KIANはKIDS Schoolという幼稚園に通い始めて、はや2年が経過し、いよいよ卒業だ。そして、3月31日に6回目の誕生日を向かえ、6月からはドンボスコ・スクールに通うことになっている(ちなみにフィリピンでは3月と5月が夏休みで、6月早々新学期がはじまる)。参考ブログ「KIANの波乱の幼稚園生活 2014年9月13日」 最近は幼稚園生活が楽しいと見えて、毎日、午後から姉のキム、ビアンカ、あるいは息子の恵之に送られて喜々として通っている。しかし、周囲が小さな子供ばかりで面白くないと、愚痴をこぼすこともあった。だから、お兄さんたちがたくさんいるドンボスコに通うことを心待ちにしている。ちなみにドンボスコは毎週土曜日、ランチを取っているマカティ・スクエア(リトル東京)の近傍、Walter Martのまん前にあり、場所的にはおなじみだ。また、男子校であり、フィリピンでは有数の名門校でもある。 3月11日(金)おりしも東北大震災の5周年にマカティ大学で卒園式が執り行われた。これから6月早々の始業まで、3ヶ月近い夏休みに突入だ。KIDS Schoolは卒園式や学芸会はマカティ大学の講堂で行うのが通例で、この日も、マカティ市からからタギッグ市を横切って、その向こうにあるマカティ大学まで1時間ほどかけて出かけていった。ママ・ジェーン、パパ・カーネル、アティ・キム、それに私と息子の5人が付き添った。この日は平日のため、キャンパスにはたくさんの学生がたむろしていた。 100名近い園児たちが日ごろの成果として踊りを披露したが、それ以上に熱心にわが子の動画を取るパパやママたちが目立った。 いよいよ、卒業生のKIANたちの出番だ。さすが年長組みは体格もよく、踊りも様になっている。白いシャツに赤いネクタイがKIANだ。 対面で指導する先生の動きを真似るだけのKIANだったが、この日は、体のこなし方が様になっていて、なかなかの出来だった。 卒業証書を受け取るKIANだが、日本のようにいちいち内容を読み上げることはなく、なにやら丸めて筒になった紙を渡すだけだ。 卒業生であるKIANには3回の出番があった、Darling Dinosというグループのダンス、卒業生全員での合唱とダンスだ。 音楽に合わせて踊るのは得意で、1歳のときから周囲を沸かせたものだが、振り付けを覚えるのは苦手で、前回の学芸会でも、いかにもぎこちない動きだったが、今回は振り付けにも自分なりの工夫があってなかなかのものだった。 この日の服装のテーマは、セブンティーズ、要は1970年代の服装をしてくることになっていた。1970年代といえば、パンタロンにアフロヘアーだ。 演芸会のあとは、先生たちの記念撮影が延々と続いた。MAY先生はKIANの英語の家庭教師でもあり、特に親しく、はにかみながら写真におさまった。 […]