アラバンの高級コンドミニアム”OHANA” 2012年8月19日


   学校のあるBFホームズからちょっと足を延ばしてアラバン・タウン・センター付近まで行くとかなりのコンドミニアムがある。その一つ、OHANAというプロジェクトをのぞいてみた。これは建設業界大手のDMCIの子会社DMCI Homesが開発業者だ。不動産開発業界の大手、アヤラランド、メガワールド、フィルインベストと、SMDC(デパートチェーン、SMの子会社)などと共に肩を並べる存在になっているそうだ。DMCI Homesの詳細は http://www.dmcihomes.com/ 参照。賃貸売り物物件の詳細は http://www.sulit.com.ph/index.php/classifieds+directory/q/ohana+las+pinas+condo+for+rent 参照。

ここは、2010年に完成したそうで、ランドスケーピングも完成し、すばらしい景観を提供している。ユニットはすでに完売しているが20%は未入居で、転売ないし賃貸用となっているそうだ。ユニットは2LDK50平米が主体で、3~3.5百万ペソ、平米6万~7万ペソ程度。賃貸は2~3万ペソとのこと。モデルルームも未だにのこしてあり、内装の感じを把握することができる。

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実際の建物を見に行ってびっくりしたのが、その規模と景観の見事さだ。どこかのリゾート・ホテルとも見間違うほどで、このような見事なコンドミニアムはフィリピンではお目にかかったことがない。

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 マカティやボニファシオのプレセールの物件で平米10万~12万ペソ、完成新築物件なら10万~15万ペソ程度することを考えたら、その半値でこんな環境が買えるなんて、すばらしいと思う。SMDCの物件がショッピングモールと一体になった至便さが売りだとしたら、ここはリゾートのような環境が売りと言えるだろう。5階建ての低層でこの環境と値段はやはり掘り出し物といえる。しかし、今すぐ売り物があるわけではないので、担当に売り物が出たら連絡してもらうという方法によるとのこと。

ところでDMCIといえば、1990年代の建設ラッシュの急成長した、もと建設大臣のコンスージが起こした会社で、その息子さんの会長とは縁があって何度か面会したことがある。気さくで、どこかの現場監督と見間違うような、建設業界では伝説の人だ。

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クラブハウスやプールの作りもまさにリゾート風だ。ちなみにOHANAとはハワイ語で家族という意味だと博識の奥さんが教えてくれた。

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建物の内部の空間。中央の廊下部分が吹き抜けになっていて、なんとも心地の良い空間を作っている。

DMCIはこのほかにも、同様のプロジェクトをいくつか手がけているそうだが、さすが建設業界の雄だけあってセンスがよく、また安い。DMCIのプロジェクトはねらい目といった感じがした。

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 帰りはアラバンからスカイウエイに入ったが、スーカットのジャンクションまでは一車線で、支線といった構造だ。

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スーカットとビクータンのSMの脇には大型のコンドミニアムがSMDCによって建設中だ。

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件のご主人が念力で飛行機を呼び寄せようとしたが、今一タイミングが合わなかった。

家に戻ってみると、どうもKIANの様子がおかしい。いつもなら私を見るとすぐに手を出して抱っこをねだるのだが、シカとして私を無視している。ここのところ、毎日、朝から夕方まで出かけっぱなしで、お相手をしてもらえないので、すっかり、すねているらしい。夕食を一緒にとるあたりから回復し始めたが、決め手はショップ・ワイズ(近所のスーパーマーケット)でアイスクリームを買いに行くことでご機嫌を直してもらった。下の写真はKIANが保育園で作成した絵。手のひらと指で絵の具を紙に押して作ったもの。KIANももうすぐ2歳と5ヶ月だ。

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