Daily Archives: October 29, 2014


マニラ空港(NAIA)、ターミナル3の目の前にあるResort Worldには、てっきりカジノがあるだけと思っていた。しかし、そこは高級ブランド店が立ち並ぶ立派なモールで、食事や映画も楽しめる高級社交場だった。 この日、カーネルも休みで、久しぶりにホテルでブランチを楽しもうと提案したら、ジェーンはResort Worldに行ってみたいと言い出した。そこは、カジノだから子供は入れないと言うと、素敵な食事どころがあるということなので、皆で出かけることにした。 入り口にはスーパーカーが10台ほど陳列されており、いかにも別世界の感を呈していた。カジノを横目に置くに入ると、まさに名の知れた高級ブランド店が立ちならんでいる。そんなところに用はないので、2階、3階に上がっていくと、確かに普通のレストランが並んでいる。さらに映画館、ゲームセンターもあり、ちょっとお金のありそうな庶民が楽しんでいた。 おなじみのど派手な看板が目を引く。その前の駐車場には、アウディ、ベンツ、BMWなどのスポーツカー、さらに、マセラッティ、ポルシェ、ランボルギーニなどのスーパーカーが並べられ、いかにも高級感をかもし出していた。 カジノは、もちろん18歳未満は入場禁止。せめてもと記念写真を撮る 一階、中央通路には流行の映画の主人公の人形やレゴで作った街などが陳列されKIANを喜ばせた。        2階に上る階段にはディスプレイが施され、動画が映し出されるという面白い嗜好だ。 アジア各国の料理が楽しめるジョニー・チューというレストランで食事をすることになったが、メニューはほとんど肉で、健康志向の我々には選択に窮した。KIANにとってはパンシット広東(焼きそば)がありさえすればご機嫌だ。 ヨーロッパ風にアレンジされた中庭は、催し物の会場のようだ。 2階の中庭では来週に迫ったハロウィンにちなんだ催し物があるようで、悪魔の衣装に身を固めた子供達が集っていた。       ゲームセンターを見つけて夢中でゲームに励むKIANだが、4歳のKIANに適したゲームはあまりなかった。    雨上がりのスカイウエイから眺めるマカティ、そしてボニファシオは非常にクリアだった。 […]

Resort World で食事 2014年10月29日


相棒のジェーンは毎週、日曜の朝、家族(ジェーン、カーネル、キム、KIAN)で教会のミサに参加するのが日課だ。我が家のあるPrime City Condoの隣はセント・ポールという有名な教会なので、歩いて5分の至近距離にある。特に我が家は敷地の端にあるので、塀の向うは教会の敷地だ。この教会には神学校が併設されているので(といより新学校に教会が併設されているといったほうが正しい)、広大な敷地を有するが、もともとPrime City Condoの敷地も、この神学校のものだった。 この日、キムは警察学校の入学試験で、不在だったが、代わりに私が、3人に同行した。コンドと教会の間の塀には小さな出入り口があって、日曜の朝だけは、扉が開いていて、コンドの住民は近道を通って教会へ行くことができる。両親はKIANを敬虔なクリスチャンとして育てようと考えているのか、以前は、見向きもしなかった教会通いをしている。 私と言えば、宗教には全く無関心なので、何も語ることはできないが、心の平穏を得るために、必要なものだとは思う。しかし、イスラム国にように平穏を乱すように作用することもあるので、一概には語れないだろう。歴史的には主教には弾圧と戦争がつきもので、キリスト教といえどもだった例外ではなかった。 教会の回りは緑に囲まれ、落ち着いた雰囲気をかもし出している。ミサの参加者も、ほとんどがPrime City Condoの住民で、いわば中間層だ。 小粒の教会だが、凝ったつくりをしている。そこかしこにおかれた扇風機が目を引いた。          後ろのほうに座ったが、KIANは今一興味がなさそうだ。天井の巨大な扇風機も珍しい。 寄付を神父に届ける役割を与えられたKIANは緊張気味だ。それが終わると、ほっとしたのかうれしそうに走って戻ってきた。 延々と続くミサに痺れを切らしたKIANは、しばし私と息抜きに外へ出た。涼しい木陰で戯れるKIAN。ろうそく台では5ペソで平たいろうそくを買い、それを吹き消すKIAN。ろうそくと言えば、KIANにとっては誕生日なのだ。   ようやくミサが終わって、近所のお医者さんに抱かれるKIAN(ジェーンのまぶたの整形手術した整形医)。教会の外では例の甘いタホ(豆腐)を売るおじさんが大忙しだ。

日曜のミサに参加 2014年10月29日