当社は2台の車を使って、退職者のサービスを行っているが、2台ないと毎日のサービスができないのだ。すなわちナンバー・コーディングという厄介なルールで、平日の一日は車が使えないのだ。一台はもっぱらジェーンの旦那のカーネルが使っているのだが、彼の場合は、国家警察の幹部なのでナンバー・コーディングも関係なくいつでも乗れる役得がある。 シニア・シチズンシップのおこぼれで、マカティ市内に限って、私が乗っているときだけは、このナンバーコーディングからは免除される恩恵によくしている。ただし、日本大使館や空港へ行くときなどはパサイ市になるので、使うことはできない。ホンダのCRVを使っていたときは、末尾番号が1と2で2台とも月曜に乗れないという馬鹿馬鹿しい状況にあったこともある。 そんなわけで、退職者のサービスに欠かせない車だが、持ち主のジェーンがそろそろ新車のSUVに替えたいと、これらの車を売りたがっている。希望売買価格はともに85万ペソだ。私としては、ナンバー・コーディングが適用されないPNP(国家警察)のナンバー・プレートをつけてほしいと願うのだが。一方、カーネルは当面タクシー通いとなるのだろうか。 三菱モンテーロ 3列シートで7人乗り、後部座席はフラットになり、多人数、多荷物、道路冠水時などには威力を発揮する。年式は2010年、走行キロ数は約55000km 三菱ランサー スポーティセダンタイプ、5人乗り。年式は2013年、走行距離は18700km足らず、ほとんど新車に近い