12月に入ると街は人で溢れ、渋滞もすさまじいものがある。そんな時、退職者の依頼で、マニラを一周するツアーを決行した。渋滞でほとんど動きがとれないと危惧されたが、日曜のせいか、案外と予定通り回ることができた。 はじめに立ち寄ったのがマカティの中心地、レガスビリッジの日曜マーケット、毎週日曜日、駐車場で開かれるマーケットだが、周辺のコンドミニアムに住む外国人が多く訪問し、有機無農薬野菜や特徴のある商品を購入することができる。 次がカーティマール・マーケット。ここは数百件のペットショップが立ち並ぶことで有名で、写真は熱帯魚の王様、アロワナとディスカス、この手のアロワナの価格は10万ペソをくだらない。 この日、カーティマールのウエットマーケットが何故か見つからない。聞いてみると隣に新らしい施設ができて移ったとのこと。そこは従来のウエットマーケットとは一線を画す近代的で(?)こぎれいなマーケットが広がっていた。ただ商品は一緒だ。 次に向かったのがバクラランの問屋街。年末とあって、全国各地から仕入れに来る人々やらでにぎわっていた。しかし、こんなところにも車が入り込んでいて、まさににっちもさっちも行かない状況に陥っていた。 次はモールオブエイシア(MOA)、さすがMOAという雰囲気で、やはり人で溢れかえっていた。 歴史地区イントラムロスの目当ては世界遺産サンアガスティン教会だ。日曜とあって運よく結婚式に遭遇することができた。 次は、今日の目玉、トンドのスラム街だ。その迫力にはあいかわらず目を見張るものがあるが、人々が案外清潔な格好をしているのに気がついた。 フィリピンで一番信仰を集めるというキアポ教会の参道は人と屋台でで埋め尽くされる。教会の内部はやはり身動きができない。 この日の終わりはチャイナタウン。いつもの屋外レストランで安い、うまい、量が多いの三拍子そろった中華料理を満喫した。3人でたべても500ペソもいかない。この後は夜のエルミタ・マラテを通過してマカティに戻ったが、退職者のたっての願いで、カラオケなどの花街もを覗いてみた。