先日、内藤さんという女性が事務所を訪問された。ご本人は近い将来、フィリピンの退職ビザを取得して、子育てをフィリピンで行うことを計画しているのだが、それよりもオンライン学習塾を立ち上げるので、その辺のアドバイスを、ということだった。 話を聞いてみると、確かに海外で子育てしているお母さん方には耳寄りの話という気がした。海外でどんなに良いインターナショナル・スクールやローカル校に通ったとしても、日本の学習指導要領との違いにより、いざ日本に帰ってきて再び日本の学校に通ったとすると、その学力のギャップに戸惑うことが多い。必ずしも学力が劣るということではないが、要は違いなのだ。もちろん、英語力は格段のプラスのギャップが付くだろうが、他の教科では海外では習わないことが多いという。特に国語となると致命的だ。 そこで、そのギャップを埋めるために、カリスマと呼ばれる講師陣の指導をもとにした教材でオンライン学習をするのだが、教材はアニメになっていて、子供達が喜んで学習に励むようにプログラムされている。さらに、個々の子供の学習の程度により、カリキュラムが選択されるというシステムもあって家庭教師的な要素もあるそうだ。 しかもオンラインだからどこの国で学んでいようが、どんな時間帯であろうが、子供の都合で学習できるというまさにいいこと尽くめだ。費用も月々8800円と容易にまかなえる範囲だ。 詳細は「170517_オンライン学習塾」をクリック。 私ができることは、このようにブログで情報を発信することぐらいなので、内藤さんには、日本人会、マニラ新聞などを訪問して紹介するよう薦めた。日本人会ではちらしを置いてもらうようなことはできないと、断られたけども、担当の日本人がチラシを欲しがったとのこと。きっとお子さんをマニラで学校に通わせているのだろう。 塾長である内藤さんは、大変気さくで、キャリアウーマン、頼りになりそうな姉御肌で、自らを有言実行の人と称していた。