3月末からKIANが通うドンボスコは夏休みに突入した。KIANは4月早々から2週間、田舎のビコール、農場で過ごしたが、4月17日から水泳教室がはじまった。月~金、毎日一時間、二週間ずつ3回のセッションがあって、それぞれ3800ペソと案外高額だ。水泳のほかにも、バスケットボール、サッカー、卓球、バレーボール、バドミントン、さらには空手、合気道、テコンドーなどがある。空手にも行かせたかったが、体力的負担が大きすぎるということで来年にまわしとなった。ちなみに、こちらは週3回、2ヶ月間で2900ペソと大分安い。 農場のプールでは水が汚れないように裸で遊ばせている KIANは水遊びが大好きで、農場には子供用のプールまで作ってやったくらいだ。休暇中、KIANはそこで、ほとんど一日中遊んでいるが、太目のKIANには、好ましい運動で、この間ばかりは携帯でゲームにいそしむことは忘れている。今回の2週間の滞在で、ビーチやプールリゾートにほとんど毎日連れて行ってやったが、その時ばかりは、KIANは一日中ご機嫌だ。ただ、泳ぐという段階には程遠く、あくまでも水遊びレベルだ。 バカカイのビーチでいとこ達と戯れるKIAN 何もしないで家にいたら携帯に食らいついてゲームをしているだけなので、大枚3800x3=11400ペソもはたいたわけだ。このほかにKIANは午後から公文とピアノのレッスンが週2回づつあるので、勉強嫌いのKIANには十分なタスクだろう。水泳教室の月謝を工面するために、英語の家庭教師は夏休み中は休みとした。公文も中断しようとしたのだが、公文の先生の巧みな交渉により、続ける羽目になってしまった。 準備運動のメニューは半世紀を経ても同じだ 水泳教室は朝の7時半から8時半、これには誰か付き添っていなければならないので、少々きつい。パパカーネルは朝の5時ごろ出かけていくし、ママ・ジェーンはクッキーの育児で難しい。そうなると私がついていくしかないのだが、毎日と言うわけにはいかない。したがって夏休み中、田舎からいとこのアレクサを呼び寄せて、その任務に当たらせた(本来ならばアティ・キムがその任務に当たるはずなのだが、訳あって現在、彼女は家にいない。一方、アレクサの双子の片割れアリアはハイスクールは田舎で通うことになり、母親の実家に戻った)。私としては時間が許す限り付き添うことにしたが、生活を規則的にするためもあって、送りだけは毎日することにした。 バタ足は水泳の第一歩 水泳のレッスンは、Tadpole、Basic Freestyle、Advance Freestyle/Breaststroke/Backstroke/Butterfly の三段階になっているが、このTadpoleというのは辞書で調べたら犬かきのことだった。KIANは、もちろん犬かきからはじめるしかない。キックボードを構えていざ出陣 買ってやったゴーグルを一日で無くしてしまって、これは二つ目 準備体操からはじまり、プールの縁をつかんでのバタ足、そして、ボードを使って先生に向かってバタ足などを経て、犬かき。そういえば子供の頃、そんなレッスンを受けたことがある。ただ違うのは、子供達が皆、長袖のスイミングシャツを身につけ、さらにゴーグルをつけていることだ。確かにフィリピンの日射しは強すぎるし、目を感染症から守るためには必要なことだろう。それから、父兄がレッスンの間中、見守っていることだ。立派に泳いでいるKIANはいかにもうれしそうだ 先生に抱きかかえられたKIANはいかにも気合が入っている。 水泳のレッスンを見守る父兄たち […]