農場滞在、3日目、朝一番で、キャッサバの収穫を行った。キャッサバは、ニューギニアなどの山地では主食として食べられている、いもの一種だ。どんな場所でもできるが、いものは毒があり、すって粉にして水にさらさないと食べられない。粘り気があって甘い餅菓子の原料になる。
本島とカグラライ島の間は海峡になっていて、いつも波がなく、ウインドサーフィンにぴったりだと思う。300mほどの橋は確かに立派に出来上がっていた。途中、カグラライ島と次のバタン島の間は小島が散在して美しい景色を作っている。普段ここは船で通過するので、このような美しい景観をなしているとは想像しなかった。
MISIBISIリゾートに到着すると、予約がしていないからと、門前払いになってしまった。しかも一日滞在して食事つきで一人4000ペソだという。子供も入れて12人で行ったから、合計48000ペソという、巨額だ。バカにするにもはなはだしいと、2度と来るかと捨て台詞を残して帰った。帰り道、サントドミンゴのパラメーラリゾートで食事。ここでは12人で食べて合計1300ペソ。これがフィリピンの値段なのだ。
MISIBISIリゾートの実りなき往復で疲れてしまったのぶ子さんも夕方、涼しくなると、元気を取り戻し、近所に買いものに子供達を連れてでかけた。
最近、この辺のサリサリも充実してきて、新鮮な魚や肉それに野菜も買える。普段の生活には十分だ。
帰り道、KIANはキムにいつも抱かれて、手抜きならず脚抜きをする。サリサリでのぶ子さんが皆にアイスクリームをふるまう。帰り道、全員で記念撮影。
そのあと、庭で子供達のお遊びが始まった。手をつないで回ったり、リンボーダンスなどたわいもない遊びに普段大人数で遊んだことのないKIANは大喜びだ。しかしリンボウダンスなのに手の下をこぐってしまうKIAN。
やっとリンボーダンスが何かわかったようだが、今度はまたの下をくぐる。
マヨン火山を背景に遊びに興じる子供達は、絵になる。最後はママに馬乗りになってはしゃいでいた。