KIANは5歳半となり、いよいよ来年は小学校に入学する。ここのところ英会話の上達は目覚しいものがあり、私ごときの英語ではなかなかついて行けない(Nativeとして喋っているのだから当たり前かもしれないが)。数字も公文のおかげで100以上まですらすら数えられ、まさに幼児の域を脱しつつある。 先日も、携帯ゲームに夢中になっているKIANの体をつまんだりしてからかっていたら、KIANは癇癪をおこして「Get out from the room(出て行け)」と怒鳴られた。わたしが、「OK, I will go out(出てくよ)」といったら、思わず自分の言ったことの意味に気が付いて、あわてて私を引き止めて「Joke only(冗談)」と苦笑いをしていた。普段からママ・ジェーンに言われているのをまねしたのだろうが、まるで、大人の会話だ。 しかしながら、家庭教師までつけて、これだけの努力をしているにも関わらず、KIANの文字を書いたり読んだりする力は、いまだにきわめて低いといわざるをえない。ようやく、YES、NO、CAT、DOGなどのきわめて簡単な単語を読んだり書いたりできる程度だ。ただし、JURASSIC WORLDなど、興味のある単語はパソコンにインプットさえできる。これをやらないとお目当てのゲームを開けないからだが、少なくとも文字を書いたり読んだりすることがこれからの人生に重要な役割を担っていることを認識しているようだ。だから、パソコンの画面やちらしや本の文字を指差して、なんと読むのかと頻繁に聞かれる。いったん音声にすれば、簡単に理解できるようだ。人間はそもそも文字を直接理解する能力はなくて、音声にして初めて理解することができるそうだが、まさにKIANを通して実感できる。 寝る子は育つというがKIANは実によく眠る 一方、公文の数字の勉強は、+1や+2、さらに+3までの足し算ができるようになっている。実に簡単な計算だが、毎日毎日宿題に挑戦して、似たような問題を続けて紙に答えることはできても、言葉でTwo […]