10月25日、ついにクッキーも一歳の誕生日を迎えた。6年前のキアンの誕生会とは雲泥の差はあるものの(ブログ参照)、何もないのでは可哀想と、息子夫婦を招いて内輪だけのささやかな誕生パーティを開催した。「KIANの誕生会 2011年4月2日 KIANの誕生会 パート2 2011年5月14日」 第一子、しかも男の子(キアン)と比べて、第二子の女の子なるとやはり両親の扱いも大分違うようだ。 カーネル一家(右)と息子夫婦(左、2ヶ月の赤ちゃんは不参加) 料理はパパ・カーネル特製のパンシットにチキンのから揚げと質素なものだが、ケーキは特製だそうだ こんな時に愚痴をこぼしても仕方が無いが、昨今の退職ビザ発行の極端な遅れから申請者数が激減した上、主要な収入源であるPRAのマーケッター・フィーの支払いに4ヶ月以上かかるというていたらくに、我々マーケッターは瀕死の状況にある。そんなわけで、情けないことにクッキーの誕生会にかける原資が捻出できないのだ。 ちなみにクッキーの体重は丁度10kg、キアンは13.5kgだったが、写真を見返してみると大分重量感に違いがある 左の子はママ・ジェーンの長兄の長女、要は最年長の姪っ子で、現在マニラで働いている当家の居候だ それでも、ママ・ジェーンの予定あるいは希望、強いては願いはやまず、近いうちにパパ・カーネルの昇進祝いとクッキーの一歳の誕生パーティ、さらに洗礼式(Baptismal)を兼ねて、盛大なパーティを催すそうだ。予算はとたずねると30万ペソだという。これは中堅サラリーマンの年収にあたるが、一体原資はどうするのかという問いに、バハラナ(なるようになる)という答えが返ってくる。全く収入の当てがなくても、使う計画だけは先行するのが、フィリピーナだ。金が入ったら即、計画を実行し、金がなければ、やらないだけで、ノー・プロブレムなのだが、そこに預金をするという発想のつけいる隙はない。 キアンの赤ちゃんのころと瓜二つのクッキー、キアンも比べてみるとたくましいボーイになっている さらに、来年、パパ・カーネルが研修で一ヶ月間、日本への出張話が持ち上がった。そこで、一家で一週間ほど日本旅行に行こう/行きたいという話まで持ち上がってきた。ガイドとして私も同行するようにとのリクエストまである。そうなると、大人二人、子供二人で、航空券、宿泊、食事、観光、交通費など、安く見積もっても30万円ほどの費用はかたいだろう。この原資をどうしたらいいのか、当てもないままに話だけが一人歩きし始めている。このための準備かどうか知らないが、前回名古屋に行ったおり、ママ・ジェーンは自分とキアンの日本行きビザをマルチで取っておいたというから、驚きだ。 細長い一本のロウソクの火を灯しても何をしていいのかまだわからないクッキー、それでもなんとなくはしゃいでいた