今年の正月にKIANが農場にやって来たときはまだ9ヶ月でほとんど家の中にいた。今回は1歳と1ヶ月になっていたので、自ずと行動範囲も広がって、農場の動物などにいたく興味を示していた。まずはじめが、駐車場の片隅にあるサルの小屋だ。子供達が近づくとサルは歯をむき出して威嚇するが、私がKIAN を連れて近づくと平静そのもので、手足に触っても平気だ。どうも子供達はいつもサルを驚かしているらしい。
ジェーンの姪の年長組みはすでにハイスクールだ。いつも3人寄り添って楽しそうにおしゃべりしているが、なかなかおませな事を話しているらしい。 KIANの誕生会のチーズロールを巻くのに、息子が参加したところ、ビコール語なのでほとんど分からないが、時折、バージンとかボーイフレンドとか、女の子の名前が出てきたりして、話の内容を察することができたそうだ。13、14、15ともなってくれば自ずと興味はそっちへ向くのは万国共通だ。一方、年少組みが盛んにKIANをあやしている。写真をクリックして拡大して見ると分かるが、KIANが舌を出してアッカンベーをしている。
KIANは水浴びが大好きだ。石鹸を頭につけて洗っても、平気の平左でうれしそうな顔さえしている。
ママのジェーンが夕方、日がかげってからKIANを農場へ連れて行った。牛の子供や、テラピア、アヒルや鶏などとの初対面にいつもの好奇心を示していた。
この日は全員でタバコの町に出かけた。子供達が13人、親達も入れると総勢20人になるので、車とトライシクルに分乗して出かけざるをえいない。そこで、トライシクルと車の運転席に座ってご機嫌のKIANだ。
マヨン火山が雲の上から顔を出したので、KIANを外に連れ出して、記念撮影。とてもよい表情をしてくれた。その後、KIANは1歳を過ぎたので、ロラ (おばあさん)に髪を切ってもらうことになった(フィリピンでは1歳になるまで髪を切ってはいけないという迷信がある)。ところがはさみを向けられて KIANは恐怖のまなざしでロラを見つめ、決して髪を切らそうとしない。
総勢12名のいとこ達にい囲まれてうれしそうなKIAN。まるで王子様だ。
水遊びが大好きというので、組み立てプールを買ってやったがちょっと大きすぎた。また、転んでおぼれるといけないので、水の深さは、ほんの数センチにした。それでもKIANはとてもうれしそうにはしゃいでいた。来年は水を一杯にいれてエンジョイしているだろう。
1歳と3週間になるが、まだ歩けないKIANの秘密兵器が、この長めのタオルだ。これならKIANは最小限のサポートで歩行練習ができる。それにサポート役は腰を曲げる必要がないので腰が痛くならないで済む。KIANがアイスの周りをよたよたと歩き回ったり、KIANが近づいて触っても忠犬アイスは知らぬ顔を決め込んでいる。
翌日、マヨンの雲が晴れたので再びKIANを外に連れ出して、記念撮影を試みたが、KIANは具合が悪いと見えて機嫌が悪い。