ホリーウイークの休みを利用して、レガスピの高台にあるジェーンの土地を訪問した。現在フェンスを建設中で、引き続きレストハウス(5部屋ほどの小ぶりのもの)を建設予定とのこと。近い将来完成するので、退職者の方も是非宿泊してほしい。 左手にはマヨンを望む(農場とはマヨンを挟んで丁度反対側になる) 道路沿いに所有権を主張するフェンスが張られている。 土地は、案外なだらかで資材の運搬もさほどの問題ではなさそうだ。当面はヤギや牛を放牧するということだが、まったく問題なさそうだ。 マヨンの風景は下からも十分満喫できる。 道路から一番離れた敷地の奥に小さな小屋が作られ、そこで作業員が寝泊りして建設工事に従事している。 自給自足をしようとしているのか、畑を作って作物を栽培している。またさらに敷地全体に果物の苗が植樹がされている。 この斜面でも作物を作ることができるという証明でもある。 レガスピ市を眼下に見渡す石の上で一休み。KIANは眠っていたので、私に抱っこをせがんで土地を視察した。KIANにこの土地は誰のものかと聞いたら、誇らしげに「ミー」と答えた。もっともKIANにとってみれば、農場も自分のものと思っているから、しかたのないことだ。しかし、遠い将来を見ると、この土地は確かに遺産として彼の手に入ることになるのだ。幼少にして資産を持つということはうらやましい限りだ。子供に資産を残してやりたい、これは親としての夢なのだろう。 […]