Daily Archives: October 15, 2017


ブコ・ジュースといえば、未熟のココナッツの実のなかの液体であり、まるで天然のスポーツドリンクだ。しかも純天然でほのかな甘みはあるもののシュガー・フリーの優れもので、のどが渇いた時の水分補給に最適だ。最近、昼食時に3個分ぐらい飲んでいたが、その後、血糖値を計ってみると200を越えている。原因はブコジュースとは限らないのだが、少し、控えめにすることにした。一個、30ペソで、飲み物としては必ずしも安くはないが南国ならではの健康飲料だ。ちなみにインターネットで検索してみるとセレブの飲み物だそうで、美容やダイエットに良いとある。これを日本で飲むとしたら輸送費だけでも大変なものになるから、確かにセレブでもなければ飲めないだろう。 ブコ・ジュースはココナッツを殻のまま運んできて、注文があるとその場で割って、中の液をビニール袋に入れてくれる。さらに殻の内側にはうっすらと実が付き始めていて、ゼラチンのようなとろみがあって、これがまたおいしい。ビコールの農場には捨てるほどなっているので、水代わりに飲んでいるほどだ。ちなみにココナッツは果物としては、フィリピン最大の農産物で東の横綱、西の横綱がバナナ、大関としては、パイナップル、パパイヤ、マンゴあたりだろうか。 我が家のコンドミニアムの前の道路でブコ・ジュースを売っているクヤ・ブコ(ブコ兄さん)。マニラでは最近この手の屋台を見かけることが多いが、フィリピンの中間層の健康志向のあらわれだろうか 殻を割って液を出した後、殻についているゼリー状の実をすくって入れてくれる、これがなんともいえない舌触りで美味だ 農場には十数年前に100本ほどのココナッツの苗を植え、今では、次から次へと実り一年中収穫ができる。まさに無肥料、無農薬の完全食品だ クヤ・ブコの店の隣にはバナナやさんがいつも店を出していて、一房、100ペソ程度で無農薬の完熟バナナが手に入る。売り子に産地を聞くとダバオだと言う。ダバオのあるミンダナオ島では米資本のDoleなどが輸出用のバナナを栽培しているが、輸出用=高品質というイメージからついたとっさの嘘だろう。当方にとって見れば、輸出用=農薬まみれ、で、とても口に入れる気にはなれない。ジェーンの話では、バタンガスあたりから来た代物で、こんなちゃちなバナナでは輸出できないが、これこそが本当のバナナだと言う。 無農薬完熟バナナが一房100ペソ程度だ 最近ちょっと凝っているのが、ピリナッツだ。これはビコール地方のピリ市が由来とされ、ビコール地方の特産品だ。インターネットで調べてみると、これがピーナッツ以上の奇跡のナッツらしい。マニラではなかなか手に入らないので、ビコールの農場に行った時は大量に仕入れてくるのだが、すぐになくなってしまう。それを例の日韓食材店・テッペンで発見したのだ。通常は殻から出して、キャラメルをかぶせたり、にんにくで炒ったり、あるいは単に炒ったりして売っている。しかし、テッペンで見つけたのはまだ殻に入ってままで、まさに天然のままだ。これが返って高価で、一袋280ペソもする。中身を出したら、片手でもてるくらいで、100ペソもしないはずだ。しかし、このナッツを殻から出すのが大変で特殊な道具を使って殻を割るのだが、外からつぶそうとしても、ペンチで挟んだぐらいではつぶれない。殻から出すのに一苦労で、そう簡単に食べきれないから、健康的なのかもしれない。 しゃれた袋にいれて珍しさを全面に出したパッケージで、一個一個にメッセージが印刷されている 昔、クエートに家族で駐在していたとき、季節が良くなると砂漠に三稜石を拾いに行った。その石が、まさにピリナッツにそっくりな形で、長年の間、風で3面が削られて、こんな形になる自然の奇跡と言われていた 胡桃が硬いというが、胡桃なんて比較にならない頑丈な殻だ 殻にのこぎりで刻みをいれて、そこに鉄のへらをいれて、ぐいと殻を中から開くというすご技だ ビコール地方の名物ということで、農場に50本ほどピリの苗を植えたが、台風が来るたびにやられて、なかなか収穫というほどまでにはいたらない このほか、日本でも売られているアボカドが奇跡のフルーツとされている。果物としては珍しく、脂肪分が豊富で、しかもこの脂肪分は不飽和脂肪酸で、コレステロールや血糖値をあげる心配はない。しかも、植物繊維やビタミンEやCも豊富で、ギネスに「最も栄養価の高い果物」として認定されているそうだ。美容、ダイエットさらには老化防止にも効果的で、健康志向に最適な果物だ。農場でも良く実るので、ピリナッツはあきらめて、アボカドを大量に栽培して、日常的に収穫できる様にしようと考えている。また、アボカドは動物には猛毒なので、鳥に食べられてしまうという心配もないので、農薬無用のまさに奇跡的な果物なのだ。アボカドの季節が来ると、やはり路上の屋台で売っているので、毎日のように買い求めて、家中で食している。 農場から送られてきたアボカド、小粒だが大変美味だ。かなりの大木に育った、たった一本のアボカドの木が数年前、台風でたおされてしまい、幼木を植えなおして、最近、ようやく収穫ができるようになった

