羽を放した。 地鶏のカビールに餌をやるKIAN。このカビールという品種は、大きいもので5kgにも育ち、さぞ食いでがあると思う。普通の食肉用の鶏は、フィリピンのような暖かい気候でも、24時間電燈で温めてやらないと死んでしまうという。その代わり「45Days」と呼ばれる品種はその名の通り、45日で出荷できるそうだ。フィリピンで国内線に乗ると、大きな養鶏場が山の中に広がっているが、それは、まさに鶏肉や卵の工場であり、もはや自然の食品とは言えない。 勇敢にもカビールを捕まえたKIAN。この地鶏の卵は、小さめで売りものにならないが、その黄身は濃い黄色で、割っても簡単に崩れず、味もまさに絶品だ。これを食べたら、マーケットで売っている卵など食する気にもなれない。 黒豚の登場で、養豚は放牧養豚にシフトされつつあるが、一頭残った母豚に、その巨大さに恐れをなすKIAN。 鯉とテラピアの養殖池のほとりでハンモックに座ってくつろぐKIAN。 件のはえたたきで従兄弟たちを追いかけまわすKIAN。 KIANにスカートをはかせたら、すっかり女の子の気分になっているKIAN。いとこの女の子よりもよほど女らしいしぐさだ。 正月は、フィリピンは普通乾期で、天気が続くのだが、ビコール地方は、逆に雨が多く、この日も、しとしとと一日中雨が続いた。 レガスピにはLCCとガイサノという二つのモール/デパートがあるが、KIANはガイサノのゲームセンターが大好きだ。日本から来た中古のゲーム機遊ぶKIAN。 KIANの4カ月後に生まれた従兄弟のジェルミーも同じ2歳。かつては圧倒的にKIANが有利だったが、ジェルミーも負けずににらみ返す。しかし、皿に盛られた料理の量からもKIANの有利はゆるがない。 マニラへの帰還間近になって、ようやくマヨン火山が全貌を現せた。これが当分の見納めだ。

子供達は農場で元気いっぱい(その5)2013年3月27日


  日本の放射能汚染あるいは経済破綻を危惧して、フィリピン移住を計画している人が急増しているが、今回は、そんなご家族を案内して、マニラの南、ラスピニャスにある、私立のElizabeth Seton Schoolを訪問した。ここは、すでに昨年からフィリピンに滞在してお子さんを近くのサウスビラ・インターナショナル・スクールに通わせている方の紹介によるものだ。 インターナショナルスクールの学費は安いものでも年間、10万~20万ペソ(25万円~50万円)とかなりの出費となる。しかし、ここの学費は有名私立校並み、幼稚園が5~6万ペソ(12~5万円)、ハイスクールで9万~10万ペソ(23~25万円)と半額程度だ。しかし、学校の充実度はインターナショナルスクールとそん色はない。  しかも、教育制度の改正により、本年度より入学した生徒は大学進学までに、国際基準の都合12年間の過程を終了しなければならず、従来の地元校のハンディが無くなった。ちなみに幼稚園は3年間で、都合、15年間、教育を受けることができる。 この日は、たまたま、オープンスクールと称して、これから子供を入学させようとする親の学校見学に日だった。この日、来られた家族はお子さんがまだ3歳なので、幼稚園となるが、フィリピンの公立校は無料だから、こんなところに子供を通わせることができるのは、一部の富裕ないし中間層あるいは外国人の子弟だ。 入園は3歳からなので、この家族も早速、お子さんを通わせることができる。年少なら別にさほどの授業があるわけでもないし、皆のと交わっているうちに自然と英語を覚えてしまうだろう。ちなみに、インターナショナルスクールでは構内では英語以外を話してはいけないそうだが、ここでは構内では英語で話すことを奨励しているそうだ。 小学校も高学年となると、授業も複雑になり、日本からやってきたばかりでは、とても英語で行われる授業についていけない。ちなみにインターナショナルスクールでなくてもフィリピンでは授業は英語で行われるが、私立校のハンディは、そのような外国人の子弟に対する特別授業が無いことだ。だから、小学校入学前、あるいは低学年でないと難しい面がある。  サウスビラにお子さんを通わせているお母さんは、お子さんを小学校卒業まで、インターナショナルルスクールに通わせて、英語の力がついたところで、ここのハイスクールに入れようと目論んでいる。そうすれば教育費が半分で済むことになる。 ここを見学して、決意したことは、来る6月の新学期からはKIANをこのような私立校に通わせることだ。もうじき3歳のKIANは、のばせばどこまでものびる逸材と信じているから、こんな学校に通わせて多くの子供たちと交われば、将来国家を背負って立つ逸材に育ってくれると思う。それを思えば、年間6万ペソ程度の投資は、ちっぽけな投資だと思う。

私立エリザベス・セトン校の紹介 2013年3月27日