ココのパンシット・カントンへのこだわり 2025年3月17日   Recently updated !


ココのパンシット・カントン(フィリピン風焼きそば)へのこだわりは留まることを知らず、どこへ食べに行ってもパンシット・カントンを注文しないと収まらない。しかし、必ずしもパンシット・カントンだけにこだわっているわけでもなく、日本の焼きそばや、ラーメン、お蕎麦も大好きだ。要は、麺でありさえすればいいのだ。

大きな口を開けて、上から麺を垂らすのココの得意のポーズだ。
ソレイアホテルの高級和食レストランでもこのポーズはくずさない。

従来、行きつけの日本食材店で、カップ・ヌードルやインスタン・トラーメンを買ってきて、家で料理して食べさせていた。しかし、一日三食カップ・ヌードルでは体に良いはずがないのだが、ただ、5歳になった今でも、ココの主食はミルクなので、必要な栄養素は、それで賄えるものと思っていた。しかし、カップ・ヌードルは100ペソ前後と案外コストがかかる。それで、若干手はかかるがインスタントラーメン、5個入り、300ペソ程度を毎週買ってやっていた。味噌、醤油、豚骨と毎回、替えているが、どれもおいしいと喜んで食べていた。

マルちゃん正麺、日清の札幌ラーメンがココのお好みだ。

そこで、ママ・ジェーンの横やりが入った。麺をゆでて、粉末で味付けただけのラーメンだけを食べていたのでは、5歳になって成長期を迎えたココにとってよろしくない。調理したパンシットカントンを与えるべきだ、だから、毎日、私がキアンを迎えに行くとき、レストランからテイクアウトして来い、という命令が下った。費用は、もちろん、私持だが、それは言わずもがなだ。パンシット・カントンには野菜もたっぷりで、例えココがよけて食べてもスープに野菜のエキスがしみ込んでいるので、良いというが、もっともではある。

山盛りのパンシット・カントンだが、横からママジェーンのお相伴もあって完食する。

家でヤヤに調理させればいいと思うし、毎日テイクアウトとは、はてなとは思うのだが、大した手間でもコストでもないので、良しとした。おまけに、最近ココが好んで食べ始めた、Krispy Kremeのドーナッツ、6個入りも買ってこいとのこと、こうなったらやけくそで、ココの笑顔が見れると思うので、これも良しとした。その代わり、オモチャのお土産は無しとした。

Krispy Kremeのトッピングのないドーナッツの原型が人気だ。
サボリのパンシットカントンは、入れ物がユニークだ。

早速、パンシット・カントンをテイクアウトできる店を探してい見ると、キアンの通うドンボスコスクールの目の前にあるウオルター・マートに、Kuya J、Max’s、Savoryの3軒のフィリピン・レストランがある。ピアノ教室のある近くのマカティ・スクエアには、Emer’s、Aida’sという老舗フィリピン・レストランがある。

Kuya Jとは、(J)兄貴という意味だが有名なイケメン男優が所有するチェーンレストランだ。
老舗、Max’sは全国展開をしているフィリピン料理の代表選手だ。
サボりも全国展開している有名チェーンレストランだ。ココはやけにウエイターが多い。

パンシット・カントンといえば、フィリピン料理店の看板メニューないし売れ筋で、私もかつて、フィリピン料理といえば、かならずこれを注文した。したがって、ココを連れて外食する時は、日本食レストランといえども、必ず、麺料理があるかどうかが決め手になる。

ヘラルドスイートホテルのはつはな亭は、現在私が最も通う店だが、注文するのはいつも刺身セット、半ソバがついているので、ココに分けてやる。
ココのアイスクリームは無いはずだが、おまけでついてくる。

私が大好きな、はつはな亭では、ランチセットを注文すると半ソバがついてきて、ホットかコールドか選ぶことが出来る。ホットを注文すると小ぶりの狸ソバが出てくるので、私とキアンの分を分けてやると、ココの分は注文する必要がない。しかし、デザートのアイスクリームは、馴染み客ということで、ココの分をおまけに出してくれるので、ココとしては十分で、当方の懐も助かる。

近所のとんかつ屋では、チャーシューラーメンが定番で、最近は完食する。キアンはトンカツ定食と餃子が定番だ。
ヤヤが療養中で、手伝いに田舎からやってきたヤナのお好みは「カレーうどん」というなんとも言えない和食通だ。ビコールの農場で、パンデミック中、息子一家と同居していたころ、息子が作ってくれたそうだ。

近所のとんかつ屋さんでは、必ず、チャーシューラーメンを注文する。かつてはクッキーとで分けていたが、最近、8歳になってようやくミルクを哺乳瓶で飲むことを止めたクッキーが大食いになってきて、とんかつセット一人前を注文する。したがって、ココには、一人前のラーメンを注文するようになったが、これをうまいうまいと平らげる。

幼稚園のお弁当にライスを持たされて、いやいや食べているココ。
ピザも食するようになったようだ。

さて、パンシット・カントンのテイクアウトは、すべてのレストランを試した結果、マカティ・スクエアのAida’sに軍配が上がった。値段は中位の300ペソだが、量と味の点で総合一位となった。Max’s、Kuya J、Savoryの有名チェーン店もいいのだが、有名なだけに割高だ。

マカティ・スクエアの地下の古びたレストランだがパンシットカントンを食べている限り安くて量が多い。
ここも、ちょっと入店を躊躇しそうだが、パンシット。カントンは、最安値の190ペソだ。

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