ホリーウイーク開けの4月7日、KIANの1週遅れの誕生会を催した。今回は内輪だけのささやかな誕生会となったが、それでも大家族のジェーンの息子となると30名の出席者で沸いた。昨年は100以上の招待客で華々しく開催したものの、そうは毎年やってはいられないといったところだ。
料理はみんな手作りで、例の甘いスパゲッティにチキンのから揚げは欠かせない。予算は飲み物も入れて、5000ペソ、1万円程度だ。
KIANとしてはロウソクを吹き消すのが無常の喜びで、つけては消し、消しては付けの繰り返しだった。
すきっ腹を我慢して聴衆はKIANのロウソクの吹き消しを見つめ、そのたびに拍手のサービスだ。
食料は朝から大量に仕込んであるので問題ない。それにつけてもあの甘いスパゲッティが一番人気なのが解せない。
KIANもヌードルとからげには目がないから、ご満悦だ。食事が始まってもろうそく消しをやめない。
ちなみに皿代わりに使っているのが、ザルとバナナの葉、使い捨てでもごみにならないから極めて重宝だ。バナナの葉はその辺にいくらでもある。
最近農場に越してきたマミーのお姉さん、テラピア・ポンドの脇に家を作って住んでいる。彼らもKIANの仕草をながめて幸せそうだ。