奇跡の天然食品、ブコジュースとピリナッツそしてアボカド 2017年10月15日


2017年10月25日は、いよいよクッキーの一回目の誕生日だ。キアンは一歳になるまでに11回も登場したのに比べて、今年に入ってからは先日のソレイアだけでは、いかにもさびしいので、今回、一歳までの写真をまとめ掲載することにした。また、近々、一歳の誕生日を挙行することになると思うのだが、ママ・ジェーンはワラン・ペラと連れない返事をしている。キアンの誕生日会はあまりにも大げさで、1万や2万ペソもあれば、内輪の質素な誕生日は可能であろうし、万聖節で田舎に帰った折に、農場の子豚をレチョンにでもして振舞えば、立派な誕生会を開けると思うのだが、見栄っ張りのジェーンには質素という言葉が我慢できないらしい。なにしろ、一歳の誕生日はバプティスマル(洗礼式)とともに人間社会に出る一歩で、18歳のデブー(デビュー、成人式)、そして結婚式と、人生の3大イベントであるのだ。 KIANの誕生会 2011年4月2日 KIANの誕生会 パート2 2011年5月14日 生まれたばかりの赤ん坊は食って寝て糞小便をたれるだけでどうしようもない存在だが、その世話をすることが両親の喜びだ。それでも半年くらい経つと人間らしい仕草をはじめ、さらにヤヤとママ以外の人間も認識するようになり、かわいらしさが出てくる。最近では私が部屋をのぞくとうれしそうににこっとして、出て行く時は手を振ってくれるようになり、時にはダダを叫ぶときもあるようだ。 まだお座りも出来ないが、可愛らしさの出てきたクッキー、月齢4ヶ月  ホリーウイークの農場ではまだまだ赤ちゃんだった、月齢5.5ヶ月ママに抱かれて、おもちゃをかじる様子は、これまた赤ちゃんの域を出ない、月齢7.5ヶ月 お座りも出来るようになってクヤ・キアンと戯れることが多くなったが、キアンをたたくことがあって、キアンは Very Bad Girlと称する、月齢9ヶ月 口をとんがらせる仕草など、色々な表情を見せはじめたクッキー 女の子らしい衣装を着せてもらってポーズをとるクッキー クッキーがお化粧にチャレンジ、ただし、カメラの画像編集機能を使った加工だ ちょっと鼻水が出ているが子供っぽくなっている ほとんど泣くことはないクッキーだが、なにが気に食わないのかのどちんこまで見せて大声でないている、月齢10ヶ月 […]

もうすぐ一歳の誕生日を迎えるクッキー 2017年10月15日



約2年ぶりにボニファシオのキザニアをキアンのお供をして訪問した。この日は月曜でたまたま学校が休みなので、どこかに連れて行ってほしいというキアンのたっての願いで、ボニファシオのマインドミュージアムに行ったのだが、月曜は休館日で閉館。しかたがないのでキザニアに行ったのだが、それが正解だった。前回は、幼稚園の遠足でつきそったのだが、新規開館直後だったので、平日とはいえ、幼稚園や小学校の団体客で大混雑、一時間待ちの行列が当たり前で、楽しむどころの話ではなかった。5歳だったキアンも7歳になって、キザニアの社会生活体験実習にいたく興味を示し、かつ待ち無しなので、おおいに満喫できて、10時から午後4時の閉館まで、一日が瞬く間に過ぎてしまった。味をしめたキアンの願いで、それからしばらく、毎週、キザニアに通うはめになってしまった。 キザニア(KIDZANIA)訪問 2015年10月4日 この日、真っ先にチャレンジしたのが、前回、一時間待ちで涙の呑んだ消防訓練だ。 消防訓練は人気なので、順番待ちがあるが、一番で待っている間も、瞬く間に周囲の子供達と友達になってしまった 消防とはなんぞや、何が大事なのか抗議をうける。左に立っている子は智恵遅れの子供のようだが、係の人たちは親切に対応している 講習を終えていざ消防車に乗って出陣だ 放水はキアンにとっては単なる水遊び、得意とするところだ 赤いランプで燃え盛るビルに放水する 小さな街を走る消防車、救急車もある   次はアイスクリーム工場での体験学習、キアンの狙いはアイスクリームの試食だ。 記念撮影にポーズは欠かさない 説明を真面目な顔をして聞き入るキアン これが楽しみだったキアン   […]

久しぶりにキザニア訪問 2017年10月15日